中国Oppoは、同社の最新スマートフォン「Find X9」シリーズの発表イベントにおいて、ハイエンドタブレット「Oppo Pad 5」を正式に発表しました。
生産性向上を目的としたこのタブレットは、新世代のフラッグシップSoCや高精細な大画面ディスプレイを搭載し、学習やマルチタスク用途にも対応した構成となっています。
https://daily-gadget.net/2025/10/17/post-95608/

12.1インチの反射防止型3Kディスプレイ搭載
Oppo Pad 5は、12.1インチのLCDディスプレイを搭載し、解像度は3000×2120ピクセル、アスペクト比は7:5です。最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、540Hzのタッチサンプリングレートも備えています。
発色性能にも優れており、98% DCI-P3カバー率、10.7億色表示、ピーク輝度900ニト、そして色精度DeltaE≈0.7を実現しています。また、TÜV Rheinland認証を取得しており、視認性と目の保護にも配慮されています。
特にマット仕様モデルは、ナノエッチング加工により97%の外光反射をカットし、視認性を22%向上させているのが特徴です。
Dimensity 9400+と冷却機構で高性能を実現
SoCには、TSMCの3nmプロセスで製造されたMediaTek Dimensity 9400+を採用。GPUはArm Immortalis-G925 MC12で、AnTuTuベンチマークでは約305万点を記録しています。
パフォーマンス制御には独自の「Tidal Engine」を採用し、状況に応じて動作を最適化。冷却面では、従来比で39%拡大された放熱エリアを持つ「Tiangong冷却システム」が搭載されています。
最大16GBのLPDDR5X RAMと最大512GBのUFS 4.1ストレージを搭載し、Wi-Fi 7やUSB 3.2 Gen 1などの高速通信にも対応。ただし、microSDスロットは非搭載です。

10,420mAhバッテリーと多彩な学習・連携機能
バッテリーは大容量の10,420mAhで、67W SuperVOOC急速充電に対応。わずか10分の充電で最大10時間の動画再生が可能とされています。
OSはColorOS 16をベースに、マルチタスク性能を強化。最大5つのウィンドウを同時に開くことができ、学習ツールやデバイス間連携にも対応しています。ファイル共有やデバイス間のコピーペースト機能も備えています。
カメラは前後ともに8MPで、4K/30fps動画撮影に対応。電子手ブレ補正(EIS)による1080pの「Super Steady」撮影やタイムラプスモードも利用可能です。
中国で10月22日発売、日本発売は未定
Oppo Pad 5は、中国市場において2025年10月22日より発売開始予定です。カラーバリエーションは「ラッキーパープル」「ギャラクシーシルバー」「ディープスペースグレー」の3色展開となっています。
価格は以下の通りです(中国価格):
| モデル構成 | 通常版(税込) | マット版(税込) |
|---|---|---|
| 8GB+128GB | 2,599元(約¥56,000) | – |
| 8GB+256GB | 2,799元(約¥60,000) | 3,099元(約¥66,000) |
| 12GB+256GB | 3,099元(約¥66,000) | 3,399元(約¥72,000) |
| 16GB+512GB | 3,599元(約¥76,000) | – |
専用アクセサリーとして、スマートタッチキーボード(約¥15,000)、Oppo Pencil 2 Pro(約¥10,000)、スマートプロテクティブケース(約¥4,000)も販売されます。
なお、日本国内での発売については現時点では未定です。

ハイエンド中華タブレットの新たな選択肢に
Oppo Pad 5は、SoC・ディスプレイ・バッテリーといった基本性能を高次元でまとめた、ハイエンド志向の中華タブレットです。特に、反射防止処理を施したマット仕様ディスプレイや、TSMC製3nmチップの搭載など、競合モデルとの差別化が図られています。
学習用途やビジネス利用を想定したソフトウェアの工夫も見られ、価格帯を考慮すると、多用途に使える高性能タブレットとして注目に値します。特に大画面+軽量(5.99mm/577g)の組み合わせは、持ち運びを重視する層にも魅力的といえるでしょう。











