ゲーミングスマートフォンブランドのREDMAGICが、最新のフラッグシップモデル「REDMAGIC 10 Pro」に続き、より薄型・軽量化を実現した新モデル「REDMAGIC 10 Air」を発表しました。
REDMAGIC 10 Airは中国で2025年4月16日に発売され、価格は約475ドルから。グローバルでは4月23日より順次展開される予定です。
REDMAGICシリーズの特徴であるゲーミング性能は健在で、REDMAGIC 10 Airにも大容量バッテリー、液体金属とベイパーチャンバーを用いた高度な冷却システム、エアトリガーなど、ゲーム体験を高める機能が搭載されています。
ただし、このモデルの最大の特徴は軽量・薄型設計にあります。REDMAGIC 10 Proが229g・厚さ8.9mmであるのに対し、REDMAGIC 10 Airは205g・厚さわずか7.85mm。スペック上の差は小さく見えますが、長時間のゲームプレイではこの違いが快適さに大きく影響します。
もちろん、軽量化のために一部スペックは抑えられています。バッテリーは7050mAhから6000mAhへとやや小型化され、プロセッサも最新のSnapdragon 8 Eliteではなく、1世代前のSnapdragon 8 Gen 3が採用されています。
それでも、REDMAGICによるとこのAirシリーズ初のモデルには、ミッドレンジとは思えないほどのプレミアム機能が詰め込まれています。
ディスプレイは6.8インチのAMOLEDで、120Hzのリフレッシュレート、最大1600ニトの輝度、2000Hzの瞬間タッチサンプリングレート(連続時は960Hz)を誇ります。
本体側面のマットメタルフレームには520Hzのショルダートリガーキー、カメラシャッターやアプリショートカットに使える「Magic Key」ボタン、RGBライティングエフェクトも搭載。
そのほかの仕様としては、80Wの急速充電、音声・映像・触覚フィードバックを向上させる「Redcore R3」コプロセッサ、WiFi 7への対応、最大16GBのRAMと512GBのストレージ(12GB/256GBのエントリーモデルもあり)をサポート。
カメラ構成も充実しており、50MPのメインカメラ、50MPの超広角カメラ、16MPのディスプレイ内蔵型フロントカメラを備えています。