デイリーガジェットでは、ガジェット系の海外通販サイトの限定クーポンをお届けすることがあります。
慣れ親しんだアマゾンジャパンや楽天と比べて、「本当に届くのか?」「不良品だったら返品してくれるの?」「クレジットカード情報が盗まれたりしないのか?」など、不安がある方が多いと思います。
ということで、このシリーズでは、海外の有名なガジェット系通販サイトを毎回一つずつ取り上げて、特徴や使い方をわかりやすく解説していきたいと思います。
いわゆる越境ECは星の数ほどありますが、中でもこのシリーズで取り上げていく予定のサイトは、ガジェット系大手の下記です。
(それぞれの記事が公開される度にリンクを追加していきます)
- Gearbest(中国)
- Banggood(中国)
- Geekbuying(中国)
- Tomtop(中国)
- AliExpress(中国)
- eBay(アメリカ)
- Amazon US(アメリカ)
現在、ガジェット系の製品というのはほとんどが中国発ということもあり、この分野で大手の通販サイトも多くが中国のサイトです。
ただ、たとえばレトロなゲームハードを中古で手に入れたいとか、日本で未発売の大手メーカーの最新ノートPCを手に入れたい場合などは、eBayやアメリカのAmazonが使えます。
いずれのサイトも、年を追うごとに洗練されてきており、本当に手軽にお買い物ができてしまいます。
今回は、老舗で大手のGearbestを取り上げ、その特徴と使い方をご紹介します。
Gearbestの概要
Gearbestを使ったことがある日本人ユーザーにとっては、Gearbestのイメージは「老舗」「大手」かもしれません。
理由は、日本への参入が早かったためです。
そのため、何年にもわたって中華系ガジェット通販を利用している方にとっては、「昔なじみ」なサイトになっています。
ただ、意外なことに、大手の中華系ガジェット通販サイトの中では、設立は最も後発です。
TOMTOPは2004年、Banggoodは2006年、Geekbuyingが2012年に対し、Gearbestは最も遅い2013年です。
ただ、後発の利ではないですが、日本への本格参入も早かったですし、サイトの使い勝手や安定感もトップクラスです。
商品のラインナップも全般に充実しているため、まずはGearbestをチェックする、という方も多いと思います。
どういうものが売られているの?
ざっくり言えば、商品カテゴリとしては、ヨドバシやビックカメラなどの家電量販店に売られているものです。
家電、携帯電話、パソコン、タブレット、おもちゃ、料理器具、時計、パーツ類、カー用品、スポーツ用品、健康器具などです。
ただ、家電量販店との違いは、取り扱いブランドです。
Geekbuyingでの主要な取り扱いブランドは下記の通りです。
いわゆる「中華スマホ」「中華タブレット」などと呼ばれてきたブランドも多く、誰でも知っていそうなブランドはシャオミ、ファーウェイ、レノボ、ASUSくらいでしょうか。
つまり有名ブランドの商品を買うというよりは、新興や無名ブランドの格安ガジェットを買えるということです。
スマホやPCのようにスペックで比較できる製品については、とてもコスパの高い商品がたくさんあります。
また、アマゾンと同じようにGearbestは自社倉庫を複数国に持っており、そこからGearbest自身が発送するため、発送が早く、保証体制もきちんとしています。
Gearbestの使い方
では、さっそくGearbestの使い方を見ていきましょう。
トップページは、デフォルトでは↓のように英語になっています。
右上の「Language」からGoogle自動翻訳を利用することで、サイト全体を日本語に変換してくれます。
ただ、自動翻訳特有の変な部分も少なからずあるので、英語が分かる方は英語の方が違和感が少ないかも知れません。
もちろん日本語でも最後まで問題なく使えます。
さて、商品の探し方ですが、Amazonと全く一緒です。
↓のようにカテゴリからサブカテゴリをたどっていってもいいですし、検索窓に商品名やカテゴリ名を入力してもOKです。
商品ページを開くと、↓のように商品画像や名前、価格、カートに入れるボタン、レーティングなど、おなじみの情報が表示されます。
注意点は2つあります。
まずレビューですが、アマゾンのように評価がバラついておらず、ほぼ5ばかりなので、あまり見なくても大丈夫です。
次に値段ですが、上記のようにそのままの価格で売られているものはむしろ少数派で、多くの商品が何らか値引きされています。
Gearbestに関しては、「FLASHセール」という、期間・数量限定の値引きがそれで、商品一覧で商品画像の上に「29%OFF」などと書かれているものです。
たとえば↓のUMPC(超小型ノートパソコン)は、129,584円が、32%OFFになっています。
これに加えて、クーポンがあります。
デイリーガジェットでもよく限定クーポンを発行していますが、それは購入画面で入力します。
また、PCのブラウザとスマホアプリでは、価格が違う商品も多く、スマホアプリの方が安いです。
そのため、購入する際は、FLASHセール、クーポンを確認したうえで、スマホアプリで買うのが一番良いです。
FLASHセールとクーポンは同時に使えないこともあるので、両者の期限を見ながらお得な方で買いましょう。
なお、配送(Shipping)のところをクリックすると、↓のように配送方法と時間、送料が表示されます。
小さいものでしたら送料無料だったり、上記のようにパソコンでも数百円です。
商品の購入方法
購入の流れを見ていきます。
住所や支払い方法などの入力が必要なのはもちろん初回だけです。
まず、商品ページで「カートに入れる」をクリックしましょう。
すると、↓のように買い物カゴの中身や利用可能な保証が表示されます。
商品が破損していたり、あるいは未開封で返品したい場合などは、規定の日数以内であれば対応してくれます。
問題無ければ「Check out」をクリックします。
すると、↓のように配送先住所登録画面が初回のみ出てきます。
色々ありますが、要は住所と名前と電話番号を入れているだけなのでとても単純です。
「Confirm」をクリックすると、配送や支払いの指定に移ります。
配送については、↓のように「Shipping Methods」から選択できます。
現在は「DHL(HK)」の318円で3~8営業日となっています。
メニューをクリックすると、↓のように他の配送手段も選択できます。
ただ、はじめから選ばれている「DHL(HK)」が一番早くて安いので、特別な理由がない限りはここを変える必要はありません。
また、「Shipping Guarantee」については、追跡や輸送中の紛失、破損などへの保証になります。
ラジオボタンですが選択を外すこともできます。
ただ、よく旅行に行ったり貿易をする方にとっては当たり前のことですが、海外からの荷物の輸送において、途中で紛失したり破損したりというのは普通によくあることなので、これは選択しておくべきです。
最後に、支払い方法を選択します。↓
Gearbestは、なんとコンビニ支払いにも対応しています。
現在のところ、GearbestとBanggoodのみが対応です。
ファミマやローソン、ミニストップなど、おなじみのロゴが並びます。
ただ、定番は「Paypal」です。
カード情報を販売サイト側に登録する必要がなく、メールアドレス一つで国際送金ができますし、返金が発生した場合などにも一番スムーズですので、越境ECを利用する方でアカウントをお持ちでない方はこれを機に作ることをおすすめします。
購入後は、追跡番号が届くので、現在どこにあるかの情報は逐次チェックできます。
発送は早ければ24時間以内、遅くとも一週間以内にはしてくれることがほとんどで、そこから輸送のリードタイムを加味しても、速ければ一週間以内、遅くとも通常は2~3週間あれば届きます。
リンク先
Gearbestのリンク先は、下記の通りです。
- Gearbest日本語サイト:https://jp.gearbest.com
- 運営情報:https://www.gearbest.com/about/about-us.html
また、日本公式SNSも運営されています。
- Twitter:https://twitter.com/kakukumosi
- Facebook:https://www.facebook.com/GearBestJapan/
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