Motorolaは、新型タブレット「Moto Pad 60 Pro」を正式発表しました。このモデルは、Lenovoの「Idea Tab Pro」と非常によく似た設計とスペックを共有しており、ハイパフォーマンスなミッドレンジタブレットとして位置づけられています。
本機は、MediaTek Dimensity 8300チップセット(4nmプロセス)を搭載しており、AnTuTuベンチマーク v10で約140万点という高スコアを記録。また、10,200mAhの大容量バッテリーを備え、長時間の使用が可能です。さらに、ストレージにはUFS 4.0規格を採用し、高速なデータアクセスを実現しています。
ディスプレイには、12.7インチ・3K解像度・最大144Hzの高リフレッシュレートという、映像体験に優れたパネルが採用されており、映像視聴やゲームにも適した仕様です。
防滴性能としてIP52に対応し、OSはAndroid 14を搭載。ブランドの発表によると、Android 16までのアップデート保証があるとのことです。
Moto Pad 60 Pro の主なスペックですが、中心となるSoCにMediaTek Dimensity 8300(4nm)を採用。これは、以下の構成を持つオクタコアプロセッサです:
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1x Cortex-A715(最大3.35GHz)
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3x Cortex-A715(最大3.0GHz)
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4x Cortex-A510(最大2.0GHz)
GPUはARM Mali-G615 MC6で、AV1やHDR10の再生をサポートし、ゲームプレイも快適。AI処理にはAPU 780 NPUが搭載されています。
メモリは8GBまたは12GBのLPDDR5X、ストレージは128GBまたは256GBのUFS 4.0に対応。さらに最大1TBのmicroSDカード拡張にも対応しています。
ディスプレイは、12.7インチ LPTS IPSパネルで、解像度は2994×1840ピクセル、リフレッシュレートは144Hz、明るさは最大400ニト、アスペクト比は16:10です。
カメラは、前面が8MPカメラ(マイク付き)、背面が13MPカメラ+フラッシュ。音響面では、JBL製のDolby Atmos対応スピーカー4基とマイク2基を備えています。
そのほかの特徴としては:
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Wi-Fi 6E
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Bluetooth 5.3
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側面指紋認証センサー
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トリプルGPS(高精度測位対応)
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USB Type-C 3.2 Gen1ポート(データ通信&急速充電)
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急速充電45W対応の10,200mAhバッテリー
などがあります。
価格と発売時期
「Moto Pad 60 Pro」は、現時点ではインド市場限定で展開されており、価格は約315ドル(約4.8万円)からとなっています。
Motorolaが本気を出してきた、そんな印象を受けるタブレットです。
Dimensity 8300によるパフォーマンス、144Hzの滑らかな画面、そして1TBまでのストレージ拡張性といった魅力的なスペックは、「ミッドレンジ」の枠を超えているように感じます。
【出典・引用:APCTV】
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