物理キーボードと独自OSを搭載した新型携帯電話「Keyphone」がクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場しました。
スマートフォンとは一線を画す設計で、テキスト入力に特化した特徴が注目されています。
BlackBerry風の新端末「Keyphone」がクラウドファンディングで登場
「Keyphone」は、Indiegogoで資金調達中の新型携帯電話です。特徴的なのは、スマートフォンではなく、テキスト入力に特化したフィーチャーフォン的設計である点です。
OSにはAndroid Open Source Project(AOSP)ベースのカスタムOSを採用しており、通話・メッセージ送信・写真撮影・メモなど基本的な機能に対応しています。
本体には物理キーボードが搭載されており、長文入力にも配慮されたレイアウトとなっています。さらに、カスタマイズ可能な物理ボタンも用意されており、ユーザーの使用スタイルに合わせた操作性が魅力です。
スペックと構造:交換可能なモジュール式デザインも採用
Keyphoneは、以下のようなハードウェアスペックを備えています。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | AOSPベース独自カスタムOS(Android 15相当) |
ストレージ | 内蔵64GB(microSD対応で拡張可能) |
通信 | 4G対応 / デュアルSIM / Wi-Fi / Bluetooth 5.0 |
その他機能 | Wi-Fi通話対応、物理キーボード、追加ボタン |
構造 | キーボード・カメラ・バッテリーが交換可能な一部モジュール式 |
バッテリー | 接着されておらず、ユーザー自身で簡単に交換可能 |
価格(クラファン) | $259(Indiegogo限定価格) |
構造面ではモジュール設計を採用しており、キーボード・カメラ・バッテリーの交換が容易とされています。特にバッテリーは接着されていないため、故障時の交換も手軽に行えると案内されています。
日本発売は未定、懐かしさと実用性を兼ね備えた一台
現時点では、日本での正式販売は発表されていません。Indiegogoでの出資者向けには$259で提供されており、一般販売価格は未定です。
メディアとしての所感としては、スマートフォン全盛の今、物理キーボードによる快適なテキスト入力を重視する層には一定の需要がありそうです。特に、かつてのBlackBerryユーザーや物理ボタン派にとっては注目すべき一台といえるでしょう。
ただし、クラウドファンディング製品には一般的に製造遅延やスペック変更のリスクがあるため、購入を検討する際は注意が必要です。
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