iQOOが中国市場で、新型タブレット「iQOO Pad 5」と「iQOO Pad 5 Pro」を発表しました。
高性能なMediaTek製最新チップを採用し、144Hzディスプレイや大容量バッテリーを備えるなど、エンタメから仕事まで幅広く活躍するタブレットに仕上がっています。
Pad 5 Proは13.2インチ(3096×2064)の3.1K LCDディスプレイを搭載し、144Hzの高リフレッシュレートと最大1200ニトの輝度に対応。HDR10やP3色域をサポートし、Delta E ≈ 0.8という精度の高い色再現性も魅力です。
一方、無印のPad 5は12.1インチ・2.8K解像度(2800×1968)で、最大輝度は900ニトに抑えられています。いずれもブルーライトカットやDC調光、紙のような読書モードを備えています。
SoCは、Pad 5 ProにTSMCの第2世代3nmプロセスで製造されたDimensity 9400+を採用。最大3.73GHzの高性能コアと12コアのGPU(Immortalis-G925)を搭載し、AnTuTuスコアは294万点超え。
Pad 5はDimensity 9300+を搭載しています。
OSはAndroid 15ベースのOriginOS 5D。
マルチウィンドウやPCリモート操作、WPS OfficeやCAJViewerによる資料作成、AIによる議事録要約やプレゼン生成など、実用性を重視した機能が揃っています。
バッテリー性能も大きな違いのひとつ。
Pad 5 Proは12,050mAhの大容量に66W急速充電対応で、動画再生は最大18時間、待機時間は最大65日。Pad 5も10,000mAhバッテリーと44W充電を搭載しています。
カメラ構成は、Pad 5 Proが13MP+8MP、Pad 5が8MP+5MP。ビデオ通話や簡易的な撮影には十分なスペックです。
音響面では、Pad 5 Proが8スピーカー+Super Audio 6.0対応、Pad 5は6スピーカーを搭載。
どちらもWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、USB-C(USB 3.2 Gen1)をサポートし、専用のSmart Touch KeyboardやPencil 3にも対応しています。
販売価格は以下の通り(※中国国内での価格):
iQOO Pad 5:
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8GB+128GB:2,499元(約5.4万円)
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8GB+256GB:2,799元(約5.9万円)
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12GB+256GB:3,099元(約6.6万円)
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16GB+512GB:3,499元(約7.4万円)
iQOO Pad 5 Pro:
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8GB+256GB:3,199元(約6.8万円)
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12GB+256GB:3,499元(約7.4万円)
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12GB+512GB:3,799元(約8万円)
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16GB+512GB:3,999元(約8.5万円)
現在は中国国内のVivo公式ストアや取扱店にて販売中です。グローバル展開については明らかになっていません。