
OnePlus 15Rは、最新世代のQualcomm Snapdragon 8 Gen 5を軸に、7,400mAh(典型値)という特大バッテリーと最大165Hz駆動のAMOLEDを組み合わせた、「処理性能と電池持ちを最優先に設計した」高性能スマートフォンです。
6.83インチ級の大画面と大容量バッテリーを抱えながら、厚さ8.30mmに収めている一方で、USB Type-CがUSB 2.0止まりという割り切りもあり、用途がはっきり分かれるモデルと言えます。
OnePlus 15Rのスペック表
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | OnePlus 15R |
| OS | OxygenOS 16.0(Android 16ベース) |
| ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED(実寸17.35cm) |
| 解像度 | 2,800×1,272 |
| 画素密度 | 450ppi |
| アスペクト比 | 19.8:9 |
| リフレッシュレート | 可変 60/90/120/144/165Hz(最大165Hzは対応アプリに限定) |
| 輝度 | HBM 最大1,800nits |
| 色域/色深度 | DCI-P3 100% / 約10億7,000万色(10bit相当) |
| HDR | HDR10+ / HDR Vivid |
| カバーガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 5 Mobile Platform |
| CPU | Qualcomm Oryon CPU(最大3.8GHz) |
| GPU | Adreno(8シリーズ)1,225MHz |
| メモリ | 12GB LPDDR5X Ultra(8,533Mbps級の高速転送に対応する規格として言及) |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| バッテリー(典型値) | 7,400mAh(27.98Wh) |
| バッテリー(定格) | 7,250mAh(27.41Wh) |
| 有線充電 | 80W SUPERVOOC |
| SIM | デュアル nano-SIM |
| USB | USB Type-C(USB 2.0) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7(802.11be)、5GHz 160MHz、2×2 MIMO |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| 対応コーデック | LDAC / aptX HD / LHDC 5.0 |
| バイブレーション | X軸リニアモーター |
| 赤外線 | 赤外線ポート(IR)内蔵 |
| リアカメラ(メイン) | 50MP(Sony IMX906)、24mm相当、F1.8、OIS、6枚レンズ |
| リアカメラ(超広角) | 8MP、16mm相当、F2.2、112°、5枚レンズ |
| フロントカメラ | 32MP、25mm相当、F2.0、AF対応 |
| 動画(リア) | 4K 最大120fps、1080p 最大240fps、720p 最大480fps、EIS+OIS |
| 本体サイズ | 高さ163.41mm × 幅77.04mm × 厚さ8.30mm |
| 重量 | ソース差あり(例:Charcoal Black 214g / Mint Breeze 215g、別ソースでElectric Violet 213g・Charcoal Black 218g・Mint Breeze 219g) |
| カラー | Charcoal Black / Mint Breeze / Electric Violet |
| 価格(北米) | 256GBモデル 699ドル〜 |
| 同梱物 | 本体、USBデータケーブル、SIMイジェクトツール、クイックガイド、安全ガイド |
| SAR | 頭部 0.991W/kg、身体 1.289W/kg(最高値) |
| 備考(注記) | ストレージ実効容量はOS等で減少、カメラ性能はモードで変動、数値は試験環境下の理論値等の注記あり |
OnePlus 15RのSoC・パフォーマンスについて
Snapdragon 8 Gen 5を採用し、CPUは最大3.8GHz動作のQualcomm Oryon、GPUはAdreno(8シリーズ)で1,225MHz動作という構成です。前世代フラッグシップSoCと比べてもピーク性能が高く、条件次第ではOnePlus 13を上回る処理性能を発揮するとされており、ゲームや動画編集、AI処理のような“瞬間的に重い処理”で余裕を作りやすい設計です。


メモリは12GBのLPDDR5X Ultraで、規格として8,533Mbps級の高速転送に対応する旨が言及されているため、SoC側が吐き出すデータをメモリが受け止めきれず詰まる状況を起こしにくい方向性です。ストレージもUFS 4.1(256GB/512GB)で、アプリの起動や大型ゲームのロード、動画素材の読み書きなど、体感の“もたつき”を減らす要素が揃っています。
一方で、外部とのデータやり取りに関してはUSB Type-CがUSB 2.0(理論最大480Mbps)に留まるため、PCへの有線転送や外部ストレージへの書き出しを頻繁に行う人には分かりやすい制約になります。内部のUFS 4.1が数GB/s級の領域にあるのに対し、端末外への出口が細いので、使い方によっては性能の“体感ギャップ”が出やすいポイントです。
OnePlus 15Rのバッテリー・充電について
本機最大の特徴のひとつが、バッテリー容量の大きさです。典型値7,400mAh(27.98Wh)、定格7,250mAh(27.41Wh)と明記されており、一般的な5,000mAh級スマートフォンと比べると単純容量で約1.5倍に相当します。動画視聴や高負荷ゲームのような電力消費が大きい使い方でも、残量に追われる時間を減らしやすいのが素直なメリットです。

さらに80W SUPERVOOCの有線急速充電に対応しているため、大容量バッテリーを積んだ端末でありがちな「減りにくいけど満充電が遠い」というストレスを抑える狙いが見えます。実際の充電時間は環境や温度、制御次第で変動しますが、少なくとも仕様としては“容量を増やしたぶん、充電も現実的な速度で回す”方向に寄せています。
OnePlus 15Rのディスプレイについて
6.83インチのAMOLEDで、解像度2,800×1,272、450ppi、縦長の19.8:9という構成です。SNSのタイムラインやニュース閲覧では一度に表示できる情報量を増やしやすく、動画視聴でも大画面の恩恵が分かりやすいサイズです。輝度はHBMで最大1,800nitsとされ、屋外での視認性を数値面から担保する設計になっています。

可変リフレッシュレートは60/90/120/144/165Hzに対応し、最大165Hzは対応アプリに限定されるものの、対応ゲームであればスクロールや視点移動の残像感を抑え、入力から表示までの遅れを詰めやすいメリットがあります。一般的なハイエンドが120Hzを上限にすることが多い中で、165Hzを用意している点は、SoC性能と合わせてゲーミング寄りの思想が強い部分です。色表現もDCI-P3 100%と約10億7,000万色(10bit相当)に対応し、HDR10+とHDR Vividをサポートするため、対応コンテンツでは暗部のつぶれやハイライトの白飛びを抑えた階調表現が期待できます。

ガラスはCorning Gorilla Glass 7iを採用し、さらにSun display、ホワイトポイント低減、ゲーム向けアイコンフォート機能、色補正アルゴリズムといったソフトウェア処理も言及されています。ここは「単に明るく速い」だけでなく、長時間利用の視認性や負担軽減を併走させる設計です。
OnePlus 15Rのカメラ・動画性能について
リアは50MPメイン(Sony IMX906)と8MP超広角の2眼構成です。メインは24mm相当でF1.8、OIS対応、6枚構成レンズとされ、日常のスナップから夜景まで汎用性を確保する狙いが読み取れます。

超広角は16mm相当でF2.2、112度、5枚構成レンズという仕様で、風景や室内、被写体との距離が取れない場面を補完する役割です。フロントは32MPで25mm相当、F2.0、さらにAF対応とされており、自撮りやビデオ通話でもピントの安定性を重視した構成になっています。

動画はリアで4K最大120fps、1080p最大240fps、720p最大480fpsのスローモーションに対応し、EISとOISを組み合わせた手ブレ補正にも対応します。4Kで120fpsという仕様は、対応条件下で滑らかなスロー表現や動きの解析に向く一方、撮影モードによって解像度や画素数が変動する注記もあるため、運用時はモード選択の影響を前提に考えるのが現実的です。
OnePlus 15Rの通信・オーディオについて
5G NRはn1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n20/n25/n26/n28/n30/n38/n40/n41/n48/n66/n71/n75/n77/n78に対応し、対応バンドの広さが特徴です。LTEもFDD/TDDの多数バンドに対応し、LTEカテゴリとして下り最大1,600Mbps(Cat20)、上り最大150Mbps(Cat13)が明記されています。

Wi-FiはWi-Fi 7(802.11be)に対応し、5GHz 160MHz幅や2×2 MIMOを活用できるため、家庭内や対応ルーター環境では大容量通信や低遅延のメリットを得やすくなります。Bluetoothは6.0で、LDAC/aptX HD/LHDC 5.0など高音質コーデックも網羅されているので、ワイヤレスイヤホン運用でも音質面の選択肢が広い構成です。
OnePlus 15Rの筐体・インターフェースについて
本体サイズは163.41×77.04×8.30mmで、6.83インチ級の大画面と7,400mAhを内包する端末としては厚みを抑えた部類です。

重量はソース間で差異があり、例としてCharcoal Black 214g/Mint Breeze 215gとする記載がある一方で、Electric Violet 213g、Charcoal Black 218g、Mint Breeze 219gという別記載もあります。数グラム単位の差は仕上げや塗装工程の違いなどで起こり得る範囲で、少なくとも“210g台前半から後半”に収めている点は共通しています。
SIMはデュアルnano-SIMで、USB Type-Cイヤホン対応にも触れられていますが、前述の通りUSB規格は2.0のため、有線での大容量データ運搬を重視する人は注意が必要です。
総評:OnePlus 15Rが合うユーザー像
OnePlus 15Rは、Snapdragon 8 Gen 5とLPDDR5X/UFS 4.1による高い処理能力、7,400mAhという圧倒的な電池容量、最大165Hzの可変AMOLEDという組み合わせで、「重い作業を長時間回す」方向に強く振り切ったモデルです。いっぽうでUSB 2.0という割り切りがあるため、スマホを撮影機材として使い、PCへ頻繁に大容量素材を有線転送するような運用では弱点が露出します。北米価格が256GBで699ドルからとされ、同世代SoC搭載機として攻撃的な設定になっている点も含め、スペックの優先順位が明確な人ほど選びやすい1台です。
- 高負荷ゲームや動画視聴を、バッテリー残量を気にせず長時間続けたい人
- 120Hzを超える高リフレッシュレート対応アプリで、表示の滑らかさと操作遅延の少なさを重視する人
- 価格とピーク性能のバランスを重視しつつ、最新世代SoC搭載機を狙いたい人
- 一方で、USB有線での高速データ転送を日常的に行う人は、USB 2.0制約を許容できるか事前に整理したい人
詳しくはOnePlus公式サイト内こちらのページで確認が可能です。











