レノボ初の巻き取り式ディスプレイを採用したノートPC「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」が、正式に販売開始されました。CES 2025で初披露された本モデルは、14インチから最大16.7インチに拡張可能なロール式OLEDを搭載し、次世代のラップトップ体験を提示しています。
巻き取り式ディスプレイ採用の「ThinkBook Plus Gen 6」が正式販売開始
Lenovo(レノボ)は2025年1月に開催されたCESで、巻き取り式OLEDディスプレイを備えたコンシューマー向けノートPC「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」を初披露しました。当初は2025年第1四半期に発売予定とされていましたが、発売は延期され、今回ようやく公式オンラインストアで販売が開始されました。
現時点で販売されている構成は、Intel Core Ultra 7 258V プロセッサーを搭載し、32GB LPDDR5Xメモリと1TB PCIe Gen 4 SSDを備えたモデルです。価格は3,299ドル(約52万円)で、メモリやストレージはユーザーによる増設ができない仕様となっています。
主な特徴:巻き取り式OLED&高性能スペック構成
ThinkBook Plus Gen 6の最大の特徴は、14インチから16.7インチへと縦方向に伸びるロール式OLEDパネルです。折りたたみ式ディスプレイとは異なり、ディスプレイ中央に折り目(クリース)が生じない設計となっており、表示領域がシームレスに拡張されます。
このOLEDディスプレイのスペックは以下の通りです:
状態 | 解像度 | アスペクト比 |
---|---|---|
通常時(14インチ) | 2000 x 1600 | 5:4 |
拡張時(16.7インチ) | 2000 x 2350 | 8:9 |
さらに、リフレッシュレートは120Hz、輝度は400ニトで、滑らかな表示と高い視認性を実現しています。
また、オーディオ面ではHarman KardonスピーカーとDolby Atmosを搭載し、迫力あるサウンド体験が可能です。接続性としてはWi-Fi 7およびBluetooth 5.4に対応。ただし、拡張端子はThunderbolt 4ポートが2つのみとなっており、外部機器の接続にはアダプターの利用が前提となりそうです。
その他のスペックは以下の通りです:
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バッテリー容量:66Wh
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本体構成:メモリ・ストレージともに換装不可
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インターフェース:Thunderbolt 4 ×2
日本発売は未定、今後の展開に注目
現時点では、日本国内での発売は未定です。高価格帯のモデルではありますが、世界初のロール式OLEDを採用したノートPCという点で注目度は高く、今後の国内展開が期待されます。
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