
Blackview MEGA 12は、12.2インチの大画面と3:2比率による使いやすい構成で、ミドルハイクラスのMediaTek Dimensity 7200と最大16GBメモリ、5G対応モデムを組み合わせたAndroidタブレットです。
さらに一般的なタブレットでは珍しいIP69Kの防水防塵を掲げ、キーボードカバーやマウス、スタイラスなどを標準同梱して“買ってすぐ作業に入る”設計を狙っています。この辺はタフネス領域に強いBlackviewの魅力でしょうか。
動画視聴やブラウジングの快適さを意識した120Hz対応とWidevine L1も特徴ですが、バッテリー容量10,000mAhに対して動画再生時間の公称値が6.5時間とされている点は、画面サイズや駆動条件の影響を含めて運用面で意識しておきたいポイントです。
それでは見ていきましょう!
Blackview MEGA 12の基本スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | Blackview MEGA 12 |
| OS | Android 16ベース / DokeOS_P_5.0 |
| 画面サイズ | 12.2インチ |
| パネル種類 | 液晶(LCD) |
| 解像度 | 2,400×1,600 |
| アスペクト比 | 3:2 |
| 画素密度 | 236ppi |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| DRM | Widevine L1(Prime Video/NetflixでHD以上再生が可能と明示) |
| SoC | MediaTek Dimensity 7200 |
| メーカー公称AnTuTu | 964,076(AnTuTu Benchmark / V11基準) |
| メモリ | 12GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB |
| 外部ストレージ | microSD対応(最大2TB) |
| 通信(5G NR) | N1 / N3 / N5 / N7 / N8 / N20 / N28 / N38 / N40 / N41 / N77 / N78 |
| 通信(4G FDD LTE) | B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28A / B28B / B30 / B66 |
| 通信(4G TDD LTE) | B34 / B38 / B39 / B40 / B41 |
| 通信(3G) | B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 |
| SIM | セルラー通信対応(SIMスロットありと明記) |
| 位置情報 | GPS搭載 |
| バッテリー容量 | 10,000mAh |
| 有線充電 | 最大55W |
| 逆充電 | 5W |
| 充電の目安 | 15分充電で約2時間のWebブラウジング(メーカー説明) |
| 動画再生時間 | 約6.5時間(メーカー説明) |
| アウトカメラ | 5,000万画素 |
| インカメラ | 1,300万画素 |
| スピーカー | クアッドスピーカー(4基) |
| 防水防塵 | IP69K |
| 排水機能 | スピーカー振動で内部水分を排出する機能あり |
| 付属品 | 専用キーボードカバー / マウス / スタイラスペン(Pencil型)/ 有線イヤホン / 画面保護ガラス |
| PCモード | PCモード3.0(本体単体でウィンドウ表示のPCライク操作) |
| サイズ | 280.2×194.2×8.2mm |
| 重量 | 690g |
| 背面デザイン | Space Grey:フラットでツルツル / Flash Gold:背面レザー調+ツートン |
| 価格 | 未発表(執筆時点) |
| 端子 | USB Type-C搭載は55W有線充電対応から確実とされるが、詳細記載はなし |
Blackview MEGA 12のSoC・パフォーマンスについて
搭載SoCのDimensity 7200は、日常用途を快適に回す“ミドルハイ寄り”の位置づけを狙った構成です。メーカーはAnTuTu BenchmarkのV11基準で964,076点を公称していますが、同一SoCの一般的な目安として総合約72万点、GPU約15万点前後という見立ても併記されており、数字の扱いは「計測条件や個体差で揺れる」前提で読む必要があります。

いずれにせよ12.2インチの大画面で、ブラウジング、ドキュメント作成、動画視聴、SNSのような負荷が読める作業を並行する用途では余裕が出やすいクラスで、設定を調整すればゲーム用途も現実的、という性能帯に収まります。
このSoCに対してメモリが12GBスタートで最大16GBというのは、いわゆる「タブレットをタブレットで終わらせない」方向性が見えます。アプリの再読み込みを減らして作業をつなげやすくなり、PCモード3.0のような複数ウィンドウ前提のUIとも相性が良い設計です。

ストレージも256GB/512GBを用意し、さらにmicroSDで最大2TBまで拡張できるため、動画データやオフライン資料、ゲームデータを内部容量に依存せず運用できるのは強みになります。
Blackview MEGA 12のディスプレイについて
12.2インチ、2,400×1,600の液晶パネルに、3:2のアスペクト比を組み合わせている点は、生産性用途を意識したタブレットとして分かりやすい選択です。16:9や16:10に比べて縦方向の情報量が確保しやすく、Webページの一覧性、PDFの可読領域、表計算の行数確保といった面で効いてきます。236ppiはスマートフォンの高密度表示ほどではないものの、12.2インチという表示サイズでは“ドットが気になりにくい”精細さを狙った落としどころです。


最大120Hzのリフレッシュレート対応は、スクロールや画面遷移の視認性を上げ、体感の軽さに直結します。120Hzはバッテリー消費にも影響し得るため、運用次第で60Hz相当の省電力設定が用意されているかが使い勝手を左右しますが、その可変動作や切替条件はソース上で明記されていません。映像サービス側の要件としてはWidevine L1に対応し、Prime VideoやNetflixでHD以上再生が可能と明示され、Netflixロゴも確認されているとされます。

L1表記があってもサービス側の扱いで画質が制限される例がある中で、「主要サービスでの高画質再生が可能」という書き方は、動画視聴端末としての買い方を後押しする判断材料になりますね。
Blackview MEGA 12のインターフェースや通信について
セルラー対応を前提にSIMスロットを備え、5G NRはN1/N3/N5/N7/N8/N20/N28/N38/N40/N41/N77/N78に対応します。4G LTEもFDD/TDDともに広く、3G帯域まで列挙されているため、地域を跨いだ運用や、用途によっては業務端末としての持ち出しも想定したモデム構成と読み取れます。12.2インチのタブレットでGPSを搭載しているので、車載や現場での地図利用、ナビゲーション用途にも寄せられます。
端子構成の詳細はソースに記載がない一方で、最大55Wの有線充電に対応しているためUSB Type-Cポート搭載は確実とされています。ここは仕様表としては重要項目ですが、映像出力対応(DisplayPort Alt Modeなど)やUSB規格(2.0/3.x)までは断定できないため、記事としては「現状不明」と切り分けておくのが安全です。ストレージ拡張はmicroSDで最大2TBに対応し、ローカル保管前提の使い方に寄せやすい設計です。

バッテリーは10,000mAhと大容量で、55W充電により回復速度も狙っています。メーカー説明として「15分の充電で約2時間のWebブラウジングが可能」とされており、短時間の追い充電で実用時間を稼ぐ思想が見えます。

一方、動画再生時間は約6.5時間とされているため、画面サイズ、解像度、120Hz駆動などの条件が重なると消費電力は膨らみやすく、長時間の外出で動画中心に使うなら運用設計が必要になります。逆充電は5Wで、スマートフォンを満充電に寄せるというより、イヤホンなど小物の補助として考えるのが現実的です。

Blackview MEGA 12の筐体やオーディオについて
サイズは280.2×194.2×8.2mmで、12.2インチ級としては薄型寄りのプロファイルを狙っています。重量は690gで、10,000mAhのバッテリーと5Gモデム、さらにIP69Kの防水防塵構造を内包する前提を踏まえると、無理のないレンジに収めた印象です。

背面の質感はカラーで差を付けており、Space Greyはフラットで滑らかな仕上げ、Flash Goldは背面がレザー調でサイドフレームが異なる色調のツートン構成とされています。指紋の付き方やグリップ感は日常体験に直結するため、見た目だけでなく触感の差として選択理由になり得ます。

耐久性の最大の特徴はIP69Kです。一般的なIP68が“水没耐性”の文脈で語られるのに対し、IP69Kは高温水や高圧水流への耐性を含む規格で、タブレットとしてはかなり珍しい方向性です。浴室のように蒸気や水流が絡む環境での利用まで想定している点は、単なるスペックの飾りではなく、使い方の幅を変える要素になります。さらにスピーカー内部の水分をスピーカー振動で排出する機能が実装されており、防水等級を“運用できる形”に落とし込むための実装として筋が通っています。

オーディオはクアッドスピーカーで物理4基構成です。動画視聴やゲームの没入感を底上げしやすい一方で、画面回転に応じた自動LR切替などの位相・チューニング機能の対応可否は不明とされています。ここは体感差が出やすい部分なので、実機レビューが出た段階で評価が割れやすい論点になります。
Blackview MEGA 12のカメラと周辺機能について
アウトカメラは5,000万画素、インカメラは1,300万画素です。タブレットとしては高解像度ですが、センサーサイズが小さい前提が示されており、写真画質を追うための構成というより、書類の記録撮影、QRコード読み取り、ビデオ通話といった“用途の成立”を優先した仕様として整理するのが適切です。

OSはAndroid 16ベースのDokeOS_P_5.0で、PCモード3.0を搭載します。外部ディスプレイ接続を前提にせず、本体単体でウィンドウ表示のPCライク操作ができる点が特徴とされ、専用キーボードカバーとマウスが付属することも合わせると、購入直後から軽作業端末として立ち上げられる設計です。スタイラスもPencil型が付属し、保護ガラスや有線イヤホンまで含めた同梱内容は“周辺機器を買い足す前提を崩す”方向に振れています。

なお、アクセサリーを省いた本体単体モデルは存在しないとされているため、価格次第では「実質的にバンドル強制」として評価が分かれる可能性がありますが、現時点で価格は未発表です。
総評:Blackview MEGA 12が向くユーザー
MEGA 12は、12.2インチの3:2ディスプレイと120Hz、Widevine L1を軸に「作業と視聴」を両立させつつ、IP69Kという耐久性で利用シーンを広げた5Gタブレットです。
Dimensity 7200と12GB以上のメモリ、PCモード3.0、さらにキーボードカバーやマウスまで同梱する構成から、タブレットを“サブPC寄り”に使いたい層に狙いがはっきり出ています。一方で、端子の詳細仕様や映像出力可否などはソースに記載がなく断定できないため、周辺機器接続を重視する人は追加情報を待つのが安全です。
また、10,000mAhと55W充電は頼もしい反面、動画再生時間が約6.5時間という公称値も出ているため、外出先で動画中心に使う場合は使い方に合わせた電力管理が前提になります。
- キーボードとマウス込みで、購入後すぐに文書作成やマルチタスク運用を始めたい人
- 3:2の大画面で、ブラウジング、PDF、表計算など縦方向の作業領域を重視する人
- 防水防塵を“実際に使う”前提で、浴室や現場など水や粉塵が絡む環境でもタブレットを使いたい人
- NetflixやPrime VideoをHD以上で視聴できる端末として、大画面の動画環境も重視する人
詳しくはBlackview公式サイトのこちらのページで確認ができます。











