OPPOがHasselbladとの提携を継続!次世代モバイル撮影技術をFind X9シリーズに搭載へ

OPPOは、スウェーデン・ヨーテボリで開催されたイベントにて、カメラブランドのHasselblad(ハッセルブラッド)との長期的なパートナーシップの継続を正式に発表しました。

両社は現在、次世代のモバイル撮影技術を共同開発しており、その成果は次期フラッグシップモデル「Find X9」シリーズに搭載される予定です。

OPPOとHasselbladの提携がもたらす新しい撮影体験

OPPOとHasselbladは、4年前からイメージング技術分野での協業を継続しており、「Natural Color調整」やクラシックレンズの表現を再現する「ポートレートモード」、そしてシネマティックな横長撮影が可能な「XPANモード」など、Findシリーズ専用の撮影機能を開発してきました。

今回の発表では、両社が新たに「次世代モバイル撮影システム」を共同開発していることが明らかにされました。この新システムは、Hasselbladの色再現技術やレンズ特性を活かしながら、OPPOのAI処理やセンサー技術を融合させるものになるとしています。

具体的な仕様はまだ公表されていないものの、OPPOはこの新技術を次期フラッグシップ「Find X9」シリーズに搭載する予定で、スマートフォンにおける写真表現の幅をさらに広げることを目指しています。

OPPOの17年間にわたる撮影技術の進化と今後の展望

イベントでは、OPPOがこれまでに取り組んできた17年間のイメージング技術の進化も紹介されました。積層型CMOSセンサーの導入やペリスコープズームレンズ、AIによるボケ表現(AI Bokeh Engine)、5つのカメラを備えたFind X8 Ultraなど、ハードウェアとソフトウェアの両面で進化を続けています。

加えて、グローバルでの写真文化の促進を目的とした「OPPO Photography Awards 2025」も発表されました。今回のテーマは「Super Every Moment(すべての瞬間を特別に)」で、賞金総額は10万ドル以上、応募締切は2025年11月20日とされています。