出来は悪くないのに残念すぎるキーボード付きタブレット「Binai M11」【1万円台】

今回は、1万円台で購入できる、キーボードカバー付きの2-in-1 Androidタブレット「Binai M11」をご紹介。

出来は悪くないタブレットではあるのですが、いきなりですがコチラの製品、ほとんどの人にはオススメできません笑

なぜかといえば、日本語が使えないためです。

Androidの初期設定画面で言語を選択しますが、そこに日本語がありません。

日本語パックのインストールやツールも効かないので、やろうと思ったらROM焼きしかなく面倒です。そんな面倒なことしたくないですね。

もちろん、後述するようにAndroidやアプリは使えますし、日本語入力もできますので、気にならない方にとっては結構お買い得です。

「Binai M11」は、Banggoodのコチラのページで19,619円でセールされており2-in-1としては安いです。

キーボード付きの格安Android 2-in-1タブレットでしたら、数千円高くはなりますが、Chuwi HiPad XやAlldocube X Neoがオススメです。↓

Chuwi HiPad Xは、タブレット本体がこちらのリンクから20,179円に、キーボードカバーはこちらのリンクから5,130円、ペンはこちらのリンクから2,867円で売られています。

Alldocube X Neoは、こちらのページで、24,428円でフラッシュセール中です。

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格安タブレットを多数販売しているALLDOCUBEから、衝撃の高コスパ10インチAndroidタブレット「ALLDOCUBE X Neo」が...

外観・スペック

一応商品やスペックは見ておきます。

同梱物は、タブレット本体とキーボードカバー、USB充電器とUSBケーブル、SIMピンとマニュアルです。

SIMカードについては、nano SIMを各種サイズのSIMに変換するアダプタも付属しています。

スペックは下記の通り。

  • モデル名:Binai M11
  • CPU:SC9863A(Cortex A55)
  • GPU:IMG GE8322
  • OS:Android 10.0
  • RAM:6GB
  • ストレージ:64GB
  • ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
  • カメラ:リア13MP、フロント5MP
  • バッテリー容量:6,000mAh
  • 重量:559g
  • サイズ:243.6×162.4×7.8mm

1万円台にしては悪くないスペック。

そして背面は↓のように鉄の板のような見た目……あれ?

デイリーガジェットのヘビーな読者なら気づいたかもしれませんが、これ、何かに似ています。

そうです!↓でレビューしたTeclast P20HDとそっくりなんです。

下記の記事で書いたように、公園でもトイレの中でもひたすらGTA5をやるために衝動買いしたGPD WIN2がすっかりお気に入りで全てを投げ捨て...

そっくりといいますか、背面ロゴのプリント以外、外観やらポートの位置やら含めすべて同じです笑

スペックはBinai M11の方がRAMが多いくらいで、あとは同じ。

試しに本機に付属のキーボードカバーをP20HDに装着してみたらパーフェクトフィットでした笑

ちなみにP20HDは、こちらのページで13,300円ほどで売られています。本機との差額はキーボードカバーとRAMの2GB分ですね。

P20HDはアマゾンでも販売されていて、↓のように現在セール中で14,000円ほどで買えます。

充電はUSB Type-Cです。↓

上部には、イヤホンジャックとSIM/microSDスロット↓

キーボードカバーは悪くない

キーボードカバーは、背面が折れてスタンドになるタイプ。作りはけっこうしっかりしています。タッチパッドもついていて打鍵感も配列も○なので、つくづく残念。Teclast P20HD用のキーボードとして使います笑。

閉じるとこんな感じですね。↓

重量は、実測で約554gです。

キーボードカバーを入れると1.05kgです。ちょっと重いです。

キーボードカバー、配列はキレイな英語配列↓。タッチパッドも広めにとられています。

キーピッチは17mmなので、広さに問題はありません。しっかりした打鍵感があって、打ち心地も良いです。

ベンチマーク・アプリ

Geekbench 5のスコアは、シングルコアが155、マルチコアが790です。↓

言語設定について、「設定」から言語の追加をしようとしても、↓の選択肢に日本語は出てきません。

とはいえブラウジングやメールは特に困りません。

Google日本語入力を入れれば、キーボードからの日本語入力も問題なくできます。

困るのはアプリです。

英語なのは良いとしても、ロケールによってサーバの設定とか表示メニューとかが変えられていたりするので、普段使っているアプリと微妙に違うのがストレスになってきます。

気にならない方は気にならないと思いますし、英語の勉強のためにわざと言語設定を英語にしている方も少数ながらいるみたいなので、そういう方にとっては良いかもしれません。

ただ、そうだとしても、すごく安いわけでもありませんので、普通に日本語対応モデルを買うのが良いでしょう。

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コメント

  1. 名無し より:

    MoreLocale2というアプリで日本語化できるはずですよ