Samsung「Galaxy Ring」でバッテリー膨張報告、利用者が救急搬送に

Samsungが今年発売したスマートリング「Galaxy Ring」に関して、バッテリーの不具合を訴えるユーザー報告が相次いでいます。なかにはバッテリーの膨張によって病院に搬送されるケースもあり、製品安全への懸念が高まっています。

膨張したバッテリーで病院に搬送

海外メディアZone of TechのDaniel氏は、自身のGalaxy Ringのバッテリーが膨張し、搭乗予定のフライトをキャンセルして病院に直行したと報告しています。

チタン製の外装により自力で外すことができず、医師の手を借りて安全に取り外す必要があったとのことです。万が一バッテリーに穴が開けば発火や爆発のリスクがあるため、医療機関での処置が不可欠だったとされています。

写真: Zone of Tech

バッテリー持続時間の短縮や膨張の声

Galaxy Ringは公式には「最大7日間のバッテリー持続」をうたっていますが、Redditなどのユーザーフォーラムでは「数か月の使用で数時間しか持たなくなった」との声が多数投稿されています。さらに一部ユーザーはDaniel氏と同様に、バッテリー膨張によってリングが使用不能になったと報告しています。

Samsungの対応は未発表

Samsungは現時点でGalaxy Ringのバッテリー不具合について公式コメントを出していません。Daniel氏の事例は稀であるものの、指輪型デバイスの特性上「緊急時に外せない」点は安全面で大きな課題といえます。専門家からは「統合型バッテリー製品は、膨張や変形があっても即時に外せる設計が望ましい」との指摘もあります。

指輪型デバイスに突きつけられる課題

Galaxy Ringのバッテリー問題は、スマートリングという新しい形態のデバイスにおける安全性設計の難しさを浮き彫りにしました。小型化と長時間駆動を両立させる一方で、ユーザーの安全をどう確保するかが今後の大きな課題となりそうです。Samsungからの正式な対応発表が待たれます。