先日、有機EL版「Steam Deck OLED」が登場し、実質お値段据え置きでディスプレイだけでなくメモリ構成や種類もスペックアップして相変わらず世界的に大人気のSteam Deck。
こちら、OLED版は90Hz、LCD版は60Hzリフレッシュレートですが、これをそれぞれ120Hz、70HzにアップするMODが登場しました。
MODはNyaaoriのdeck-refresh-rate-expanderで、このMODを利用したレポートが複数上がってきています。
Valveは、実際のSteam Deckに搭載されたパネルで対応する最大リフレッシュレートよりも落としています。バッテリー駆動時間を維持するためで、今回のMODはこの制約を緩めるもの。
ただ、MODを試したユーザーによると、リフレッシュレートを引き上げてもバッテリー駆動時間には大きく影響しないとのこと。ただ110Hz以上になると、ガンマや輝度で問題が出てくることがあるようです。
Steam Deck OLEDに搭載されている有機ELパネルはBOE製とサムスン製があり、それぞれ最大133Hz、100Hzが理論上最大のリフレッシュレート。そのため、サムスン版はMOD適用でも最大で100Hzとなります。
また、LCD搭載の旧版も、60Hzから70Hzに上げられるようです。
MODのGitはこちら。