Xiaomiが、次期折りたたみスマートフォン「Mix Flip 3」で衛星通信対応モデルを投入する可能性が報じられています。
従来はハイエンド機に限られていたこの機能が、Redmi Noteシリーズなどを含む幅広いラインナップに拡大されることで、より多くのユーザーが“オフライン環境下での通信”を利用できるようになるかもしれません。
Xiaomiが本格的に衛星通信へ参入、Mix Flip 3でも対応モデル登場の可能性
Xiaomi(シャオミ)が、折りたたみスマートフォン「Mix Flip 3」において、衛星通信対応モデルを用意していると報じられています。これまでハイエンドモデルに限定されていた衛星メッセージ機能が、今後はより幅広いラインナップで利用可能になるかもしれません。
Redmi Note 15 Pro+とMix Flip 3が衛星通信対応モデルの先陣に
中国のSNS「Weibo」で著名なリーカー「Experience More」氏によると、Xiaomiは自社エコシステムに衛星通信機能を積極的に取り入れており、その第一弾として「Redmi Note 15 Pro+ Satellite Edition」の開発が進められているとのことです。これに続いて、フォルダブル(折りたたみ)端末である「Mix Flip 3」も衛星通信に対応した特別仕様が登場する予定とされています。
Mix Flip 3には、モデル番号「2603APX0AC」と「2603EPX2DC」の2種類が存在し、このうち前者が衛星通信対応モデルになる見込みです。コードネームは「Pixiu」とされています。
また、Redmi Note 15 Pro+ Satellite Editionは、「25104RADAC」という型番で中国の無線機器認証を通過しており、BeiDou(北斗)短報衛星通信の対応が明示されていました。これはRedmiシリーズとして初、さらにはKシリーズやK Ultraシリーズを含む全Redmiラインナップでも初の対応機種となります。
なお、著名リーカー「Digital Chat Station」によれば、衛星通信機能はすべてのモデルに標準搭載されるわけではなく、「本当に必要とするユーザー向けの特別版」に限定されるとのことです。
緊急時や山間部での通信手段として注目、折りたたみ機にも波及
衛星通信は、地上のモバイルネットワークが届かない山間部や海上、災害時などにメッセージの送受信が可能な機能で、これまでAppleやHuaweiなどの一部フラッグシップ機種に限定された技術でした。
今回、RedmiやMix Flipといった比較的手に取りやすい価格帯の製品にこの機能が導入されることは、モバイル業界全体にとって大きな進展といえます。特に折りたたみスマホに搭載されることで、コンパクトさと先進機能を両立した新たな選択肢となるかもしれません。
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