今回は、多数の廉価AndroidタブレットやノートパソコンをリリースしているTeclastから新登場したAndroid 14タブレット「Teclast P50」の提供があったのでレビューします。
↓でレビューしたものと同じ商品名ですが、今回の新版はリフレッシュレートが90Hzになっています。
現在、アマゾンのこちらのページで、16,900円でセール中。(本日まで)
それでは、見ていきましょう。
外観とスペック
まず同梱物ですが、↓のように本体のほか、マニュアル、USB-Cケーブル、USBチャージャー、SIMピンとなっています。
チャージャーは10wでポートはUSB-Aです。小さいです。
マニュアルは日本語にも対応しています。
本体は↓の通り。
スペックですが、SoCにはUNISOC T606、11インチ(1280×800)IPSディスプレイ、90Hzリフレッシュレート、6GB LPDDR4x RAM、128GB UFSストレージ、最大1TBのmicroSDカードスロット、8,000mAhバッテリー、デュアルnano SIMに対応。ディスプレイはTÜV SÜDのブルーライト認証を取っているとのこと。カメラはリア13MP、フロント5MP。OSは最新のAndroid 14を搭載。
対応バンド帯は、4G(TD-LTE):B34/B38/B39/B40/B41、(FDD-LTE):B1/B3/B5/B7/B8/B20;3G(WCDMA):B1/B2/B5/B8;2G(GSM):B2/B3/B5/B8。
ほか、GPSに対応し、3.5mmイヤホンジャックを搭載。生体認証は顔認証に対応。
widevineはL1対応。センサ類は加速度計のみで、ジャイロ等は非搭載。
背面パネルは↓のようにメタル製。
↓のように技適番号もついています。
上部には音量ボタン。↓
側面にはスピーカー穴と電源ボタン。
逆側にもスピーカー穴、USB Type-C、SIMスロット。
付属のSIMピンで開けると、↓のようにnano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他方式スロット。
底面には何も付いていません。↓
厚さは約8mmで、廉価機としては標準的な厚さです。
重量は554gとなっています。↓
M2 iPad Air 11と比べると↓の通り。サイズ感は似ています。
本機は解像度が1280×800なので、iPadと比べると表示品質は低いです。
実際の使い勝手
初期設定を終えたホーム画面が↓の通り。
プリインアプリも必要最小限です。↓
設定アプリは↓の通り。
デイリーガジェットを表示すると、横向きではPCライクな2ペイン表示に。
縦向きでは、スマホで表示したものがそのまま拡大されたような表示に。
YouTube視聴も問題ありません。高音質というわけではありませんが、デュアルスピーカーでまずまずの音を鳴らせてくれます。
ベンチマークスコア
Geekbench 6のスコアは、シングルコア378、マルチコア1333。
GPUスコアは456。
ゲーム向きではありませんが、大半のゲームをプレイすることはできるでしょう。ただし解像度も低く、原神のような3Dゲームを快適にプレイ、というわけにはいきません。
ストレージ読み書き速度は↓の通り。
1万円台格安タブレット
以上、新たに登場した90Hz版の「Teclast P50」を見てきました。
特に大きな欠点や利点も見当たらない、至極普通の格安タブレットでした。
1万円台の格安タブレットで、UNISOC T606なのでブラウジングや動画視聴などは普通に動いてくれる、くらいの性能への期待であれば、選択肢に入るでしょう。
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