2023年もあと数日ですが、今年も毎日平均2~3個のガジェットを買いまくってきました。
デイリーガジェットの人たちはガジェットオタクなので、記事や動画にしないガジェットも日々買い続けています。
今年も累計1,000以上のガジェットを買って買って使いまくってきたわけですが、今回は年末恒例のベストバイをやりたいと思います。
2023年のベストバイは5つで、いずれも誰にでも自信を持ってオススメできる逸品ばかりです。
カテゴリが違うため、ランキングではなく順番に優劣はありません。
なお、今回のベストバイなアイテムたちは誰にでもオススメできる最高のものたちですが、ガジェットの楽しみはもちろんそれだけではありません。
中華格安タブレットやスマホ、クラムシェル型のUMPC(超小型ノートパソコン)、変なスマートウォッチなどはもちろん、デイリーガジェットが愛してやまないアイテムたちです。
ただ、万人にオススメできるかと言われればそうではありません。
オタクが楽しむアイテムとしては最高でも、一般の人たちからそれらを真面目に仕事や教育の現場で使いますと言われると「考え直した方が……」と言って止めると思います。
ですが今回のベストバイの5アイテムは、オタク以外の方々にも広くオススメできる、まず間違いのない商品たちです。
それでは見ていきましょう!
ソニー「WF-1000XM5」
まずは完全ワイヤレスイヤホンの最高峰、ソニーのフラッグシップモデルである「WF-1000XM5」です。
音質、ノイズキャンセリングでこれを上回る完全ワイヤレスイヤホンは無いと言っていいでしょう。
音質やノイキャンだけでなく、軽さや小ささ、バッテリー持ちをはじめとした諸々の機能に至るまで、至高の一台です。
前世代のWF-1000XM4の時から最高でしたが、音質やノイキャン、軽さや小ささにさらに磨きをかけてきています。
中華ブランドの完全ワイヤレスイヤホンも、価格と比しての音質や機能は素晴らしく良くなってきましたが、やはり本機と聞き比べると素人でもすぐに分かるレベルで違います。
音楽や動画視聴、テレワークなど用途を問わず、AndroidかiPhoneかにも依らず、とにかく一番良いイヤホンが欲しければ、本機を買っておけばまず間違いないです。
アップル「iPhone 15 Pro」
続いてもおなじみ、iPhone 15 Proです。
iPhoneは3Gの時から使ってきましたが、久々にメイン機で使い始めました。
USB Type-Cになったことや、チタンフレームで200g切りになったことが決め手。
あとは長年の直感で、15 Proは買っておくべきだろうと思い予約購入しメイン機にしました。
結論、最高です。久々のメインiOSライフを満喫しています。
iOSとAndroidのどちらが使いやすいかという話をよく耳にしますが全く無意味な神学論争です。
なぜならほぼ全人類が毎日使うデバイスで、ここまでのスピードでギリギリの進化を毎日続けているモバイルOSの世界で、明確な優劣が放置されるわけがありません。ので、使い慣れている方が使いやすいのです。
15 Proは過去にiPhoneで感じていた違和感や使いづらさ(たとえばChromeはじめGoogle系アプリ・サービスとの連携周り)も解消されており、カメラも最高で不満はゼロです。
ASUS「ROG Ally」
続いては↓でレビューした、ASUSから登場したポータブルゲーミングPC「ROG Ally」です。
今回のベストバイの中では、もっとも”オタクのオモチャ”寄りのアイテムです。GPDやOne-Netbookなどの中華系メーカーからも、面白いポータブルゲーミングPCが色々出ています。
が、本機はアスキーのBESTBUY AWARD 2023も受賞したほど完成度が高く、カテゴリの中でも広くオススメできるアイテムです。
本機の何が良いかといえば、まず処理性能が高い点。
Ryzen Z1 Extremeは、中華系ポータブルゲーミングPCが搭載するRyzen 7 7840Uとほぼ同性能で、現行のポータブルゲーミングPCで最高クラスの性能です。
続いてはコスパ。中華系ポータブルゲーミングPCと比べても、本機は約10万円と一番安いです。
RAMとストレージは16GB/512GBですが、実際に使っていてもモバイルチップセットと小さな画面でゲームをするのに16GB以上のRAMはほぼ不要。実際、ASUSやレノボのような大手メーカーは、いずれもポータブルゲーミングPCはオンボード16GB RAMです。
ストレージは、↓で書いたように簡単に増設可能です。
あと、本機はASUSによるアップデートが非常に頻繁です。しょっちゅうBIOSやソフトウェアのアップデートが入り、挙動がおかしい点があっても気づいたら解消されています。ASUSが全力で良いプロダクトにしようとしている姿勢がよく分かります。
ゲームパッドによる操作も使いやすく、分かりづらい点や「?」を感じる挙動がないというインターフェース面での仕上がりもかなりハイレベル。
スマホのZenfone 10などと同様、ASUSのハイレベルなプロダクト開発力が活かされた逸品です。
CIO「NovaPort SLIM」
続いてはチャージャーです。たくさんのUSBチャージャーをレビューして使ってきましたが、↓でレビューした株式会社CIOの「NovaPort SLIM 65w」が一番使いやすく毎日愛用しています。
これの何が良いかといえば、”薄さ”です。
GaNの普及により、高出力・多ポート・小型軽量なUSB-Cチャージャーは増えてきましたが、小型化してもズングリとしたサイコロ形状のチャージャーが一般的です。
それに対して本機は薄さに重点を置いており、これにより可搬性が高いことが特徴。カバンの中でかさばりません。
加えて2ポート搭載で65w出力なので、後述するMacBook Airはじめノートパソコンへの給電も問題ないのも便利です。
より薄い45wタイプもあるため、ノートPCへの給電が不要な方はそちらでもよいかもしれません。
アップル「M2 MacBook Air」
続いてはM2 MacBook Airです。2022年発売ですが、iPhone 15 Proを使い始めて「やっぱりアップルってイイね!」とあらためて思っため、2023年に購入して毎日使ってきました。
もはや言うまでもない名機。15インチ版もありますが、軽さをとって13インチにしました。
まずそのデザインのかっこよさはやはり最高です。
MacBook Airは初代から使ってきましたが、初代デザインの系譜にあるM1 MBAまでと異なり、M2からはよりモダンなデザインに変わりました。
これが毎日撫で回したくなるレベルでカッコいいです。
また、処理性能も凄まじいです。
Apple M2チップのパフォーマンスの高さは有名ですが、本当に4K動画編集が何らストレスなくできます。
M3シリーズが出て、スペースブラックのProを買おうか迷ったのですが重さで断念しました。
MBPコーナーでウロついていると、アップルストアや量販店の店員から「動画編集ならProです」と言われるのですが、それに対して「Pro欲しいのですが、いまM2 Air使ってるんですが、まったく問題なく動画編集できちゃうのが悩みです……」と応えると、店員さんも「ですよねー。そうなんですよ笑」といつもなります。
バッテリー持ちも良く、スタンバイ状態でのバッテリー減りも少なく、とにかく最高です。
メインのモバイルノートだけは1kg切りのWindowsマシンで!という期間が長く続きましたが、本機で久々の信者モード発動中です。
ただ、できれば1kgくらいになってほしい!
以上、2023年のベストバイでした。
というわけで2024年もデイリーガジェットは毎日たくさんのガジェットを買って買って使いまくり、面白いモノ良いモノやめたほうが良いモノも含めて皆様にガンガン配信していきますので、2024年もデイリーガジェットをよろしくお願いします!
読者の皆様の2024年に世界最高の幸あれ!
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