Samsung(サムスン)の新型タブレット「Galaxy Tab S10 Lite」が、Wi-Fi版・5G版ともにFCC認証を取得しました。搭載チップはExynos 1380、バッテリーは8,000mAhで、Sペンやキーボードにも対応するとされています。
Galaxy Tab S10 LiteがFCC認証を通過、発表は今月末〜8月の見込み
Samsungが展開予定の新型タブレット「Galaxy Tab S10 Lite」が、アメリカのFCC(連邦通信委員会)で認証を取得したことが判明しました。対象となるのはWi-Fi版(型番:SM-X400)および5G版(型番:SM-X406B)の2モデルで、発売に向けて準備が進んでいると見られています。
加えて、Wi-Fi版は中国の3C認証も通過しており、グローバル展開の可能性も高まりつつあります。
FCCの情報によると、Galaxy Tab S10 Liteは最大45W(10V/4.5A)での急速充電に対応し、Sペンやキーボードといった周辺機器にも互換性を持つとのことです。バッテリー容量は8,000mAhで、これは先に登場したGalaxy Tab S10 FEと同じ仕様となります。
通信機能としては、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に加えて、5G(複数バンド対応)、Bluetooth、GNSS(衛星測位システム)、pogoピンインターフェース、microSDカードスロットなどが確認されています。
Exynos 1380を搭載、Android 15ベースのOne UI 7.0で動作予定
性能面では、以前Geekbenchで確認された情報により、Galaxy Tab S10 LiteがSamsung製のミッドレンジSoC「Exynos 1380」を搭載することが明らかになっています。このチップは、Galaxy A54やGalaxy M36といったスマートフォンにも採用されているもので、日常的な用途には十分な処理性能を有しています。
メモリは6GB RAM、OSはAndroid 15をベースにしたOne UI 7.0が搭載される予定です。
現時点ではディスプレイのサイズやパネル仕様、本体サイズや重量などの詳細スペックは明らかになっていませんが、FEシリーズに近いポジションと見られることから、価格も比較的抑えられる可能性があります。
なお、現時点で日本での発売についての情報は確認されておらず、「日本発売は未定」となっています。