今回は、多数の廉価タブレットやスマートフォンをリリースしているBlackviewから新登場した「Blackview Tab9 WiFi」の提供があったのでレビューします。
UNISOC T606搭載の11インチFullHD+解像度のAndroid 14タブレット。平均的な廉価タブレットのスペック構成ですが、本体が500gちょっとと軽量であることが特徴です。
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それでは見ていきましょう。
外観とスペック
まず同梱物は、↓のようにチャージャー、USBケーブル、microSDスロットピン、マニュアルのほか、ガラスフィルムとスタンドカバーも付属します。
本体はオーソドックスなデザイン。
スペックですが、SoCはUNISOC T606、GPUはMali-G57、11インチ(1920×1200)IPSディスプレイ、6GB/256GBメモリ、8,200mAhバッテリー、リア13MPフロント8MPカメラ、Android 14という構成。
生体認証は顔認証に対応しています。360ニトで廉価機としては標準的な輝度。widevine L1対応です。
SIMやGPSは非搭載。(位置情報は利用できます)センサ類も加速度計のみで、ジャイロスコープ等は搭載していません。
必要最小限の構成となっています。
背面パネルは↓のように、プラスチック製となっています。昨今は廉価機でもメタルパネルのものが多くなってきましたが、本機はメタル風の表面処理を施したPC製。ただ、後述するように本機は同じスペックレンジの廉価タブレットよりも軽量になっており、むしろメリットかもしれません。技適番号もプリントされています。
底面には何も付いていません。
上部も同様。
サイドにはスピーカー穴と電源・音量ボタン。
逆側面にもスピーカー穴、USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック。
付属のピンで開けると↓の通り。SIM非対応なので、microSDが1枚入るスロットです。
重量は実測で512g。10−11インチの廉価機の中では、かなり軽い部類に入ります。実際に手に取っても、最も印象的なのはその軽さ。
ちなみに11インチのiPad Airと比較すると↓の通り。
本機の方が縦長ながら、ほぼ同じくらいのサイズ感。
実際の使い勝手
初期設定を終えて起動すると、ホーム画面は↓の通り。
プリインアプリは↓で、WPS Officeなどが入っているものの、基本的にはGoogleの純正アプリがほとんどです。
DokeOSということで、UIは使いやすくなっています。
また、画面下部にはランチャーを表示させておくことが可能で、ここからアイコンをドラッグアンドドロップして画面分割表示にすることができます。
デイリーガジェットを表示したところが↓の通り。
ブラウジングにストレスを感じることはありません。
YouTubeで16:9の動画を表示したところ。デュアルスピーカー搭載なので左右から鳴ってくれます。音質は廉価機として標準的なレベル。
UNISOC T606機なので、ゲーム向きではありません。
T606機はどれもそうですが、たとえば原神はデフォルト画質「最低」で端末負荷「スムーズ」でプレイ可能です。ですが、高画質で滑らかなプレイはできません。
ベンチマークスコア
Geekbench 6のスコアは、シングルコアが361、マルチコアが1159。
GPUスコアが271。
ストレージ読み書き速度は↓の通り。eMMCよりは高速です。
軽さ重視ならありかも
以上、「Blackview Tab9 WiFi」を見てきました。
FullHDのUNISOC T606ということで、2万円前後のタブレットとして標準的なスペック構成です。
センサやSIMなどを割り切り、背面パネルもプラスチックにすることで、同クラス機と比べて本体がかなり軽くなっているのが良い点でしょう。
軽さ重視の方は、チェックしてみても良いかもしれません。
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コメント
アプリ一覧見るとシステムスチュワードが入ってるんですね。
これさえ無ければBlackviewも選択肢に入るんですが、個人的にコイツが嫌いなので…。