今回は、昨今流行のミニPCをレビューしていきます。おなじみ、手のひらサイズのデスクトップパソコンです。
デイリーガジェットではこれまで多数のミニPCをレビューしてきましたが、今回レビューする「Beelink SEi 8」は、中でもかなりの高コスパ機になります。高コスパというのは、安いだけでなく、安さの割にスペックが良いという意味です。
第8世代Core i5-8279U搭載のWindows 11機なのですが、↓の通りアマゾンで税込56,800円。さらに今なら3,000円OFFクーポン適用可能です。
Celeron搭載で安さ勝負の機種は多いですが、本機は第8世代UシリーズのCore i5搭載ということで、重いゲームなどを除けばかなりサクサク動いてくれて、5万円台というコスパバランスの良さが特徴。
筐体がかなり小さく軽く、メモリの増設・換装も簡単で、かつ変なソフトウェアのカスタマイズも入っていないシンプルな構成なのも好印象です。
それでは、さっそく見ていきましょう。
外観・スペック
本体がコンパクトなので、外箱もコンパクト。
同梱物は下記の通り。本体のほか、ACアダプタ、HDMIケーブル x2(短/長ケーブル)、壁掛け・ディスプレイ用マウントアタッチメント、ネジ、マニュアルです。
マウントアタッチメントを使えば、ディスプレイ背面や壁面に本機を装着できます。これにより、一体型PCのように使えます。
ACアダプターは57wです。
マニュアルは日本語対応。増設・換装の方法もきちんと書かれています。
スペックは下記の通りです。
- CPU:Core i5-8279U
- GPU:Intel Iris Plus Graphics 655
- RAM:8GB/16GB DDR4 2400MHz(最大32GBまで増設可)
- ストレージ:256GB/512GB M.2 2280 NVMe SSD
- 拡張ストレージ:2.5インチSATA SSD/HDD
- OS:Windows 11
- 通信:Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0
重いゲームや4K動画編集などを除けば、ほとんどの用途で快適に動いてくれるスペックです。
今回は、16GB/512GB版をレビューします。増設は後述します。
前面には、USB3.0 Type-A x2、USB Type-C、イヤホンジャック、電源ボタン。
背面には、有線LAN、USB3.0 Type-A x2、HDMI x2、DC-INです。
側面には、空気穴が空いています。
上部は、放射状に切り込みが入ったシンプルながらカッコいいデザイン。
底面はアタッチメント用ネジ穴2つと、ゴム脚、そして4本のネジ。4本ネジを外せば簡単に内部基板にアクセスできます。
重量は実測で346g。iPadよりも軽いです。
増設・換装は簡単
底面のネジ4本を外せば、簡単に内部基板にアクセスできます。
RAMはSO-DIMMが2つ。デフォルトで16GBが1枚入っており、もう1ソケットは空いています。最大32GBまで増設可能。
ストレージはM.2 2280 NVMe SSDです。
ほか、底面パネルには最大2TBの2.5インチHDDを増設できるようになっています。ここに入れればデュアルストレージ構成に。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアを見ていきましょう。
まずCINEBENCH R23は、マルチコア3,535pts/シングルコア1,006pts。Windows 10 Proと出ていますが、Windows 11です。
ランキングは下記の通り。
CrystalDiskMarkのスコアは下記の通り。
FF14ベンチマークは、FullHD標準品質(ノートPC)ウィンドウモードで”普通”の5,604。重い3Dゲームは厳しいでしょう。
用途を間違わなければかなり良い選択肢
以上、BeelinkのミニPC「Beelink SEi 8」を見てきました。
動画編集をバリバリやりたい!とか、3Dゲームをやりたい!というニーズには合いませんが、それ以外の大半の用途には快適な一台になっています。
それでいてアマゾンで5万円台というのは、高コスパでした。
Celeron機とはひと味違う快適さをもったミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
本機はアマゾンの↓のページで税込56,800円。さらに今なら3,000円OFFクーポン適用可能です。
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