中国のPCメーカーOne-Netbookから、独自のデザインを採用したAndroidベースのゲーミング端末「OneXSugar Sugar 1」が正式発表されました。Snapdragon G3x Gen 3を搭載し、デュアルOLEDディスプレイやホールエフェクトジョイスティックなど、ゲーム特化のハードウェアを備えた製品となっています。
回転ギミックを採用した独自設計のゲーミング端末が登場
One-Netbookは、2023年末に公開していたAndroidゲーミング端末「OneXSugar Sugar 1」の発売日を正式に発表しました。本製品は、回転式ヒンジを採用した2画面構成の携帯ゲーム機で、2024年7月21日16:00(UTC、日本時間では7月22日1:00)よりクラウドファンディングサイトIndiegogoで販売が開始されます。
現時点では価格は未発表ですが、同じSnapdragon G3x Gen 3を搭載するAYANEO Pocket S2が米国で439ドルから販売されているため、それに近い価格帯になると予想されています。なお、初期段階ではIndiegogo限定での販売となり、一般販売は未定です。
Snapdragon G3x Gen 3やデュアルOLEDなど、ハード仕様も明らかに
「OneXSugar Sugar 1」の最大の特徴は、縦・横いずれの姿勢にも対応できる「回転式デザイン」と、2枚のOLEDディスプレイを搭載している点です。これにより、ニンテンドーDSのような2画面ゲーム体験や、縦画面での情報分割表示などが可能とされています。
SoCにはQualcommの「Snapdragon G3x Gen 3」を採用しており、ゲームに最適化された性能が期待されます。また、操作面では、アナログスティックに高精度な「ホールエフェクト方式」を採用しており、ドリフトや耐久性の問題を軽減した設計になっていると見られています。
現時点で詳細なスペック表は公表されていないものの、発売までに正式な仕様が明らかになる予定です。
日本での発売は未定、注目の中華ゲーミング端末として今後に期待
日本での発売については現時点で情報はなく、「Indiegogoでのクラウドファンディング限定販売」とされています。そのため、国内ユーザーが手に入れるには、輸入を前提とした購入が必要になる見込みです。
One-NetbookはこれまでWindowsベースのUMPC「OneXPlayer」シリーズで知られていましたが、今回の「Sugar 1」はAndroid OSを採用し、価格帯も比較的手頃になると予想されるため、新たなターゲット層の獲得に向けた展開と考えられます。
2画面×回転ギミックというユニークな構成と、Snapdragon G3x Gen 3のパフォーマンスを組み合わせた本機は、中華ゲーミング端末市場における注目の1台となりそうです。
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