今回は、格安タブレット四天王の一社であるBlackviewの新モデル「Blackview Tab 10」をレビューしていきます。
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ただ、実はこのTab 10ですが、前モデルのTab 9よりも処理性能は下がっています。
「え?」と思うかもしれませんが、ナンバリングが上がって処理性能が下がるというのは、格安タブレットでは珍しくありません。(だからじっくり比較するのが楽しいのですが)
詳しいスペックは後ほど比較しますが、簡単に言うとTab 10はTab 9よりもフロントカメラの画素数とOSバージョンが上で、ジャイロセンサーが搭載されているのが優位点です。スピーカー性能もTab 10の方が良いです。
ただ、ディスプレイやメモリ、バッテリーなどの重要ポイントは同じで、かつ処理性能はTab 9の方がだいぶ高いです。
で、Tab 9は同じくBanggoodのこちらのページでクーポンコード「BG4d78f8」を適用すれば、14,193円で購入できます。(送料・保証込み)
Tab 9はかなりコスパ高くなっていますので、ジャイロ必須などでなければ、Tab 9をオススメしますよ!
Tab 9のレビューは↓にあります。
というわけで、さっそく見ていきましょう!
スペックと外観
まずは同梱物を見ておきましょう。
Blackviewシリーズの良い点は、はじめからカバーが同梱されていることです。
ほか、USBケーブル、USB充電器、イヤホン、USB Type-C to Aアダプタ、SIMピン、マニュアル。USB充電器が海外プラグの場合、日本プラグへの変換アダプタもついてきます。
カバーは純正品なのでぴったりフィットします。
iPadと同じ3つ折りタイプですね。折りたたんでスタンドとして使えます。
背面は半透明です。カバーを買う必要がないというのは良いです。
外装は↓のようにメタル。Blackviewは格安タブレット界において地味にカメラ性能が高めなのですが、今回はさらに気合いが入っています。
↓のようにLEDと13MPセンサを搭載していて、スマホのようです。
さて、スペックを見ておきます。
冒頭で述べたとおり、Tab 9との比較がカギですので、Tab 9と横並びで見ておきましょう。
Blackview Tab 10 | Blackview Tab 9 | |
CPU | MT8768 | UNISOC T610 |
コア | A53 x8 | A75 x2、A55 x6 |
GPU | IMG GE8320 | ARM Mali G52 3EE |
OS | Android 11 | Android 10 |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB eMMC | |
ディスプレイ | 10.1インチ | |
解像度 | 1920×1200 | |
リフレッシュレート | 60Hz | 57Hz |
カメラ(リア) | 13MP | |
カメラ(フロント) | 8MP | 5MP |
バッテリー容量 | 6,800mAh | |
サイズ | 比較後述(Tab 9の方が薄くて軽い) | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.0 | |
SIMサイズ | nano SIM | |
デュアルSIM | 対応 | |
GPS | 対応 | |
widevine | L3 | |
センサ | 加速度、ジャイロ | 加速度 |
価格 | 20,161円 購入リンクこちら (限定クーポン「BGPENT」) |
14,193円 購入リンクこちら (限定クーポン「BG4d78f8」) |
ディスプレイやメモリまわりは同じ。OSはTab 10がAndroid 11で、ジャイロセンサもついています。また、フロントカメラ画素数もTab 10が高くなっています。
ただ、CPU性能はベンチマークスコアで倍ほど違います。(Tab 9の方が早い)
筐体は後ほど横並びで比較しますが、Tab 9の方が薄くて軽いです。
そのため、よほどこだわりがない限りは、5,000円安いTab 9の方を買った方が良いと思います。
Tab 10もコスパが悪いわけではありませんが、Tab 9はかなりコスパが高くなっています。
続いて筐体を見ておきます。
充電はもちろんUSB Type-C。付属のSIMピンでスロットを開ければ、nano SIM x2もしくはnano SIM + microSDを入れられます。
底面にはデュアルスピーカー。ほか、マグネット装着でキーボードカバーをつけられるピンがついています。
重量は、実測で599g。10インチタブレットにしては、結構重量があります。
Blackview Tab 9との比較
さて、Tab 10よりもオススメなTab 9と、筐体を比較してみましょう。
まず重量は、Tab 10が上で測ったとおり599gに対し、Tab 9は576gです。20gの差は大きいです。
つづいて厚みですが、Tab 9(右)の方が薄くなっています。1mmほど違うかもしれません。
フットプリントは変わりません。
ディスプレイのサイズや色味も同じです。リフレッシュレートが若干違いますが、体感できる差はありません。どちらも、表示品質は高いです。
また、スピーカーはTab 10の方が音に若干厚みがあります。ただ、Tab 9の方もチープな音というわけではありません。
使い勝手
CPUの処理性能がTab 9よりも落ちるとはいえ、ゲームをしない限りストレスを感じることはほとんどありません。
ディスプレイはキレイなので、ブラウジングもサクサク快適です。
スピーカー音質も悪くないため、動画視聴も快適です。widevine L3なのでネトフリやアマプラの高画質再生ができませんが、YouTubeでしたら問題なく高画質再生できます。
ゲーム、特に重めなタイトルですと、ちょっと厳しくなります。荒野行動は、Tab 9であれば問題なくプレイできましたが、Tab 10はところどころ引っかかりを感じます。
カメラ品質も見ておきましょう。
自慢の13MPカメラですが、↓のように明るさもそれなりで、格安タブレットにしてはクオリティ高めです。
ベンチマークスコア
ベンチマークを見ておきます。
まずはおなじみGeekbench 5ですが、シングルコアが151、マルチコアが788です。
Tab 9が350/1,206だったので、シングルコア性能は半分ほどになっています。
処理速度を取るなら、Tab 9です。
GPU性能も同様。3D markでは、Sling Shotが691(Tab 9は1,617)、Sling Shot Extremeが403(Tab 9は1,084)ですので、やはり半分ほどの性能。
ストレージ読み書きは下記の通り。これはeMMCとして標準的なスピードですが、若干書き込みが遅めかもしれません。
結論:今なら安くて早いBlackview Tab 9を買おう
以上、Blackview Tab 9と比較しつつのTab 10レビューでした。
見てきたように、いくつかTab 10の方が優れたポイントもあるものの、筐体が薄くて軽く処理性能が倍ほど高いTab 9の方がオススメできるのは間違いありません。
Tab 10の方も、買って損するコスパではありませんが、両モデルともセール中で、さらに下記の通りクーポン適用でさらに安くなりますので、今買うならかなりお得になっているTab 9にしておきましょう!
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