Tiny11という、Windows 11の簡易版イメージを作成するスクリプトをオープンソース(GitHubはこちら)で公開しているNTDevは、Tiny11をiPhone 15 Pro上で稼働させる様子を公開しました。
↓でお伝えした、iPhone向けPCエミュレーター「UTM SE」で実行させています。
iPhone上でWindows 11を稼働させた事例となりますが、OSの起動には20分かかり、かつ動作もかなりのモッサリ具合となるようです。
それもそのはずで、「UTM SE」はエミュレーションであるとともに、iOSアプリの制約からRAMもかなり限定されたものになります。
Tiny11のISOは3GBまでコンパクト化されており、Windows 11の多くのアプリや機能をそぎ落としたものになります。
そのため、実用的にWindows 11が使える状態からはほど遠いものになります。
今後iPhoneのパフォーマンスとサイドロードの進化によって、MacOS同様にiPhone上でのPC利用が徐々に実用的になっていくと面白いですね。
Behold, probably the very first instance of Windows 11 (in form of tiny11 core) on UTM SE.
It is TERRIBLY slow, booting in about 20 minutes, but nonetheless, it's still Windows 11 on an iPhone 15 Pro! pic.twitter.com/Iyr5Txy8uh— NTDEV (@NTDEV_) July 20, 2024
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