3D曲面有機ELスマートバンドAmazfit Xレビュー!12,000円の未来系ガジェット

今回は、多数のスマートウォッチをリリースしているAmazfitのスマートバンド「Amazfit X」を購入し使ってきたのでレビューします。

こちら、特徴はなんといってもそのディスプレイ。曲面になっています。未来感あふれるガジェットなわけです。

そのほかは、公称7日駆動(今回レビューの実利用では5日ほどでした)バッテリー、防水対応、母艦アプリはAmazfitおなじみZeppが使える、よくできたスマートバンドです。

現在、AliExpressのこちらのストアで12,094円でセール中。デイリーガジェットもここで購入し、10日ほどで届きました。日本では未発売ながら、表示や通知を含め問題なく日本語で利用できます。

それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

個装箱は、円柱形のユニークなプラスチックです。側面にAmazfit Xのロゴが。

同梱物は下記の通り。替えのバンドとマニュアル、Xロゴのついた充電クレードルです。「あれ?充電ケーブルは?」と思うかもしれませんが、UFOのような充電クレードルの下に入っています。

クレードルの底面は↓の通り。USB-Aで外部から給電します。

側面はマグネットになっており、ここにAmazfit Xを装着して充電します。

充電している様子は↓のようになります。充電している姿も、近未来感があります。

マニュアルは日本語にも対応。

交換用バンドは、手首の細い人用のもの。ボタン一つで着脱可能です。

腕に巻いた様子が↓です。一般的なスマートバンドよりも、やはり手首との一体感が高いです。

厚みは↓の通り。厚み自体は一般的なバンドと変わりませんが、何しろ画面が湾曲しているので、厚みが気になることはありません。

内側は一般的なバンドと同様に穴あきタイプ。↓

スペックは、モデル名がA2025、バッテリー容量が205mAh。ワイヤレス接続はBluetooth 5.0 BLEで、5ATM防水に対応。母艦OSはAndroid 5.0以上もしくはiOS 10.0以上となります。

ディスプレイは2.07インチで326ppi。100%NTSCで最大輝度430ニトです。

公称駆動時間は7日間で、充電時間は2時間。

心拍数、血中酸素、ストレスレベル、睡眠モニタがついています。

物理ボタンは付いていません。ただ、左手首に巻いたときの右側面に、↓のような感圧式センサがついています。これにより、あたかもボタンがあるかのような操作も可能です。

逆側面には何も付いていません。↓

底面には、充電用端子とバイオトラッカー。右側に見えるボタンを押すと、片側バンドを取り外して交換できます。

重量は、実測で46gでした。30g台が一般的なスマートバンドとしては若干重さがあります。

実際の使い勝手

使い勝手を見ておきましょう。

ペアリングは簡単で、Amazfitの母艦アプリZeppを入れて、Amazfit XのQRコードを読み込むだけ。

側面の感圧センサは、↓のように押します。側面を押すか、画面をタップすると表示ONになります。

ホーム画面は、一般的なウォッチと同様に、長押しで変更が可能。上下に長いので、円形ウォッチよりも情報が整理されて表示できます。

ウォッチフェイスは25種類あります。母艦アプリから、ウォッチに転送したいフェイスを選択できます。

右から左へのスワイプで、機能一覧にアクセスできます。ワークアウト、心拍数、血中酸素、ストレスモニタ、天気、スケジュール、アラーム、ストップウォッチ、アラーム、設定など。

左から右にスワイプすると、コンポーネントが表示されます。ここは、すぐに確認したい機能のウィジェットを並べておきます。デフォルトでは天気、スケジュール、音楽コントロールとなっています。

上から下にスワイプすると、ワンタップで設定を切り替えられるボタンが並びます。

下から上へのスワイプで、スマホの通知を確認できます。通知のほか、もちろん着信も出てきます。

バッテリーは公称で7日駆動ですが、睡眠トラックをして表示時間も長く設定してあるので、24時間で20%ずつ減っています。よって5日駆動でした。

母艦アプリZeppの機能

母艦アプリは、Amazfitのウォッチを使っている方にはおなじみのZeppです。他にもAmazfitのウォッチを持っている人は、複数とペアリング可能。ただ、アクティブにできるウォッチは一台です。

ホーム画面では、↓のように歩数や睡眠トラック、心拍数などのウィジェットが表示されます。表示内容はカスタマイズ可能。

健康タブでは、ワークアウトや健康管理系の情報が一覧されます。

プロフィール画面からAmazfit Xの設定に入ると、↓のように設定一覧が表示されます。

各種のアプリや機能を細かく設定可能。

メニュー項目の中に入ると、↓のように各項目で設定可能なサブ項目が表示されます。

手首を持ち上げたときに自動で画面がONになる設定ももちろん可能。

ウォッチ側の機能一覧に表示する機能もカスタマイズできます。

普通にスマートバンドとしてよくできている

本機をしばらく使ってきて、3D曲面ディスプレイにどうしても注目がいきがちですが、スマートバンドとしても完成度高くよくできていると感じました。

Amazfitなので、これまで大量のウォッチをリリースしてきており、スマートバンドとして機能面で不便を感じることはないでしょう。(2022.10.11追記:当初「常時点灯機能が無い」と記載していましたが、常時点灯機能ありとご指摘いただきました。お詫びして修正いたします。ご指摘いただいた皆様、どうもありがとうございました。)

ディスプレイの表示もクリアで輝度も十分です。

曲面のデメリットですが、表示においては縦長なので上下の端が少し見づらく感じることがありました。一方で表示領域は広く、多くの情報が整理されて表示できるのはメリットです。

表示よりも、むしろウォッチ形状がラウンドしていることによって、手首との一体感があるということの方がメリットとしては大きいかもしれません。

というわけで、1万円ちょっとと価格も安く、有機ELディスプレイでバッテリーも数日持ち機能も十分な良く出来たスマートバンドなので、近未来感あるガジェットをお探しの方も、スマートバンドが欲しい方も、ぜひチェックしてみてください!

Amazfit XはAliExpressのこちらのストアで12,094円でセール中。

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