Macユーザーの中には、Parallels Desktopというソフトウェアを愛用している方が多いと思います。
ご存じ、MacOS上でWindowsなど他OSを動作させることのできる仮想化ソフトウェアです。
BootcampのようにPCの再起動が必要なく、MacOSを操作しながら、たとえば1つのウィンドウをWindows10にして、MacOSとの間でファイルのドラッグ&ドロップやコピー&ペーストにも対応するという便利ソフトです。
さて、このParallelsとGoogleが、非常にワクワクする提携を発表しました。
それが、今秋より「Chrome Enterprise で、フル機能の業務向け Windows アプリケーションが利用可能に」なるというものです。
共同発表には「Microsoft Office などフル機能の Windows アプリケーションを Chromebook Enterprise デバイスにシームレスに追加できます」と記載されています。
Chrome Enterpriseは、企業向けのChromeサービスで、OSのChromeOS、ブラウザのChrome、端末のChromebookをセットにしたGoogleのソリューションです。
その上で、Microsoft Officeをはじめとする業務用のWindowsソフトウェアが動作可能になるということです。
しかもそれはクラウドベースではなく、ネット接続がなくともローカルでネイティブに動作するとのことで、Parallelsの強みが発揮されています。
となると、次に一般向けChromebookでも同じように動くようになるのでは!?と期待してしまいますよね。
残念ながらEnterprise以外のChromebookでも同じく対応するかどうかは明言されていません。
ただ、これまでの流れを見てみても、この機能は一般向けChromebookでも対応する可能性は低くなさそうです。
もし対応すれば、Chromebookにとっては、また強力な追い風になりますね。
楽しみに待ちましょう!
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