Turning Softwareは、iPhoneやiPadで動作する無料エミュレーター「UTM SE」をApp Storeでリリースしました。Apple Vision Proにも対応しているとのこと。
これにより、iOS/iPadOS/visionOS上で、MS-DOSやWindowsを稼働させることができるようになります。
QEMUというオープンソースのプロセッサエミュレーターをベースとしており、x86だけでなく、PowerPCやRISC-Vもサポートしています。
Windows 11、Windows XP、Ubuntu 22.04、ArchLinuxなどの設定ファイルをダウンロードすることができ、アプリ上で複数OSを切り替えて利用することができます。
↓のようにdebianも稼働しています。
ただし、iOSは20%以上のRAMを使うと本ソフトウェアを終了させる可能性がある仕様になっているということで、RAMの制約からWindows 11でゲームプレイなどの使い方は現状厳しいでしょう。
実際、主に想定されているのは、ゲームプレイの場合はDOSやWindows XPなどのようです。(Windows XPの必要RAMは512MB)
いずれにせよ夢に溢れたアプリですね!
AppStore上のUTM SEのページはこちら。