Googleの次期フラッグシップモデル「Pixel 10」とされる公式レンダー画像が新たに流出しました。デザインは前モデルを踏襲しつつ、鮮やかな新色の追加や望遠カメラの搭載といった注目ポイントが明らかになっています。
明らかになったPixel 10の外観とカラーバリエーション
AndroidHeadlinesのレポートにより、Google Pixel 10とされる公式レンダー画像が複数公開されました。新たに確認されたカラーバリエーションは、以下の4色です。
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Obsidian(ブラック系/Pixel 9にも存在)
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Indigo(ロイヤルブルー)
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Frost(スカイブルー)
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Limoncello(黄緑がかったイエロー)
新色はいずれも鮮やかで、従来のPixelシリーズにはなかった明るいトーンが特徴です。ただし筐体のデザイン自体はPixel 9から大きな変更はなく、あくまで「カラーバリエーション中心のアップデート」という印象です。
Pixel 10の主なスペックと進化点
Pixel 10の基本構成として、フラットな6.3インチOLEDディスプレイを採用。解像度はFHD+で、リフレッシュレートは120Hzに対応。最大輝度は3,000ニトとされ、屋外でも視認性が確保される設計です。耐久性についてはCorning Gorilla Glass Victus 2による保護が施されます。
SoCには、Googleの独自設計による第5世代チップ「Tensor G5」が搭載予定です。製造プロセスは3nmとなり、処理性能や電力効率の向上が期待されます。
バッテリーは4,970mAhに拡張され、29Wの有線急速充電および15WのQi2準拠ワイヤレス充電に対応する見込みです。
カメラ構成(背面)
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メインカメラ:48MP(1/2.0インチセンサー)
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超広角カメラ:13MP
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望遠カメラ:10.8MP(Proモデルから引き継ぎ)
従来、Pixelシリーズの標準モデルでは搭載されていなかった望遠レンズが、Pixel 10では採用される見込みです。一方で、メインと超広角カメラはPixel 9a相当へのスペックダウンとされており、センサー性能のバランスにはやや注意が必要かもしれません。