OPPO Find Nけっこう頑丈!?曲げたり燃やしたりするテスト動画

折りたたみスマホといえば気になるのは価格と耐久性です。

私もGalaxy Z Fold3 5Gを使っていますが、ギャグ的価格も相まって、折りたたみというギミックを搭載しつつ、どのくらいの耐久性があるのかは日頃気にしています。

さて、Z Fold3はローンチしてから時間も経っていますので、それなりに情報は蓄積がありますが、一方で気になるのは出てまだ日が浅いOPPOのFind Nです。

日本では発売されていませんが、約7,700元、日本円で13万5千円ほどというかなりの安さで注目されています。

そんなFind Nを、曲げたり燃やしたりナイフで傷つけたりして、捨て身の耐久性テストを行っているのが、↓のJerryRigEverythingです。非常に有名なチャンネルなので、ご存じの方も多いと思います。

The Oppo Find N – Can the Newcomer Survive?

↓のように、開封したばかりのピカピカのFind Nの画面をライターで燃やしたりと、心臓に悪そうなテストをためらいなく行っています。(画像出典:JerryRigEverything。以下同)

結果はどのようなものだったのか?順を追って見ていきましょう。

まずは、開封したばかりのOPPO Find N。Z Fold3よりも一般的なスマホのアスペクト比に近くなっています。サイズは5.49インチ。かなり使いやすそう。

画面を開くとこんな感じ。正方形に近い形状ですね。Z Fold3と異なり、両面にパンチホールカメラがついています。(Z Fold3は内側ディスプレイは画面下)

まずはスクラッチ試験です。外側ディスプレイ、内側ディスプレイそれぞれ、レベルが書かれたラベルの下を、それぞれの強さで傷つけていきます。

すると、外側ディスプレイはレベル6で、開いた状態の内側ディスプレイは2でキズがつきました。

レベルが上がるほど強くなっていきますので、外側ディスプレイの方が耐久性が高くなっています。いつもむき出しですからね。

外側ディスプレイは、こんな器具を使わずとも、爪で引っ掻いただけでキズが付いてしまいました。

ちなみに外装はかなり丈夫です。↓のようにカッターで引っ掻いても、あまり目立ったキズはつきません。

カメラ部も、特にレンズの部分はかなりの頑丈さ。

続いて画面を燃やします。

↓のようにライターで同じ箇所をあぶり続けます。すると、内側の広い画面の方は、30秒あぶり続けても耐えました。さすがに変色していますが、普通に使えていて驚きます。

外側ディスプレイはこれよりも少し弱く、20秒で表示不可領域が出てきました。超薄型ガラス12層で構成される内側ディスプレイの方が熱には強いようです。

続いては砂です。これ、実際のスマホ利用では、画面が傷つく理由1位なんじゃないかと思います。砂場に落としたりしなくても、ポケットやバッグの中の小さな砂やホコリでスマホの画面は傷ついていきます。

今回のテストでは、閉じたあと外側ヒンジ部にご丁寧に砂をすり込むという念の入れよう。それで、何度も画面を激しく開閉しています。

結果、画面にキズはつくものの、ヒンジの故障や折れなどはありませんでした。

この点、ヒンジ部の弱さが課題だった初代Foldと比べれば、かなりの進歩です。

最後は折れ耐久です。↓のように、メリメリいうほどに画面を逆側に折り曲げています。

「折れる!折れる!」って思いましたが、折れませんでした。

そして、その後普通に画面がつき、折りたたみ機構も無事。

以上、テストを見てみて、意外に頑丈だな、という印象を持ちました。

もちろん一般的なスレート型の端末よりは弱点の多い構造だとは思いますが、少なくとも使っていてすぐに壊れるといった心配はなさそうです。

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