今なら2万円台!レノボの神Chromebook「IdeaPad Duet」レビュー【楽天もアマゾンもセール中】

レノボの2-in-1タイプChromebook「IdeaPad Duet」が神機であることは重々承知のうえであえて買っていなかったのですが(「はいはいどうせ神機でしょ知ってます」的な)、先日から同社が2万円台でセールし始めてから我慢ができなくなって即買いしました。

おなじみ着脱式キーボードカバーを備えた、SurfaceライクなChromebookです。↓

数日持ち歩いて使ってみて、想定通り神機でした。

というわけでレビューなのですが、そもそも4万円前後で販売されていた同機は、現在アマゾンでも楽天でも公式ストアで2万円台になっています。

まずアマゾンでは1月15日までの期間、通常税込39,800円のところ、↓のページで9,900円OFFクーポンが適用できるので今なら税込29,900円で購入できます。

また、楽天では、現在開催中のスーパーセールで、通常税込42,636円のところ、12/17 17:00まで↓のレノボ公式ストアで「クーポン獲得」を押すと9,899円OFFクーポンが適用でき、さらに3,408ポイントつくので実質税込29,329円になります。(ポイントはアカウントによって異なります)

なお、楽天で販売されているモデルは通常の128GBストレージですが、アマゾンのものはアマゾン専用モデルで64GBストレージになっているのでご注意ください。

テキスト打ちだったりブラウジングだったりといった用途のサブ機が欲しい方、これはもはや、とやかく考える前にとりあえず買っておいてくださいと言えるレベルです。

それでは、この神機をさっそく見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は、タブレット本体、背面スタンドカバー、タッチパッド付きキーボードカバー、充電アダプタ、USBケーブル、USB Type-C to 3.5mmジャック、マニュアル類です。

スペックは下記の通り。

  • OS:Chrome OS™
  • プロセッサー:MediaTek Helio P60T プロセッサー
  • RAM:4GB LPDDR4X
  • ストレージ:64GB/128GB eMMC
  • ディスプレイ:10.1型 WUXGA IPS液晶(1920×1200ドット)、10点マルチタッチ対応
  • インターフェース:USB 2.0 Type-C(DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)
  • カメラ: 前面:200万画素 FF、背面:800万画素 AF
  • バッテリー駆動時間:約10時間
  • 本体寸法:約 239.8×159.8×7.35mm
  • 質量(本体のみ):約 450g
  • 重量(ケース込):約920g

Helio P60Tは廉価帯のスマホやタブレットに搭載されるCPUですが、ChromeOSなので動作はサクサクです。

ほか4GB RAM、ストレージはアマゾンモデルが64GB、量販や楽天で買うと128GBです。

ディスプレイは10.1型とSurface GoやiPadと同サイズ、解像度は1920×1200と高精細です。もちろんマルチタッチ対応。

カメラは背面8MP、フロント2MP、バッテリー駆動時間は10hと全体に隙の無いスペック。

付属のUSB充電器は5V/2AのUSB標準出力です。小さく軽量ですが、マルチポート充電器などお持ちであれば無理にこれを使う必要はありません。普通にUSB Type-Cで充電しましょう。

本体にイヤホンジャックは付いていません。↓のUSB Type-Cから3.5mmジャックに変換するアダプタが付属します。

タブレット本体は想像以上に薄かったです。一般的なAndroidタブレットよりも一回り薄いくらい。そこに、↓右側に見える背面ケースを装着します。

背面ケースはマグネット式で、これが↓のようにスタンドにもなりますよ。布地なので手触りよく、とりあえず購入初日は小1時間ほど撫でていました。

これに、前面カバーを兼ねたキーボードを、こちらもマグネットでガチャッと装着して使います。(装着しなくてもタブレットとして使えます)

最大開角は↓の通り。かなり倒れます。

ポート類はMacBook並に削られています。↓に見えるUSB Type-Cポート1つしかありません。あとは、電源と音量ボタンのみ。

タブレット上部には、左右にスピーカー穴が空いていますよ。

タブレットは背面カバーをつけて678gです。カバーなしの裸の状態では450gなので、iPad Airくらいの軽さ。薄くて軽いんです。最高じゃないですかそんなの。

打鍵感は好みが分かれる

続いてキーボードの出来映えを見ておきましょう。

まず配列は日本語で、スペースキー左右に「かな」「英数」があるMac式。これで日本語入力・半角入力を一発で切り替えられるので、まあ控えめに言って神です。

Aキー左は検索キーですが、デフォルトで特殊キー変更設定からCtrlに割り当てられています。

そのため、タブを開いたり閉じたり、コピーしたりペーストしたりが、左下のCtrlまでわざわざ小指を伸ばさずに可能なのでエクセレントです。このあたりもMacBookの神キーボードに通じるものがあります。

キーピッチは18mm取られていて、10.1インチながら広さは取られています。

レノボ製ということでThinkPadの打鍵感を期待してしまいますが、そこはだいぶ違います。

ストロークはかなり浅めで、薄い板をペタペタ打っているような打鍵感。

タッチパッドも同様で、机の上に置いた紙の上を撫でているような操作感です。

この点は残念でしたが、「これはThinkPadではないのだ」と頭を切り替えて、柔らかタッチで入力すれば徐々に慣れてきます。

キーボードカバー、背面カバーすべて付けると936gです。Surface Go 2よりは重いですが、軽量な部類と言えるでしょう。

動きはサクサク快適。画面はやけにキレイ

軽量がウリのChromeOSなだけあって、動きはサクサクです。

あと、意外だったのがディスプレイ。発色が素晴らしく、精細で非常にキレイ。

動画視聴にももちろん使えますが、イヤホンジャックがないのでイヤホンを使おうと思ったら付属のアダプタを使うかBluetooth接続になります。

軽量なので、タブレットとして使っても便利。キーボードを外すとタブレットモードになり、使い勝手はほぼAndroidと同じになります。

キーボードを接続した状態では、タッチパッドとキーボード入力がメイン。

ブラウジングや動画視聴だけであれば、同じくらいのスペックでAndroidタブレットが1万円台で購入できますが、文字入力を行いたいのであれば本機の方が操作性やUI/UXの一体感はずっと上です。

Androidの2-in-1も増えてきていますが、タッチ操作前提のAndroidでは、どうしてもキーボードの「後付け感」が否めません。日本語入力やキー配列など、一癖二癖出てきてしまいます。

その点本機は、キーボード入力もOSの根っこの機能として一体化されている感が強く、WindowsやMacOS同様に違和感なくシームレスにキーボードによるOS操作ができます。

Androidアプリも使えてLinuxマシンとしても使える

ChromeOSなので、Google Playストアが入っていてAndroidアプリを利用できます。

マルチウィンドウで使えますし、文字入力はキーボードから行えて便利。

普段から使っているアプリをいくつか試してみましたが、いずれも違和感なくウィンドウ環境のいちアプリとして使えました。

また、ベータ版ではありますが、Linuxも使えます。

設定メニューからONにするだけで、↓のようにセットアップが開始されます。

Linuxに割り当てるストレージやユーザー名を設定すれば、インストールが開始されます。

完了すると、ChromeOS上に↓のようにLinuxアプリというグループが作られ、その中にターミナルが出現。

開くと↓のように、ChromeOSの一つのウィンドウの中でLinuxのターミナルが稼働します。

これは非常に便利で、特にLinux環境が欲しくなるウェブ開発ではかゆいところに手が届きます。

↓のようにemacsだってもちろん動きます。しかも日本語入力も「かな」「英数」キーもそのまま動くという快適仕様。

ChromeOSの設定画面から、↓のように共有フォルダ管理や割当ディスク容量の変更もできます。

ハードとOSの一体感

ChromeOSはシンプルで、基本的にはフル機能のGoogle Chromeをサクサク動かすOSです。

起動も復帰も一瞬で、使いたいときにパッと開いてすぐに使い始められる敷居の低さがあります。

ファイルはクラウドとローカルそれぞれの管理が、違いを意識することなくシームレスに行えるようになっています。

加えて、昨今はLinuxやAndroidのソフトウェアも稼働させられて、(処理速度の問題はありますが)↓のようにWindowsアプリが動く環境も着々と整ってきています。

キタコレ!!! MacOSやLinux上でWindowsアプリケーションを動かせる「CrossOver」をリリースしているCODE W...

これにより、ブラウジングやドキュメント作成だけでなく、開発にも使えるようになってきました。

ブラウジングや動画視聴だけであれば、安価なAndroidタブレットの方が安いでしょう。ただ、文字入力もしたいのであれば、本機を含めたChromebookはかなり魅力的な選択肢になってきます。手軽にLinux環境を持ち運びたい場合も同様です。

というわけで、レノボのChromebook Ideapad Duetは多くの方にとって素晴らしい相棒、サブ機として活躍してくれることでしょう。

2万円台で購入できるこのチャンスに、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

アマゾンでは1月15日までの期間、通常税込39,800円のところ、↓のページで9,900円OFFクーポンが適用できるので今なら税込29,900円で購入できます。

楽天では、現在開催中のスーパーセールで、通常税込42,636円のところ、12/17 17:00まで↓のレノボ公式ストアで「クーポン獲得」を押すと9,899円OFFクーポンが適用でき、さらに3,408ポイントつくので実質税込29,329円になります。(ポイントはアカウントによって異なります)

なお、楽天で販売されているモデルは通常の128GBストレージですが、アマゾンのものはアマゾン専用モデルで64GBストレージになっているのでご注意ください。

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