Anbernicから新登場した1万円4インチLinux携帯ゲーム機レビュー!【Anbernic RG40XX H】

今回は、多数の携帯ゲーム機をリリースしているAnbernicから新たに発売になった、4インチのLinux搭載携帯ゲーム機「Anbernic RG40XX H」の提供があったのでレビューします。

Anbernicは速いペースで新商品を投入しており、筐体やソフトウェアの完成度は高く、本機も同様です。

現在、同社公式ストアのこちらのページで、800円OFFとなる10,799円で発売セール中。発売セールは本日7月15日19時までとなっています。

それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は、↓のように本体とマニュアル、充電用USBケーブルです。

マニュアルは英語と中国語ですが、特に難しいことは書いてありませんので英語で問題ないでしょう。本体は日本語に対応していますので、迷うことはないと思います。

別売りの、本機専用の純正ケースもあります。↓のようにケーブルやメディアなどを入れておけるポケット付き。

ハードシェルで、赤いAnbernicロゴのチャックと合わせて、安っぽさがなくコンパクトで使い勝手良好です。

本体は、任天堂式のゲームパッド配列。右下の2つがスタートとセレクト、左下がメニューボタンです。2つのジョイスティックは周囲が発光します。

4インチスクリーンの本体はとてもコンパクト。持った印象は、iPhone SEくらいのサイズ感です。

スペックは、SoCにはARM Cortex-A53@1.5GHz x4とMali-G31 MP2 GPUを統合したAllwinner H700を、1GB LPDDR4 RAM、4インチ(640×480)IPSディスプレイ、3,200mAhバッテリーという構成です。

公称駆動時間は6時間で、充電はUSB Type-C。ほか、micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット x2を搭載しています。

内蔵ストレージはなく、2スロット搭載のmicroSDをストレージとして利用します。

PSP含めた複数のエミュレートに対応し、OSはLinuxベース。

サイズは16.3×7.9×1.6cmです。

本体上部には、L1/L2/R1/R2ボタンと電源ボタン・音量ボタン、充電ランプ、USB Type-Cポート、リセットボタン、mini HDMIポート。

底面には、2つのmicroSDカードスロット(1つにはOS入りのメディアがはじめから入っています)と3.5mmイヤホンジャック、2スピーカーです。

裏面は↓のようにシンプルです。

本体は実測202gと軽量です。重さはスマホと同じくらいです。

実際の使い勝手

ホーム画面はAnbernicおなじみのシンプルなメニューです。

エミュレーターは、↓の36種類がプリインされています。

また、↓のようにファイルマネージャやミュージックプレーヤーなどのツール類もプリインされています。

設定画面は↓の通り。バックライトやネットワーク設定を行うことができます。

設定からRetroArchに入ることもできます。↓

ゲーム中にゲームパッド左下のメニューボタンを押すと、いつでも↓のようにセーブ・ロードや解像度、コントローラー設定などを調整可能です。

コンパクトで完成度高い携帯ゲーム機

以上、「Anbernic RG40XX H」を見てきました。

Anbernicのゲーム機はおびただしい数の製品投入とともに進化を続けており、ハード・ソフト両面で完成度の高さに定評があります。

本機もそんなAnbernicらしい一台で、1万円台ながらエミュレータープレイは安定して楽しむことができるでしょう。

格安でコンパクトな携帯中華ゲーム機をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

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