オープンソースのiPod風小型ミュージックプレーヤー「Tangara」登場

昨今のクラウドファンディグは当初の理念とはかけ離れて、中国の中小メーカーが中国で余った在庫を斬新な商品のように喧伝して割高で売ったり、クラウドファンディグが必要ないメーカーや代理店が安上がりなプロモーションの手段として利用したり、中国から仕入れた商品を倍くらいの価格で転売するようなプロジェクトばかりが増えてきて残念な気持ちでいっぱいですが、アメリカのCROWDSUPLLYはハードウェアハッカーたちがユニークな商品を日々発表している良質なクラウドファンディグサイトです。

そんなCROWDSUPLLYで、iPod風デザインのオープンソース音楽プレーヤー「Tangara」が登場しました。クラウドファンディグはこちらのページで、2024年1月開始予定。

↓のように2000年代前半な雰囲気を醸し出したポケットサイズのプレーヤーです。

こちら、ソフトもハードもオープンソースで開発されており、デザインやソフトを自分でカスタマイズすることも可能です。

今や大半の方はスマホを音楽プレーヤーとして利用していますが、本機はタッチスクリーン非対応でローカルの音楽再生に特化しているため、音楽プレーヤーのポメラ的なプロダクトです。

ディスプレイは1.8インチ(160×128)カラーTFT、静電容量式タッチ入力のクリックホイールと2つのボタン、2,200mAhバッテリー、充電やファームアップデート、データ転送用のUSB Type-C、3.5mmイヤホンジャックを備えています。

音楽はSBCコーデックのBluetoothないし有線で再生します。コアはESP32ベースのマイクコントローラー、WM8523 DAC、テキサス・インスツルメンツのINA1620アンプを搭載し、最大2TBのmicroSDカードスロットもついています。

MP3やFLACの音楽を再生しますが、16ビット/44.1kHzもしくは48kHzをサポート。DACは24ビット/192kHzも対応しているため、今後さらなる高品質オーディオがサポートされる可能性もあります。

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