面白いクラウドファンディングが開始します。(追記:プロジェクト開始しました!こちらです)
それが↓のMSX0 Stack。興奮をおさえきれない外観です。
「MSX0 Stack」は、M5Stackというマイコンをベースとしたスケルトンブルーの小型コンピューター。MSXエミュレーターのほか、MSX-BASIC、同コンパイラ、MSX-C、同ライブラリ、MSX-DOS、いくつかのゲームがパッケージになったものです。センサや通信モジュールもオプションで追加可能。(Groveセンサーキットはデフォルトで同梱)
つまり過去のMSXソフトウェアが動いたりMSX環境でのプログラミングができるだけでなく、IoT時代に合わせてセンサ類や通信モジュールと連携した開発も簡単にできる優れものです。
こちら、プロジェクトの主催は特定非営利活動法人IoTメディアラボラトリーで、理事長はなんとあの西和彦氏です!
そしてこのMSX0 Stackも、同氏がTwitterで積極的に配信しているように、同氏肝いりのプロジェクト第1弾となっています。
西和彦氏は、一言でいえば天才です。
私は学生時代、氏に憧れていたパソコン好き少年の一人でした。
たくさんの書籍が出ていますので詳細は割愛しますが、ご存じない方はぜひ同氏が書かれた本や、同氏について書かれた本を読むことをオススメします。
日本にはこんなエネルギッシュな天才がいるのか、と衝撃を受けると思います。今日多くのパソコンには、西和彦氏が生み出したたくさんのコンセプトが色濃く残っています。しかも氏のすごいところは、思いつくだけでなくゴリゴリとそれを実現していくこと。
悠々自適の生活を送っているかと思いきや、氏は今でも日本の将来やテクノロジーの発展のために、引き続きエネルギッシュな活動を継続中。
西和彦氏について語り始めると止まらなくなるので、話をMSX0 Stackに戻します。
クラファンのセットはいくつかのオプションがありますが、基本セットは↓のPlan Aです。
M5Stack Core2のほか、ベースやQWERTYパネル、ゲームパッドパネル、電池モジュールなどの基本モジュールのほか、冒頭に書いたMSX系ソフトウェア、Groveセンサーキット、ゲーム、おまけで29,999円と驚きの3万円切り。
ゲームはMSX版ザナック、麻雀(アスキー)、プロジェクトEGG利用券その他となっています。おまけはシールとストラップ。
バッテリーもディスプレイも入力インターフェースもセットになっていて、かつMSXもついているので即ゲームをしたり、BASICやCでプログラミングをしたりできます。
基本スペックは下記の通りです。
コアは↓のようにカラーディスプレイと拡張ポート、充電にも使えるUSB-Cポート、microSDカードスロットがついています。
これに、QWERTYキーボードや↓のゲームパッド式のモジュールをくっつければ、ポケットサイズコンピューターの完成です。
Groveセンサーキットは↓の通り。
プランはAのほか、MSX0 Stack core2 MSX開発キット(つまりコアの部分がもう一個ついてきます。2台運用したい方向け)がついたPlan B、センサーキットが20個に増えたPlan C、センサーが40個のPlan D、LTE通信モジュールがついたPlan E、LoRa WAN通信モジュールがついたPlan F、POEモジュールがついたPlan Gとなっています。
Plan Aが29,999円、Bが39,000円、Cが34,000円、Dが42,000円、Eが45,000円、Fが40,000円、Gが40,000円となっています。
プロジェクトは、1月15日(日)午前0時からスタート。発送は2023年7月以降予定。
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