今回は、多数の携帯ゲーム機をリリースしているAnbernicから新たに登場した、ジョイスティック付きのゲームボーイ風デザイン携帯ゲーム機「Anbernic RG40XX V」の提供があったのでレビューします。
本日8月26日午後7時から3日間限定で、Anbernic公式ストアのこちらのページで、通常10,399円のところ9,299円でセールされます。
Anbernicらしく完成度高い筐体に仕上がっています。
ゲームボーイ風ですが、ライティングエフェクト付きのジョイスティックだけでなく、A/B/X/YとR1/R2/L1/L2ショルダーボタンもついています。
カラバリはホワイト・透明ブラック・インディゴブルーの3色で、今回のレビュー品はインディゴブルー。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まず同梱物は↓のように本体のほかマニュアルとUSBケーブル。
マニュアルは英語と中国語ですが、特に難しいことは書いていません。
4インチのIPSは640×480ですが高精細で発色も良好。
なお、サイズ感を↓でレビューしたシャオミの「POCO M5s」と比較するとこんな感じ。
スペックを見ておきます。
↓でレビューした「Anbernic RG40XX H」と、価格・スペックともにほぼ同じになります。
SoCにはCortex-A53@1.5GHz x4のAllwinner H700、Mali-G31 MP2 GPU、1GB LPDDR4 RAM、4インチ(640×480)IPSディスプレイ、3,200mAhバッテリー(公称駆動時間6時間)となっています。OSはLinuxで、ストレージにはmicroSDを用います。microSDカードスロットは2スロット搭載。はじめからシステム入りのmicroSDが入っています。搭載エミュレーターは30種以上。
サイズは13.9×9.2×2.2cm、公称重量216g。実際に計測すると、↓のように公称通りの重量でした。
背面には↓のようにショルダーボタンがついています。
右側面には電源ボタン、リセットボタン、microSDカードスロット。リセットボタンを押すと、いつでもホーム画面に戻れます。ファミコンやスーパーファミコン風の使い方。
左側面には電源ボタンと、こちらにもmicroSDカードスロット。
上部にはmini HDMIとランプ。
底面にはUSB Type-Cと3.5mmイヤホンジャックです。
実際の使い勝手
↓のようにジョイスティック周りにライティングエフェクト。
ライティングエフェクトは、カラーや輝度をカスタマイズできます。
ソフトは「Anbernic RG40XX H」と同じです。ホーム画面は、↓のようなメニューが表示されます。
搭載エミュレーター一覧から、↓のようにメニューで選択できます。エミュレータープレイのほかにも、Moonlight StreamingでのPCゲームの本機でのストリーミングプレイに対応しています。
システムはLinuxなので、ツール類として↓のように基本的なPCアプリが入っています。
システムから言語設定や明るさ、ネットワーク設定ができます。↓
前面中央のメニューボタンを押せば、ゲーム中にいつでもセーブ・ロードや設定変更ができます。↓
ジョイスティックが嬉しいゲームボーイタイプ
Anbernicの携帯ゲーム機には、Linux機・Android機・Windows機の3種類があります。
そのうち本機を含むLinux機はエミュレータープレイに特化したもので価格も1万円やそれ未満のものがほとんど。
その代わりジョイスティックも省かれているモデルが多かったのですが、PSPなどそもそものオリジナルハードにジョイスティックがあるゲームは、やはりジョイスティック必須。
というわけでゲームボーイ風筐体でショルダーボタンやジョイスティックが搭載された本機は、ゲームプレイでも筐体設計においても魅力の多い一台となっています。
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!