2024/8/31追記:本機のグローバル向け投入と、グローバル名称「Alldocube iPlay60 Mini Turbo」が明らかになりました。↓で最新情報であらためてまとめていますのでこちらをご覧ください。
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多数の廉価タブレットやノートパソコンをリリースしているAlldocubeから販売されているiPlay miniシリーズは、8.4インチのiPad miniサイズAndroidタブレット。
従来、低スペックのものしか選択肢がなかった8インチクラスのAndroidタブレットの世界に、Helio G99で実用的なパフォーマンスと、2万円前後という高コスパで人気のシリーズです。
まず↓でレビューした「Alldocube iPlay 50 mini Pro NFE」が登場し、
次いで上記で課題だったシングルスピーカーや生体認証問題を解決した↓の「Alldocube iPlay60 mini Pro」が最新機種となっています。
さて、このシリーズ、2世代連続でMediaTek Helio G99を搭載してきましたが、次世代機はついにQualcommを採用しパフォーマンスも向上するようです。
ナンバリングではAlldocube iPlay 70 mini Proになりますが、SoCにはSnapdragon 6 Gen 1を搭載しそうです。
根拠として、中国で「掌玩mini 2」というSnapdragon 6 Gen 1搭載の8.4インチ機が発表されたためです。
「掌玩mini」はiPlay 50 mini Proの中国版。グローバル向けにはその後、デュアルスピーカーと顔認証を搭載したiPlay 60 mini Proが登場しましたが、これは実態としてはiPlay 50 mini Proのマイナーバージョンアップ版でした。中国向けに次世代機「掌玩mini 2」がSnapdragon 6 Gen 1搭載で登場するとなると、これがグローバル向けの「iPlay 70 mini Pro」になる可能性が高そうということです。
また、bilibiliでは、本機が↓のような外部映像出力にも対応することが訴求されています。
従来は格安機のチップといえばMediaTekやUNISOCでしたが、昨今徐々にQualcommを搭載する機種が増えてきています。
たとえば↓でレビューしたシャオミのPOCO Pad(これは格安とはいえないかもしれませんが)やAvidPad S80など。
チップセットの原価はエンドユーザーには見えませんが、Qualcommが価格競争力をつけてきているのかもしれません。
いずれにせよ、廉価帯の8インチクラスAndroidタブレットが進化することは嬉しい限りですね。
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コメント
個人的にはiPlay 70 mini ProよりiPlay 70 Proに期待したいです。
ちゃんと使える地磁気センサーを搭載し(BMAX i11 PowerやTECLAST T65 Maxは全然ダメでした)、位相対応4スピーカー(縦横置きに対してステレオ対応)であれば他は60 Proと同じでいいです。