Pimoroni社より、新たなスマートディスプレイ「Presto(プレスト)」が発表されました。本製品は、Raspberry Pi財団のチップを搭載し、高いカスタマイズ性を備えた“実験用プラットフォーム”として注目を集めています。
スマートディスプレイは、Amazonなどから手頃な価格で入手でき、スマートホームの操作、音楽再生、防犯カメラの映像表示など幅広い用途に対応しています。Prestoもそうしたスマートディスプレイの一種ではありますが、大きな違いは「自作・開発好きのユーザー向け」に設計されている点にあります。
Prestoのスペックですが、デュアルコアのCortex-M33プロセッサ(150MHz)を搭載したRP2050Bチップを採用。内部にはフラッシュストレージとRAMを備え、microSDカードスロットも搭載しているため、写真などのファイル保存も可能です。ディスプレイは4インチのIPSタッチスクリーン(480×480ピクセル)を採用し、Wi-FiとBluetoothによるワイヤレス通信もサポート。さらに、3〜5.5Vに対応したバッテリーコネクタを備えており、電源コンセントなしでも動作可能です。
そのほか、RGBカラー表示が可能な7つの内蔵LED、小型の圧電スピーカー(通知音などに対応)を搭載。センサーなどの拡張基板は、QwiicおよびStemma QT経由で接続可能です。スターターキットには、I2Cコントローラーとモーション検知が可能な多機能センサーも同梱されています。
対応プログラミング言語は、C、C++、MicroPython。初めてのユーザーでも取り組みやすいよう、豊富なドキュメントが用意されています。
価格は、Presto本体が約92ドル、スターターキットは約132ドル。購入を検討している方は、事前にPimoroni社の発送ポリシーを確認しておくことをおすすめします。
【出典・引用:Notebookcheck】
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