Vivoが新たなサポート体制を発表:「iQOO 15」の7年間のセキュリティパッチと最低5回のAndroidメジャーアップデート保証へ

先日、Vivo傘下のiQOOブランドより、新型フラッグシップ「iQOO 15」が正式に発表されました。

本機はSnapdragon 8 Gen 5を搭載しながら、7年のセキュリティアップデートと5回のメジャーAndroidアップデートが保証される、ソフトウェア長期サポートモデルです。

7年のアップデート保証はVivo初の長期対応

VivoはこれまでiQOOシリーズのソフトウェアサポートを最大4年にとどめていましたが、今回の「iQOO 15」では大きな方針転換が行われました。セキュリティアップデートは7年間、Androidのメジャーバージョンアップも5回保証されることが、海外メディアSmartPrixによって報じられています。

この方針はGoogleの「Pixel 10」シリーズ(7年サポート)に近い水準であり、中華系ブランドとしては異例の長期保証となっています。また、既存モデル「iQOO Neo 7」および「Neo 7 Pro」にも、最新の「Origin OS 6」アップデートが提供されることが明らかになっており、Vivoのサポート改善姿勢が見て取れます。

Snapdragon 8 Gen 5搭載で高コスパ

「iQOO 15」は、最新のQualcomm製SoC「Snapdragon 8 Gen 5」(正式名称:Snapdragon 8 Elite Gen 5)を採用。グラフィック性能やAI処理性能に優れたこのSoCは、現時点で最高峰のチップのひとつとされており、ゲーミングや写真・動画編集などの高負荷用途においても高いパフォーマンスが期待されます。

そのうえで、本体価格は€600(約95,000円前後)からとされており、同クラスの競合製品と比較しても価格性能比は非常に高い印象です。

その他の主なスペックは以下の通りです。

  • ディスプレイ:AMOLED、ピーク輝度6,000ニト

  • バッテリー容量:7,000mAh

ディスプレイの明るさやバッテリー容量も特筆すべき点で、屋外視認性の向上や長時間駆動といった日常使用での快適さにも配慮された設計です。

グローバル展開拡大の布石か?

Vivoはこれまで、iQOOブランドを中国やインドなど一部市場向けに展開してきましたが、今回のようなアップデート保証の充実は、欧州市場をはじめとしたグローバル市場への拡大を視野に入れている兆候とも見られています。

実際に、上位機種である「Vivo X300 Pro」は中国発売後すぐに欧州市場にも投入されており、今後のiQOOシリーズのグローバル展開にも期待が持たれます。

ソフト重視派にも選ばれる中華フラッグシップへ

これまでiQOOシリーズといえば“高性能×低価格”でパフォーマンス重視のユーザーに支持されてきましたが、今回の「iQOO 15」は長期アップデート対応によって、信頼性やソフトウェア面を重視する層にも訴求できる製品へと進化した印象です。

特に日本のような「長く使える端末」を重視するユーザーが多い市場においても、注目される要素が増えたといえるでしょう。今後の展開次第では、日本への正式展開にも期待がかかります。