先日国内版が予約開始となった「ONEXPLAYER 2」。
おなじみ多数のUMPC(超小型ノートパソコン)やゲーミングUMPC(ポータブルゲーミングPC)をリリースしているOne-Netbook社の新製品です。
発売は3月31日予定ですが、秋葉原のハイビーム秋葉原本店で同機が展示されており、しばらく使わせていただいたので今回はハンズオンレビューをお届けします。
↓のように8.4インチのハイスペックタブレットの左右に、Nintendo Switchライクな着脱式コントローラーと、着脱式キーボードがついています。(キーボードは予約特典でセットになりますが、2/20以降は別売りオプション品になります)
2/20まではオリジナルスリーブケースと専用のカバーキーボードが特典でついて、Ryzen 7 6800U搭載で16GB/1TB版が税込149,400円というお手頃価格になっています。32GB/1TB版は163,800円、32GB/2TB版は178,200円です。
予約はハイビーム公式ストアから(ブラックがこちら、ホワイトがこちらです)。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まずキーボードがついていない状態でゲームコントローラーを装着すると、↓のように初代機(といってもCPUの種類によってたくさんのバリアントがあります)のONEXPLAYER(7インチのminiではない方)によく似た外観。
まずはスペックを見ておきます。
CPUには8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 6800U、Radeon 680M GPU、16GB/32GB LPDDR5 RAM、1TB/2TB M.2 2280 PCIe3.0x4 NVMe SSD、8.4インチ(2560×1600)IPSディスプレイ、17,100mAhバッテリー、Windows 11 Homeです。
ディスプレイは10点マルチタッチ対応で、4,096段階筆圧検知ペンもサポート(オプション販売)。65w GaN充電器が付属します。公称駆動時間は、ローカルビデオ再生で9時間、ゲームプレイで5時間となっています。
サイズは310x127x23-40mmで、重量が709g。コントローラーは139gです。
背面にはキックスタンドがついていて、スピーカーはharman認証のデュアルステレオです。6軸ジャイロとデュアルモーター内蔵。
背面には、↓のように収納式のキックスタンドがついています。
ポート類は、上面に↓のように右からmicroSDカードスロット、USB3.0 Type-A、USB4.0 Type-C、3.5mmイヤホンジャック。
底面には、↓のようにUSB3.2 Type-Cがついています。
Nintendo Switch同様に、ゲームコントローラーは取り外して別売りのコネクターによって独立コントローラーになります。
コントローラーを取り外すと、↓のようにWindowsタブレットPCに変身します。ちょっと厚みはありますが、8.4インチのハイスペックPCです!
片手で握れるサイズ感。これぞOne-NetbookやGPD製品の魅力です。
コントローラーを外して着脱式キーボードをつけると、Surfaceライクに使うこともできます。
キーボードのサイズ感
お仕事用にSurface風に使った場合、↓のような小型2-in-1になります。
タッチパッドは小さいながら感度は良好。
キーボード配列は↓の通り。US配列をベースに、このサイズ感に合わせて記号キーなどは大幅に省略。カッコなどがFn同時押しなところが残念ではありますが、ハイフンは1キー入力できます。
iPad mini 6との比較
さて、8.4インチとなれば、8.3インチのiPad mini 6と比較したくなるのが人の情。
というわけで隣に並べた様子が↓です。前から見たサイズ感はよく似ています。
0.1インチ大きい本機の方が画面部が少し大きくなり、また厚みがあるので上から撮影するとだいぶ大きく見えます↓。
厚みはかなり違います。冷却システムが入ってパフォーマンスも高いのでやむを得ないでしょう。
ONEXPLAYERとの比較
↓のONEXPLAYERと比べてみます。
キーボードに互換性はないとのことですが、キーボードをつけた状態での見た目やサイズ感は非常によく似ています。キーボードをつけたONEXPLAYERのゲームコントローラー部が着脱可能になったイメージです。
キーボード配列も同じ。ただ、ONEXPLAYERよりもキーボードのマグネットが、より強力にくっつくようになっていますよ。
以上、簡単なハンズオンレポートでした。
Ryzen 7 6800U搭載機は多く出ていますので、パフォーマンスはおおむね想像つくでしょう。小型機ながら、3DのAAAゲームもバリバリ動くハイパフォーマンスです。
本機の魅力は、ポータブルなゲーミングPCとしての利用だけでなく、Surface風の2-in-1 PCやタブレット風にも使えるユースケースの広さ。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!