Metaが年内に発売を予定しているスマートグラス「Hypernova(ハイパーノヴァ)」の実機画像に関するリーク情報が公開されました。
このHypernovaは、これまでの「Meta Ray-Ban Smart Glasses」とは異なり、ディスプレイを搭載しているのが大きな特徴です。視界の中に直接情報を映し出す仕組みで、Google Glassに近い使用感が想定されています。
Bloombergの4月の報道によると、Hypernovaは見た目こそRay-Ban Wayfarerに似たデザインを採用しているものの、内部にはカメラ、マイク、スピーカーに加えて表示用のディスプレイ、操作用のタッチセンサーなどが内蔵されており、テンプル部分が若干太くなっています。
さらに、今回のリーク画像では、専用のリストバンドも確認できました。このバンドは各種センサーを備えており、多くの機能を遠隔操作できる設計になっているようです。
価格については、Meta社内で1,000~1,400ドルの間で調整が進んでいるとの情報があり、従来モデルよりも大幅に高額になる見通しです。価格上昇の要因としては、右レンズ右下に配置される高機能ディスプレイの搭載が挙げられています。
機能面では、ナビゲーションアプリやカメラアプリ、スマートフォンからの通知受信機能などをサポート予定。操作は、音声・タッチ・リストバンドの3通りで直感的に行えるとされています。
2027年には、両レンズにディスプレイを搭載した後継機も計画されているとのことです。