Nokiaブランドのスマートフォンを製造しているフィンランドのHMDは、モジュラーで機能を拡張できるスマートフォン「HMD Fusion」プラットフォームを発表し、開発社キットを配布中です。
スマホ背面の6本のポゴピンを通して、ケースやバッテリー、拡張端末などを接続できる規格です。
6本のポゴピンのうち、最初の5ピンはUSB2.0接続用に、最後の6ピン目はADC(Analog-to-Digital converter)検出に使用されます。
これらにより、バッテリー内蔵のスマホケースだったり、小売店用のモバイル決済端末だったりと、様々なモジュールを開発できます。
さらにこのピンではスマホ側に電力を送るだけではなく、スマホから外部モジュールに最大5wの給電が可能です。
そうなると、アップルのMagSafeのようにバッテリーパックのような使い方にとどまらず、スピーカーやカメラ機能の拡張など、よりサポートの幅を広げることができます。
モトローラは2019年のMoto Z4まで、ゲームパッドやスピーカー、プリンターなどを展開したモジュラーアドオンである「Moto Mods」を展開していました。
今回の「HMD Fusion」がどれほど成功を収めるのかは未知数ですが、スマホの拡張モジュールというのは夢が広がるジャンルです。
HMD FUsion Development Toolkitのリンクはこちら。
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