Ryzen 7搭載Winゲーム機「ONEXPLAYER mini」レビュー!【ゲームしよう】

今回は、おなじみ携帯型ゲーム機形状のWindowsマシン「ONEXPLAYER mini」をレビューします。

ONEXPLAYER miniやONEXPLAYERは複数種類あるのですが、今回のものはAMD Ryzen 7 5800Uを搭載した新モデルです。

↓のように手のひらサイズながら、3Dゲームがかなりバリバリ動きます。(写真はGTA5)

「ONEXPLAYERシリーズは大量にありすぎてそろそろいよいよワケ分からん!」という方もいるかもしれませんので、いったんまとめておきます。

大きく分けて、8.4インチのONEXPLAYERと、7インチのONEXPLAYER miniの2種類あって、それぞれにIntel CPUとAMD CPU搭載版があります。(以下すべて税込)

  • ONEXPLAYER(8.4インチ)(アマゾンはこちら、公式ECはこちら
    • Ryzen 7 4800U/1TB:151,800円→本日のみ119,800円(こちら
    • Ryzen 7 4800U/2TB:164,780円→本日のみ129,800円(こちら) 
    • Ryzen 7 5700U/1TB:164,780円→本日のみ139,800円(こちら
    • Core i7-1195G7/1TB:164,780円
    • Core i7-1165G7/1TB:129,800円
  • ONEXPLAYER mini(7インチ)
    • AMD版(アマゾンはこちら、公式ECはこちら
      • HD(1280×800)
        • Ryzen 7 5800U/512GB:149,600円→今回レビュー!
        • Ryzen 7 5800U/1TB:160,600円
        • Ryzen 7 5800U/2TB:173,800円
      • FullHD(1920×1200)
        • Ryzen 7 5800U/512GB:155,100円
        • Ryzen 7 5800U/1TB:166,100円
        • Ryzen 7 5800U/2TB:179,300円
    • Intel版
      • Core i7-1195G7/512GB:155,100円→本日のみ129,800円(こちら
      • Core i7-1195G7/1TB:166,100円→本日のみ139,800円(こちら
      • Core i7-1195G7/2TB:188,100円→本日のみ156,800円(こちら

こうして見ると多すぎてヤバいわけですが、とりあえず「本日のみ~~円」と書いてあるアマゾンタイムセールはだいぶお買い得になっていることが分かります。なので、欲しい人は今日買った方がいいと思います。在庫も数台ずつしかありませんし。

また、「今回レビュー!」とあるminiのRyzen 7 5800U版が今回のレビュー品ですが、パフォーマンスに比してけっこうコスパは高めです。

あと、↓にIntel版のレビューもありますよ。

今回は、今月発表になり、順次発売していくOne-Netbook社の新型ゲーミングUMPC「ONEXPLAYER mini」と「ONEXPLA...

前置きが長くなりましたが、さっそく見ていきましょう!

スペックと外観

立派でカッコいい箱に、立派でカッコいい筐体が入っていますよ!

同梱物は下記の通り、本体のほかはチャージャーとケーブル、マニュアルのみというシンプル構成。シンプルが一番です。

チャージャーは65wの高出力ながら、流行のGaN(窒化ガリウム)なのでサイズはコンパクトです。

そして本体がこちら。おなじみXboxタイプのコントローラーに、いくつかのファンクションボタンがついている7インチWindowsマシンです。お借りしたレビュー品ですが、7インチで最高なコンパクトサイズに思わず頬ずりしてしまいましたが、拭かずに返しました。すみません。

スペックは下記の通り。

  • CPU:AMD Ryzen 7 5800U
  • GPU:AMD Radeon RX Vega 8
  • RAM:16GB LPDDR4x-4266
  • ストレージ:512GB/1TB/2TB PCIe x3.0 NVMe M.2 SSD
  • ディスプレイ:7インチ(1920×1200もしくは1280×800)IPS
  • OS:Windows 11 Home
  • 通信:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
  • コントローラー:Xbox360互換(XInput対応)
  • バッテリー容量:12,600mAh/48Wh
  • サイズ:約262x107x23-35mm
  • 重量:617g(実測)

Ryzen 7 5800UはZen3アーキテクチャで、8コア16スレッド、定格1.9GHz/最大4.4GHz。

ディスプレイは10点マルチタッチ対応。解像度は2種類あり、今回は低い方の1280×800ですが、192ppiあって画面の荒さなどは感じません。

ディスプレイ拡大率は標準で125%ですが、100%にしても細かすぎず快適です。7インチなので1280×800あれば十分なんです。

ただ、一部ゲームでFullHD以上の画面が必要なものがあったりしますので、よくプレイするタイトルがそれに当てはまるならFullHD版にしたほうがよいでしょう。逆にそうでないなら、HD版で十分綺麗です。バッテリーも解像度低い方が一般に長持ちです。

ボタンですが、ゲーム用以外の部分でHomeやスクリーンキーボードがついており、さらに組み合わせて異なる機能を呼び出せます。

ポート類ですが、上部にはUSB3.0 Type-AとUSB3.2 Type-C、イヤホンジャック、電源、音量ボタンがついています。

また、下部にもUSB3.2 Type-Cがついてますよ。

背面はこの通り。空気穴が空いております。グリップしやすいように、左右は盛り上がっています。

重量は実測で617g。

Switchとのサイズ比較

有機EL版Switchと比較すると、↓の通り。一回り大きいくらいのフットプリントですが十分コンパクト。

厚みはさすがにけっこう違います。↓

ベンチマークスコア

CINEBNECH R23のスコアは、シングルコアが1,420pts、マルチコアが7,958ptsでした。

CrystalDiskMarkは下記の通り。PCIe NVMe SSDなので速いです。

FF14ベンチは、1280×720の標準品質(ノートPC)ウィンドウモードで”快適”の8,712。

高品質モードにしても7,000近くをキープできます。

解像度調整を入れれば、多くのゲームはプレイ可能でしょう。こちらの公式サイトで、プレイできるタイトルも載っています。

持ち運び用にもゴロ寝用にも

バッテリー駆動時間は、ゲームをし続けると1~2時間といったところ。

なので、外出先で給電せずに何時間もプレイし続けられるということはありません。

ただ、コンセントやモバイルバッテリーがまったく使えない環境というのもコミケくらいしか無いでしょうし、大半のユースケースでそこまで問題にならないんじゃないでしょうか。

ファン音もそれなりにしますが、このタイプのデバイスとしては標準的なレベル。

PCとして高い処理性能を持っていますので、ゲームだけでなくキーボードやディスプレイとつなげてお仕事用などにも使えます。

何よりこのサイズ感でこれだけのパフォーマンスを持っていて、大半のゲームをプレイできる性能かつ10万円台ということで、大変魅惑のデバイスです。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

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