2020年のUMPC(超小型ノートパソコン)全まとめ【随時更新】

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新機種が次々と出てくるUMPC(超小型ノートパソコン)。

↓の記事では、いまなぜUMPCが流行っているのかを考察しました。

UMPC(超小型ノートパソコン)は、↓のGPD P2 MaxやOneMix3に代表されるような、7~8インチのとても小さなノートパソコンです...

めまぐるしく新情報が日々飛び込んでくるので、ともすれば「いまは何が発売されているのか」「相場はいくらか」「どのモデルがオススメなのか」などがわかりにくくなってしまいます。

というわけでこの記事では、最新ニュースをもとに記事を随時アップデートしながら、UMPCの”イマ”がいつでも分かる内容にしていきたいと思います。

大きく「現行モデル」と「発売予定モデル」に分けてまとめています。

発売されたら「現行モデル」に入り、「発売予定モデル」には噂・リーク情報も入れていきたいと思います。

また、「現行モデル」は海外でしか買えない派生モデルは含まず、あくまで日本で正規で購入できるものに限定しています。(ただしMAG1など海外からしか買えないモデルは含んでいます。あくまで「派生」モデルが海外からしか買えないもののみ省いています)

それでは早速、「現行モデル」から見ていきましょう。

現行モデル

現行モデルは、このジャンルの主要企業であるGPD社、One-Netbook社、Chuwi社の3社に加えて、ワンモデルのPeakago、MAG1があります。

メイン3社には戦略の違いが見て取れますので、それは↓にまとめてあります。

2018年頃から、UMPCと呼ばれる7〜8インチ台の超小型ノートパソコンが続々と市場に登場しています。 デイリーガジェットは、...

では、全モデルGPD社から順に見ていきます。

GPD P2 Max

8.9インチと現行モデル中最大で、タッチパッドが搭載されていることが特徴のUMPCです。

天板サイズはiPad miniとほぼ同じです。

スペックは高く、タッチパッドのおかげでポインティングデバイスは現行モデル中MAG1と並んでもっとも快適になっています。

他の多くのUMPC同様、英字キーボードしかないため、「ー」の入力がそのままでは2キー押し必要になってしまいます。

スペックは下記の通りです。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
  • CPU:Core m3-8100Y
  • GPU:UHD Graphics 615
  • ストレージ:512GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD
  • RAM:16GB
  • Bluetooth:4.2
  • インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
  • バッテリー容量:9,200mAh
  • 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
  • 重量:650g
  • サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
  • 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表

アマゾンで、約88,000円ほどで販売されています。↓

GPD Pocket 2シリーズ

7インチのUMPCで、OneMix2Sシリーズと並んで、2018年までのもっともスタンダードな筐体になります。

何度かマイナーアップデートを繰り返し、現在の最新モデルは下記のスペックです。

  • OS:Windows 10 Home (64bit)
  • CPU:Intel® Core™ m3-8100Y
  • RAM:8GB LPDDR3
  • ストレージ:128GB eMMC
  • ディスプレイ:7インチ(1920×1200)
  • バッテリー容量:6,800mAh
  • 連続稼働時間:最大8時間
  • 付属品:1×ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、1×充電用USB Type-Cケーブル、1×マニュアル
  • 本体サイズ:181mm × 113mm × 14mm
  • 重量:約510g

価格は6.5~7万円程度で、家電量販店でも販売されています。↓

また、CPUがCeleron 3965Yにダウングレードし、ストレージが倍増した廉価モデル「GPD Pocket 2S」も発売されており、こちらは↓のブラックもラインナップされています。

価格は↓の通り6万円程度となっています。

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GPD Win2

GPD社の6インチUMPCで、↓の通りゲームパッド的な入力デバイスが搭載されています。

こちらもCPUを中心に何度かマイナーアップデートを重ねており、現在最新の2019年モデルのスペックは下記の通りです。

  • CPU:Intel Core m3-8100Y
  • GPU:lntel HD Graphics 615
  • RAM:8GB LPDDR3-1866
  • ストレージ:256GB M.2 SSD(M.2 2242 Socket 2)
  • ディスプレイ:6.0インチ(1280×720)
  • バッテリー容量:9,800mAh(2x4900mAh) 7.6V
  • 本体サイズ:16.2 x 9.9 x 2.5 cm
  • 重量:約460g
  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • インターフェース:1x USB Type-C 3.0、1x USB 3.0、1x Micro SD、1x Micro HDMI、1x 3.5mmヘッドホンジャック、1x M.2 SSD(M.2 2242 Socket 2)
  • 付属品:1x USB Type-C ケーブル、1x ACアダプター、1x 取扱説明書・保証書

価格は、9万円弱になっています。↓

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GPD MicroPC

GPD社の最後は、ユニークなモデルです。

GPD MicroPCは6インチUMPCで、↓のようにタッチパッドが搭載されており、ただ画面はタッチ非対応となります。

このサイズではあり得ないほどの拡張性を誇り、ネットワークエンジニアなどニッチなニーズに対応する製品です。

スペックは下記の通りとなります。

  • OS:Windows 10 Pro (64bit)
  • CPU:Intel Celeron N4100 Processor
  • ベースクロック:1.10 GHz
  • 最大クロック:2.40 GHz
  • グラフィック:Intel® HD Graphics 600
  • RAM:8GB LPDDR4
  • ストレージ:128GB M.2 2242 SATA 3.0
  • ディスプレイ:6インチ(1280×720)ゴリラガラス4H-IPS
  • キーボード:バックライト付QWERTY
  • ポインティングデバイス:タッチパッド、左右クリックボタン、スクロールホイール
  • 通信:
    • 有線LAN Gigabit LAN (10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
    • 無線LAN Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4G/5G Dual-band wifi, 433Mbps)
  • カメラ:なし
  • インターフェース:
    • 3×USB 3.0 Type A
    • 1×USB 3.0 Type C
    • 1×HDMI 2.0 Type A
    • 1×RS-232
    • 1×RJ45
    • 1×microSDカードスロット (SDXC対応、最大2TB)
    • 1×3.5mmオーディオIN/OUT
  • 冷却方式:ファンシンク (ON/OFFスイッチ付き)
  • バッテリー容量:2×3,100mAh
  • 連続稼働時間:6~8時間
  • 保証:1年
  • 付属品:
    • 1×ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)
    • 1×充電用USB Type-Cケーブル
    • 1×マニュアル
  • サイズ:W153mm × D113mm × H23.5mm
  • 重量:約440g

価格は↓のように5万円前後となっており、最廉価モデルの一つになっています。

OneMix 3シリーズ

ここからはUMPCのもう一つの雄であるOne-Netbook社の製品群を見ていきます。

One-Netbook社のUMPCはどれも、画面が360度回転してタブレットとしても使える点がGPD社と異なります。

この機構は、Chuwi MiniBookやPeakagoなど、他のUMPCからも追従されました。

まず現行最新モデルは、OneMix3シリーズです。

こちらは8.4インチで、OneMix3、3S、3S プラチナの3モデルがあり、それぞれスペックは下記の通りです。

価格は、OneMix3が↓のように9万6千円程度で、

OneMix3Sが11万6千円程度、

第8世代Core i7搭載のプラチナエディションは15万円ほどになっています。↓

また、これらに加えて、最新の第10世代Core i5を搭載したOneMix 3proも販売されています。

こちらは日本語キーボードに対応した魅力的なモデルで、スペックは下記の通りです。

  • ディスプレイ:8.4インチ(2560×1600)10点マルチタッチ
  • アスペクト比:16:10
  • 筆圧検知:4096段階
  • CPU:Core i5-10210Y(最大4GHz)クアッドコア
  • RAM:16GB LPDDR3
  • ストレージ:512GB PCIe NVMe SSD
  • OS:Windows 10 Home
  • バッテリー容量:8,600mAh
  • キーボード:バックライト、指紋認証
  • ポート類:MicroSD、USB Type-C、USB 3.0 Type-A、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • サイズ:204 x 129 x 14.9mm
  • 重量:659g

価格は↓のように12万円台で、第10世代搭載PCとして見てもコスパ高めになっています。

また、OneMix 3proには、錦鯉をイメージしたKoi Editionもリリースされています。↓

こちらはCPUがCore i5からCore i7になっており、タッチペンも付属します。(下記太字が通常版との差異です)

  • CPU:第10世代インテル® Core™ i7-10510Yプロセッサー
  • グラフィックス:Intel® HD Graphics 615
  • RAM:16GB DDR3
  • ストレージ:512GB PCIe SSD ※M.2ポートなし
  • ディスプレイ:8.4インチ(2560×1600)358PPI
  • 無線LAN:Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4G/5G Dual-band wifi, 443Mbps)
  • インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C (PD2.0対応)、microSD(最大256GB)、3.5mmイヤホンジャック、Micro HDMI
  • セキュリティ:指紋認証センサー
  • バッテリー容量:8,600mAh
  • 2048段階筆圧検知タッチペン付属。また4096段階筆圧のペンにも対応(別売)
  • 保証:1年(日本国内サポート)
  • 付属品:ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、Type-Cケーブル、説明書(保証書)
  • 本体サイズ:204mm × 129mm × 14.9mm
  • 本体重量:0.67kg

価格は↓のように15万7千円ほどします。

現行機の中ではもっともハイエンドで高価なモデルになります。

OneMix 2Sシリーズ

OneMix 2Sシリーズは、3シリーズの前世代ですが、One-Netbook社の方針として併売されています。

↓にレビューがあります。

下記でレポートしたように、デイリーガジェットではOne-Netbook社の7インチUMPCであるOneMix2sを国内正規販売開始日に購入し...

7インチサイズで、筐体サイズはGPD Pocket2に似ています。

GPD Pocket2との違いは360度画面回転機構を搭載している点です。

スペックは下記の通りです。

  • CPU:第8世代インテル® Core™ m3-8100Yプロセッサー
  • グラフィックス:Intel® HD Graphics 615
  • RAM:8GB DDR3
  • ストレージ:256GB PCIe SSD(交換不可)
  • ディスプレイ:7インチ(1920×1200)Gorilla Glass 4
  • ポインティングデバイス:光学式
  • タッチペン:2048段階筆圧検知
  • カメラ:なし
  • インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C (PD2.0対応)、microSDカード
  • スロット、3.5mmイヤホンジャック、Micro HDMI
  • 指紋認証センサー
  • バッテリー容量:6,800mAh
  • 連続稼働時間:最大12時間
  • 保証: 1年(日本国内サポート)
  • 付属品:ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、Type-Cケーブル、説明書(保証書)、専用デジタルペン、WPS Officeスタンダード版ライセンスカード
  • 本体サイズ 182mm × 110mm × 17mm
  • 本体重量 515g(ペン17g)

こちらも非常に多くのバリエーションがあります。

まず通常版は↓のように約9万円です。(よくアマゾンでセールもされます)

また、スペックが同じでさくらピンクEditionというモデルも販売されています。↓

2Sも錦鯉モチーフのKoi Editionがあり、ストレージが倍増しています。↓

同じく第8世代Core i7を搭載したプラチナエディションも用意されています。↓

OneMix 1S

OneMixシリーズにも廉価モデルがあります。

それがこのOneMix 1Sです。

筐体は2Sとほぼ同じですが、スペックが異なります。↓

主にCPUがCeleronで、ストレージが128GBに、またバッテリー容量も若干少なくなっています。

GPD PocketでいえばGPD Pocket 2Sに対応するモデルです。

価格は約5万6千円となっています。↓

Chuwi MiniBook

続いては高コスパ端末を多数リリースしているChuwi社が出しているUMPCです。

8.4インチのChuwi MiniBookです。

レビューは下記に掲載されています。

これまで何度もお伝えしてきた、8インチUMPC(超小型PC)のChuwi MiniBook。 クラウドファンデ...

スペックは↓のように、特にストレージが128GBなど、若干スペックは控えめです。

  • CPU:Intel Core m3-8100Y(Celeron N4100)
  • グラフィックス:Intel UHD Graphics 615(600)
  • ストレージ:128GB eMMC 5.1
  • OS:Windows 10 Home 64ビット
  • ディスプレイ:8.0インチ(1920 x 1200)283ppi
  • タッチ:10点マルチタッチ対応
  • バッテリー容量:7,000mAh(26.6Wh / 7.6V / 3,500mA)
  • カメラ:フロント2MP
  • 拡張性:USB Type-C、Type-A(3.0)、Type-A(2.0)、マイク、3.5mmイヤホンジャッ
  • ク、M.2 2242 SSDスロット、microSDカードスロット、Mini HDMI
  • Bluetooth 4.0
  • Wi-Fi:2.4G/5G 802.11ac/b/g/n
  • サイズ:201 x 128.6 x 19.3 mm
  • 重量:662g

ただ、価格で攻めており、Makuakeで6万円前後でした。

現在、日本の販路では販売されていませんが、↓から海外サイト経由で購入可能です。

https://promotion.chuwi.com/chuwi-minibook?l=pr

MAG1

MAG1はMagic-Ben社がリリースする8.9インチUMPCです。

GPD P2 Maxとよく似ており、タッチパッドを搭載しています。

また、ベゼルの狭さと、4G LTE対応モデルが売りの一つです。

  • CPU:Intel Core m3-8100Y
  • RAM:8GBもしくは16GB DDR3
  • ストレージ:256GBもしくは512GB PCIe
  • ディスプレイ:8.9インチIPS(2560×1600)
  • 通信:Wi-Fi 2.4GHz/5GHz、Bluetooth4.0
  • 拡張性:USB 3.0 Type-A、USB Type-C、MicroSDカードスロット、MicroHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • バッテリー容量:8,600mAh
  • OS:Windows10
  • サイズ:207.2 x 146.5 x 17.5 mm
  • 重量:約690g
  • 指紋認証搭載

↓のGeekbuyingなどで販売されており、8~9万円程度となっています。

https://www.geekbuying.com/item/Magic-Ben-MAG1-8-9–Pocket-Laptop-16GB-512GB-Black-420075.html

Peakago

Peakagoは7インチUMPCで、筐体はOneMix2Sによく似ています。

スペックは現行機で唯一Atom搭載があるなど低めですが、最大の売りは価格と4G LTEモデム対応です。

  • CPU:Intel Atom Z8350 (Cherry Trail)もしくはPentium N4200
  • ディスプレイ:7インチ IPS(1920 x 1200)
  • OS:Windows10(S mode。Sモード解除可能)
  • RAM:4GB/8GB DDR
  • ストレージ:64GB/128GB
  • バッテリー容量:4,500mAh
  • 拡張性:microSD、USB Type-C、USB 3.0 Type-A、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • カメラ:フロント30万画素
  • ネットワーク:Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
  • サイズ:181 x 113.6 x 19.6 mm
  • 重量:539g
  • その他:重力センサ、タッチパネル、360度Yogaスタイル機構

現在は、↓のIndiegogoでクラウドファンディングを実施しており、279ドル(約3万円)から購入することができます。

https://www.indiegogo.com/projects/peakago-7-inch-laptop-work-fun-on-the-go#/

Cosmo Communicator

最後はユニークなモデルです。

こちらは唯一のAndroid機で、また他がすべて中国の会社なのに対し、イギリスのPlanet Computers社の製品です。

「Cosmo Communicator」という、フルキーボード搭載のPDA端末です。

前モデルが「Gemini PDA」で、あわせてスペックを見ると↓の通りです。

スペック Cosmo Communicator Gemini PDA
サイズ 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.6(H)cm 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.51(H)cm
重量 約320g 約320g
SIM Dual SIM + eSIM SIM + eSIM
ディスプレイ解像度 2160×1080, 403 ppi 2160×1080, 403 ppi
ディスプレイサイズ 5.99インチ 5.99インチ
サブディスプレイ 2インチ
(マルチタッチ対応)
570 x 240, 300 ppi
なし
RAM 6GB 4GB
ストレージ 128GB 64GB
バックカメラ 24MP なし(オプション)
フロントカメラ 5MP 5MP
イヤホンジャック あり あり
バッテリ 4220mAh 4220mAh
指紋センサー あり なし
NFC あり なし
Android ver. 9.0 (Pie) 7.1.1
CPU 4x Cortex A73 @2.0GHz
4x Cortex A53 @2.0GHz
2x Cortex A72 @2.6GHz
4x Cortex A53 @2.0GHz
キーボードバックライト あり なし
価格 799$
約86,000円
599$
約64,000円

半分スマホなので、電話としても使えます。

デイリーガジェットでも、↓のようにGemini PDAをいじり倒して遊んできました。

(更新履歴) 20190702.純正アクセサリー販売情報 追加 20190509.Android8.1アップデートに...
この年末は、福岡へ取材を兼ねて旅行をしました。 (取材した記事は、下記になります。) 取材旅行では、Gemini...
先日、Gemini PDAを持って取材旅行に行き、記事にまとめました。 この中で、Gemini PDAのキーボードの問題点につ...

現在、家電量販店で販売されています。

発売予定モデル

さて、以上見てきたのが、現在販売されているモデルたちでした。

ここからは、2020年に登場する予定のモデルをまとめていきます。

といってもこちらは、日々新しいニュースが入ってきますので、情報が入り次第随時アップデートしていきます。

2020年のUMPCは、大きく3つの方向性があります。

一つは、現行モデルのアップデートです。

OneMixやGPDなど、これまでバージョンアップを続けてきたモデルの後継機を引き続きリリースするでしょう。

二つ目は、新規参入です。

2019年のMAG1やPeakagoのように、おそらく中国からまた新たなUMPCメーカーが続々登場すると思います。

三つ目は、ゲーミングです。

UMPCもスペックが飽和状態となり、ユースケースに目が行くようになってきました。

そこで俄然注目が集まっているのが、ゲーミングUMPCです。

現行機でもGPD Win2はゲーミングUMPCという位置づけですが、さらにスペックを高めた新型機が登場する予定です。

GPD Win Max

GPD Winシリーズは、ジョイパッドのようなゲームコントローラーがついた、ゲーミングに特化した6インチ液晶のUMPCでした。

今年リリース予定の「GPD Win Max」は、このGPD Winシリーズの最新作といえそうです。

GPD Win Maxも、ハンドヘルドのゲーミングPCで、下記画像から分かるとおりAMD RyzenプロセッサV1000シリーズを搭載しているようです。

物理ストレージのためのM.2 PCIeも搭載しており、少なくとも一つのジョイスティックがついているとのこと。

また、↓の写真からも分かるとおり、サイズは大型化し、両手持ちで親指タイピングが基本だった従来のGPD Winシリーズとは異なり、タッチタイピングが可能になります。

また、キーボード上部の物理スティック(これは従来からGPD Winシリーズには搭載されていました)の間に、どうやらタッチパッドが入るようです。

このあたりの作りは、GPD MicroPCに通じるものがありますね。

GPD Win Maxは、AMD Ryzenプロセッサ、Radeon Vegaグラフィックス、1280×800ピクセルのディスプレイを搭載する予定です。

近頃、UMPC(小型PC)界隈が盛り上がっています。 UMPCの雄であるGPD社や、そのライバルであるOne-Netbook社、タブレ...
中国深圳のPCメーカーであるGPD Technology社は、昨今のUMPC(超小型PC)ブームの先駆けです。 同社は現在、iPad ...

また、同社はこれと異なる試作機も開発しています。

↓にある通り、Nintendo Switchライクなコントローラー取り外し可能なタブレット形状です。

GPD WinシリーズやGPD PocketシリーズなどのUMPC(超小型PC)を製造・販売している深圳のPCメーカーであるGPD Tech...

現時点では、どちらがGPD Win Maxになるのかは分かりませんが、フルキーボード搭載タイプの方が、開発自体は進んでいるようです。

One-GX

続いて、OneMixシリーズを展開するOne-Netbook社です。

同社も2020年夏に、ゲーミングUMPCであるOne-GXをリリースする予定です。

こちら、サイズは7インチで、取り外し可能なゲームコントローラーが搭載される予定です。

Nintendo Switchのように、本体装着だけでなく、ワイヤレスコントローラーとしても、二人プレイでも使えるようです。

また、One-GXもフルキーボードを搭載したクラムシェルタイプで、現在の試作機は700gほどあるそうですが、最終的には600g台にまで軽量化を進めているようです。

One-Netbook社といえばCPUですが、Ryzenを搭載するGPD Win Maxと比較して、本機はIce Lake-Yの後継であるTiger Lake-Y Coreプロセッサを搭載します。

One-Netbook社はあくまでIntelプラットフォーム主義なんですね。

Tiger Lake-Yは、Ice Lake-Yと比較して、省電力性能が高いことが特徴です。

このほか分かっていることとしては、10,000mAhのバッテリーを搭載しています。

ゲーミング用途ではバッテリー使用量も増えますので、大容量バッテリー搭載は必須でもあります。

登場は2020年夏の予定で、これまでの両者を見ていても、タイミングもお互いを意識してほぼ同時期に出てくることが予想されます。

ダークホースたち

ほかにもユニークなプロダクトもあります。

たとえば↓は、なんと6年の歳月をかけてまだ未完成の、Linux搭載UMPC「DragonBox Pyra」です。

先日、6年を経てようやく試作機が数台発送されたという悠久の時の流れを感じさせる素敵な一台です。

スペックは下記の通りです。

  • CPU:TI OMAP5デュアルコア ARM Cortex A15
  • OS:Devian
  • ディスプレイ:5インチ(1280×720)タッチ対応
  • RAM:2GB もしくは 4GB
  • ストレージ:32GB eMMC
  • バッテリー容量:6,000mAh(取り外し可能)
  • 拡張性:USB 3.0 x1、USB 2.0 x2、Micro USB(充電兼用)、3.5mmイヤホンジャック、MicroHDMI
  • その他:バックライト付きキーボード
「DragonBox Pyra」という、Linux搭載のUMPC(超小型ノートパソコン)が、プレオーダーしたユーザーに対して、プロトタイプの...

おわり

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