Xiaomiから、新型ハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」が正式発表されました。
同日に発表されたXiaomi 15S ProやCivi 5 Proと並ぶ注目デバイスで、同社の最新SoC「Xring O1」を世界で初めて搭載した製品となります。
このPad 7 Ultraは、Galaxy Tab S10 Ultraの対抗機として開発されたもので、14インチの大型AMOLEDディスプレイ(アスペクト比3:2)を採用。解像度は3,200×2,136、ピーク輝度1,600ニト(HDR対応)、120Hzリフレッシュレートと、非常に高水準なスペックです。
画面上部にはノッチがあり、32MPのOmniVision OV32Dフロントカメラを内蔵しています。
背面にはSamsung製のISOCELL JN1(1/2.76インチセンサー)を使用した50MPカメラを搭載。
また、12,000mAhという大容量バッテリーに加え、120Wの急速充電に対応しており、充電面でも他のフラッグシップタブレットと差別化を図っています。
さらに本体の厚さはわずか5.1mm、重量は609gと薄型軽量設計。
専用スタイラスや大型トラックパッド付きキーボードと組み合わせることで、ノートPCライクな使い方も可能です。
価格は中国市場で12GB+256GBモデルが5,699元(約79,000円)、最大構成の16GB+1TBモデルが7,399元(約102,000円)からとなっています。現時点でグローバル展開についての情報は公開されていません。
Xiaomi Pad 7 Ultraは、単なる「大画面タブレット」の枠を超え、PCのような運用を想定した本気仕様の1台に仕上がっています。
新開発のXring O1チップセットがどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、今後のベンチマーク情報にも期待が高まります。特に、120W充電やAMOLEDの高輝度・高解像度ディスプレイは、映像視聴や作業用途でも非常に魅力的です。日本展開が待ち遠しいですね。