今回は、10,000円以下で購入できる格安アクションカメラ「MUSON MAX 1」をレビューしていきたいと思います。
外観は↓のようによくあるアクションカムのものですが、GoProなどでは別売りになる大量のアタッチメントが付属します。
「MUSON MAX 1」はアマゾンの↓のページで税込10,500円で販売されていますが、現在1,500円OFFクーポンを適用できるため、8,550円で購入可能になっています。
それでは見ていきましょう。
外観とスペック
まずなんといっても、↓のように大量のアタッチメントです。
クルマやヘルメットに装着したり、ウォッチタイプの遠隔シャッターがついていたり、マイクやクリーニングクロスも入っていたりと盛りだくさんです。
自分の撮影シーンに合ったアタッチメントが入っているでしょう。
グレーの本体ですが、↓のように前面にカメラと電源ボタンがついています。
また、背面にはディスプレイ。タッチ操作には対応していません。
側面ですが、充電用のmicro USB、マイク、映像出力用HDMI、データ保存用のmicroSDカードスロットです。バッテリーは取り外して充電することもできます。
上部にはシャッターボタンと、ステータス表示用のランプが付いています。
そして右側面に、上下操作ボタンとスピーカー穴です。
重量は実測で約61gととても軽量。
対応する撮影モードや解像度は、後ほど動画と静止画のセクションで見ていきます。
豊富な同梱アイテム
大量にある同梱アイテムですが、その一部をご紹介。
まずはバッテリーです。
交換用含め2つ付属しており、USBで充電するチャージャーがあります。チャージャーでは同時に2個充電できます。
こちらはケース。おなじみアクションカムの外観になります。底面は様々なパーツに換装でき、↓は両面テープがついたものにしています。クルマの前部に装着してドラレコのように使ったり。
↓はシャッターとマイクです。シャッターは、手首に巻くバンドに装着できるため、腕時計のように操作できますよ。
撮影品質:動画
肝心の撮影品質ですが、まず動画の方から。
動画は、最大4k/60fps撮影でき、ほか4k/30fps、1080p/120fps、1080p/60fps、1080p/30fps、720p/240fps。
露出レベルはマニュアルでも操作可能ですが、±3でオートに設定されます。
手ぶれ補正は6軸ジャイロによるEISです。走っている時のような大きなブレには弱いですが、自動車や安定路の自転車などの小さなブレ(約6度以下)では安定した映像を撮影可能。
ただし120以上のfpsやスローモーション、オートローライト、LDCの時は手ぶれ補正OFFになります。
風雑音低減機能、暗所でのオートローライト機能、日付スタンプON/OFF機能があります。
ほか、ループ録画、タイムラプス、スローモーション撮影が可能です。
↓は2シーンのサンプル。最初は明るい場所で電車の車窓から撮影しています。結構きれいな映像が撮影できています。
2シーン目を見ていただくと分かりますが、長い撮影の場合は4kでは4~5分ごとにファイルが分かれます。
そのファイルとファイルの間に、2秒ほどのタイムラグができてしまいます。長時間撮影をする場合は注意が必要です。
マイクは、可もなく不可もなく。音は普通に拾えますが、数m離れた場所の話し声とかは厳しいです。
撮影品質:静止画
続いて静止画です。
解像度は、20MP、14MP、10MP、8MPで、デフォルトは20MPです。
ISO感度は100/200/400/800/1600/3200で、デフォルトはオート。
EVは動画と同じく±3です。
モードは、タイムラプス、連続撮影、タイマー、露出調整(最大60秒)、日付スタンプON/OFFがあります。
明るい場所は動画と同じく、↓のようにきれいに撮れます。アクションカムのため、魚眼ゆがみは結構あります。
暗所には弱いです。
たとえば昼の室内でも、↓のように全体的に潰れがち。露出調整が必要かもしれません。
夜景は↓のようにあまりちゃんとは撮れません。あくまで昼間の光量十分なシーンでの撮影用と考えましょう。
アプリ利用中はWi-Fiが使えなくなる
さて、本機には、iSmart DVという純正アプリが用意されています。
アプリからモードや機能を選択したり、シャッター操作ができます。
使い方はシンプルで、Wi-Fiで接続するだけ。本機はBluetoothには非対応。
ただし、Wi-Fi接続の場合は、当然のようにスマホの方でWi-Fiが使えなくなりますので注意。かなり不便でしょう。
また、アプリの接続もかなり切れやすくなっていますので、アプリは利用せずの方が良いでしょう。
1万円以下としては悪くないアクションカム入門機
以上、「MUSON MAX 1」を見てきました。
アプリ利用中にスマホでWi-Fiが使えなくなるとか、長時間撮影で分割ファイルの間に2秒のラグが入るといった点を除けば、1万円以下帯のアクションカムとしては悪くはない性能。音が入らないとか、画質がひどいみたいな致命的なことはありません。大きな動きには対応できませんが、手ぶれ補正もついています。
また、タイムラプスやスローモーションなど、一通りの撮影モードも備えています。
アウトドアスポーツやドライブ撮影、サバイバルゲームなどでアクションカムを使ってみたいけど、いきなり数万円の高価格帯を購入するのはなあ、というような方が、試しに入門機として使ってみるには良いでしょう。
というわけで、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう。
「MUSON MAX 1」はアマゾンの↓のページで税込10,500円で販売されていますが、現在1,500円OFFクーポンを適用できるため、8,550円で購入可能になっています。
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