レノボXiaoXin Pad Proが素晴らしい理由を色々見ていくレビュー【日々の相棒になるAndroidタブレット】

下記でレビューした、レノボのスペック高めAndroidタブレット「XiaoXin Pad Pro」

今回は、レノボの11.5インチタブレット「XiaoXin Pad Pro」をレビューしていきます。 Xiaomi Mi Note 10...

日本を含めたグローバルでは、ほぼ同じものが「Lenovo Tab P11 Pro(レノボサイト)」として6万円ちょっとで販売されているものです。「XiaoXin Pad Pro」はこれとほぼ同じもので、Banggoodのこちらのページで販売中。クーポンコード「BGJP2x3101」を適用すれば、最安値となる約45,000円で購入可能になっています。(3/31まで)

XiaoXin Pad Proの方が2万円ほど安くなっています。

Androidタブレットとしては珍しくスペック高めで、おおよそ何をやるにも快適な優れたタブレットです。

私は普段、デスク脇に↓のように置いて、マウスとペアリングしています。タブレットを使いたい時は、タブレットとペアリングした方のマウスを動かしてタブレットを顔認証で開き、そこで動画を見たりします。

あとは、メインディスプレイ側でゲームをしている時にちょっとネットを見たり、モバイルキーボードをつないでおいて、メールを返したりにも。

タブレットを持ち上げたりタップしたりする必要もなく、サブディスプレイ・サブ機的に使えて大変便利です。

一通りのレビューは冒頭の記事をご覧いただければわかりますが、今回は上記レビューで詳しく触れられなかった、ディスプレイのぬるぬる感やカメラあたりの情報をお伝えします。

スペック再掲

スペックを再掲しておきます。下記の通り。

  • CPU:Snapdragon 730G
  • GPU:Adreno 618
  • OS:Android 10.0
  • RAM:6GB
  • ストレージ:128GB UFS
  • ディスプレイ:11.5インチ(2560×1600)有機EL
  • 筆圧検知:4,096段階
  • サウンド:Dolby Atmos対応
  • カメラ:リア13MP+5MP、フロント8MP+8MP
  • Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
  • Bluetooth:5.0
  • バッテリー容量:8,400mAh
  • サイズ:264.28 x 171.4 x 5.8 mm
  • 重量:489g(実測)
  • 同梱物:タブレット本体、USBケーブル、USB充電器
  • 生体認証:顔認証、指紋認証
  • センサ類:
    • 加速度センサ:○
    • 光センサ:○
    • 近接センサ:○
    • 磁気センサ:○
    • ジャイロスコープ:○
    • 気圧計:×
  • widevine:L1

MediaTekのエントリークラスのチップセットが載っていることが多いAndroidタブレットの中で、ミッドレンジ上位クラスのSnapdragon 730Gを搭載し、ディスプレイは2560×1600の結有機EL、4,096段階の筆圧検知対応でお絵描きOK、JBL監修のDolby Atmosサウンド、センサ類もカバーしておりAR利用も可など、全体的に高めスペックとなっています。

薄さ・軽さ

筐体の薄さと軽さはかなり優れています。

iPad Airよりも軽くて薄く、また手触りの良いメタル外装は高級感があります。

背面下部には、↓のようにJBLサウンドとDolbyのロゴがプリントされています。

ディスプレイは発色良く、ベゼルも薄くなっています。Dolby対応4スピーカーサウンドも音質○。

画面がキレイで音も良く軽くて薄くて処理も速い、となれば、ゲームや動画鑑賞にはピッタリでしょう。

動画やアプリの利用

格安タブレットは、コンテンツセキュリティレベルであるwidevineがL3と低い場合が多く、AmazonプライムビデオやNetflixの高画質再生ができないことも少なくありません。

本機はL1なので、セキュリティレベルに問題はなく、アマプラでも↓のように最高画質での再生が可能です。

YouTubeでも、1440pまでの高画質再生が可能。

ただし、レビューにも書きましたが、現状Netflixはアプリが使えない状態なので、ネトフリ必須の方は使えません。

ゲームについては、音ゲーやFPSなど、重めのものを高画質設定にしても問題なくサクサク動きます。

アプリ利用でストレスを感じる場面はほぼないと思って大丈夫でしょう。

普段使っている様々なアプリを見てみても、Netflix以外で使えないものは特に見つかりませんでした。

ディスプレイのヌルヌル感を深掘り

続いて、表示品質の高いディスプレイを少し詳しく見ていきます。

マルチタッチについては10点対応です。ほか4,096段階筆圧検知対応。

本機を操作していて感じるのが、ディスプレイのヌルヌル感です。

iPadに感じる、指に吸い付くような操作の滑らかさがあります。

いくつかのAndroidタブレットと比較してみてもヌルヌル感の良さが際立つので、その理由を見てみました。

まず考えられるのがリフレッシュレートですが、本機は↓のように60Hzと一般的なタブレットと変わりません。

また、ディスプレイ表面もGorilla Glassなので、特に他と変わることはありません。

ではなぜこのヌルヌル感が出るのか?と色々見ていると、どうやらタッチサンプリングレートが高いようなのです。

つまり一定時間に検知するタッチの頻度です。

開発者オプションからタッチ軌跡を表示するようにして、ほぼ同じスピードで同じタッチ操作を複数タブレットで何度もやってみました。

iPlay40など他のAndroidタブレットでの軌跡が↓の通り。この赤い点がタッチを検知しているポイントです。

同じ操作をXiaoXin Pad Proで行うと、↓のようになります。

赤い点で表されたタッチ検知の間隔が全然異なることが分かります。

タッチ操作を検知する頻度が高いことが、ヌルヌル感の違いにつながっているようです。

もちろん処理速度も影響していると思いますが、ゆっくり操作した場合のヌルヌル感も異なりますので、そこはタッチサンプリングレートの影響が大きそうです。

バッテリー持ちはどんなもんか?

AccuBatteryというアプリで見てみます。

最大輝度で画面オンで使い続けると、1時間で12%くらいのバッテリー減りです。

ずっと表示し続けるわけではないため、一般的なタブレット利用方法であれば、1度のフル充電で十分に丸一日使えます。

たまに電子書籍やブラウジング、動画視聴をする使い方をしていますが、充電は3日に1回くらいで十分です。

カメラ性能も見てみる

画面やバッテリー、処理速度や外装は素晴らしいですが(Netflixが使えないことを除けば)、カメラはそんなでもありません。

タブレットで撮影というのはあまり一般的ではないでしょうから、それほど力を入れていないのでしょう。

とはいえ前面も背面もデュアルで、顔認証にも対応しているのでどんなもんかと見てみましたが、スマホと比べると劣ります。

まずは静止画から。

↓はココイチのおいしそうなカレーです。XiaoXin Pad Proで撮影したもの。

同じシーンをXperia 1 IIで撮影すると↓のようになります。シズル感があり、Xperiaの方が撮影品質はだいぶ高いです。当たり前ですが。

↓は花壇を撮影したもの。

これもXperiaで撮影すると↓の通り。鮮やかさが違います。

動画についても、横向きで撮影するとマイクを塞いでしまってちゃんと音が拾えていなかったり、手ぶれ補正もついていなかったりと、撮影用に使うのはオススメできまん。

日々の相棒として活躍してくれる一台

というわけで、レビューで見ていなかった点を少し詳しく見てきました。

これ以外の一般的なレビュー項目は、↓でカバーしているのでぜひご覧下さい。

今回は、レノボの11.5インチタブレット「XiaoXin Pad Pro」をレビューしていきます。 Xiaomi Mi Note 10...

「XiaoXin Pad Pro」は、ハイスペックなタブレットという、ほぼiPadが独占している世界にレノボが投入した一台です。

普段のPCデスクの脇にスタンドで立てかけておいてメールや動画を楽しんだり、どこへでも持ち歩いて大画面でゲームや電子書籍を楽しんだりと、日常生活の相棒としてパワフルに活躍してくれます。

本体が薄くて軽いので、持ち運びも苦になりません。

Androidタブレットとして非常に魅力的なモデルですので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

日本を含めたグローバルでは、「Lenovo Tab P11 Pro(レノボサイト)」として6万円ちょっとで販売されています。「XiaoXin Pad Pro」はこれとほぼ同じもので、Banggoodのこちらのページで販売中。クーポンコード「BGJP2x3101」を適用すれば、最安値となる約45,000円で購入可能になっています。(3/31まで)

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