Motorolaが、すでに欧州などで発表済みの「Moto Edge 60」に加えて、中国市場向けに新たな兄弟モデル「Moto Edge 60s」を5月8日に発表することが明らかになりました。
今回登場する「Moto Edge 60s」は、同シリーズの他モデル(Edge 60 Pro、Edge 60 Fusion、Edge 60 Stylus)に続く形でラインナップに加わる予定で、外観はEdge 60と非常によく似た4辺カーブのデザイン、Pantone認証のカラーリング、テクスチャ加工された背面を備えています。
主な仕様は、6.7インチのFHD+解像度・120Hz駆動のOLEDディスプレイ(センターパンチホール採用)、ピーク輝度4,500ニト、IP68およびIP69の防塵防水対応、5,500mAhバッテリーに68W急速有線充電対応と、Edge 60と共通のスペックが多く見られます。メモリは12GB、ストレージは256GBまたは512GBの構成で提供される予定です。
大きな違いはカメラ構成にあり、Edge 60が50MPメイン+50MP超広角+10MP望遠(3倍光学ズーム)を搭載しているのに対し、Edge 60sは50MPメイン+13MP超広角のデュアル構成。またフロントカメラも、Edge 60では50MPだったのに対し、Edge 60sでは32MPカメラが採用されるとのこと。このカメラ構成はEdge 60 Fusionと同じものとなります。
カラーバリエーションは、Edge 60sがPolar Rose、Glacier Mint、Misty Irisの3色展開。一方Edge 60はGreen Grape Iced TeaとBlue Sodaとなっています。
なお、Edge 60sがEdge 60ファミリー最後のモデルになるのかどうかは現時点では不明です。シリーズにはすでにEdge 60 Pro、Edge 60 Fusion、そして「Moto G Stylus 2025」としても知られるEdge 60 Stylus(Amazonで$399.99)などが存在します。