有線と無線のいいとこ取り!トランスミッター付き骨伝導イヤホンレビュー【AfterShokz】

テレビやパソコンに接続してすぐに使える骨伝導イヤホンを、AfterShokz様にご提供いただいたのでレビューしていきます。

過去に、↓のBluetooth接続の骨伝導イヤホンをレビューしました。

数年前から、骨伝導イヤホンという言葉をよく聞くようになりました。 「それって実際どんなものなの?」と気になっている方も多いと思います。...

軽量で圧迫感がなく、耳を塞がないので装着したまま外の音がそのまま聞こえるという、作業や仕事、移動をしながらの音楽鑑賞や動画視聴にぴったりの商品でした。

今回レビューする商品は、上記の骨伝導イヤホンにトランスミッターがセットになることで、テレビやパソコン、プレイステーション4やNintendo Switchに接続してすぐに使えるようになった優れものです。

ペアリングが必要なく、すぐに聴き始められます。コーデックはapt-Xに対応し、遅延も低減し、音質が向上しています。

骨伝導スポーツヘッドホンを手掛けるAfterShokzから、自宅のテレビやPCに繋げるだけですぐに使用できる「骨伝導ワイヤレスヘッドホン(テ...

「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用トランスミッター付き AS801-ABT01」は、こちらの公式サイトと↓のアマゾンで、2万7千円ほどで販売されています。

はじめは「普段テレビ見ないから、便利さを感じるかなあ」と心配だったのですが、実際に使ってみると、テレビを見ない人にもとても有用なアイテムでした。

そのあたりもお伝えできればと思っています。

というわけで、早速見ていきましょう!

まずは開封

外箱は、おなじみAfterShokzのおしゃれデザインですが、テレビを視聴している男性が描かれています。スポーツ訴求が前面に出ていたイヤホンのみモデルとは大きく異なっています。

開けると、骨伝導イヤホンがおしゃれに鎮座しています。

同梱物は下記の通りです。

本体、ポーチ、耳栓、マニュアル類のほか、トランスミッター、micro USBケーブル、オプティカルオーディオ(光デジタル端子)ケーブル、Aux 3.5mmオーディオケーブル、Aux 3.5mm – RCAオーディオケーブルとケーブル類が豊富です。

イヤホンの同梱物に耳栓が入っているのは、骨伝導ならではですね。

盛りだくさんに見えますが、これから見ていきますが使い方は至ってシンプルです。

スペックは下記の通りです。

  • 型番:AS801
  • 周波数帯:20Hz-20kHz
  • マイク感度:-38dB±3dB
  • バッテリー:リチウムバッテリー
  • 待機時間:10日間
  • 重量:26g
  • 電圧:5V±5%
  • スピーカーインピーダンス:8.5Ω±20%
  • スピーカー:Bone conductionスピーカー
  • 感度:105±3dB
  • Bluetooth接続距離:約10m
  • 連続再生時間:8時間
  • 充電時間:2時間
  • 保証期間:2年間
  • バッテリー容量:145mAh
  • Bluetoothバージョン:v5.0

イヤホン本体は、以前↓でレビューした通りです。

数年前から、骨伝導イヤホンという言葉をよく聞くようになりました。 「それって実際どんなものなの?」と気になっている方も多いと思います。...

とにかく軽く、付け心地も柔らかいのに多少の運動では外れないという、絶妙な設計になっています。

骨伝導は音漏れがすごい、とか、音質が悪い、というイメージの方もいらっしゃるかと思いますが、こと本機に関していえば、音漏れのレベルは主観判断ですが一般的なカナル型イヤホンとほとんど変わりません。

音質についても、低音の迫力や音場感こそインイヤー型やヘッドホンにはさすがに劣りますが、全体に高音質で十分に音楽を楽しむことができます。

重量は↓のようにわずか26gほどとなっています。

充電は、専用のマグネット端子で、端はUSB Type-Aになっていますので↓のようにモバイルバッテリーでも充電できます。

つづいてトランスミッターです。

トランスミッターが、機器の音をイヤホンに飛ばしてくれます。

こちらは↓のように一辺数センチの小型の箱です。音量ボタン、2つのイヤホンとペアリングするボタンのほかは、インディケーターのみのシンプルデザインです。

背面には、↓のように給電用のmicro USBポート、オーディオポート、光デジタルポートがついています。

たくさんのポートがありますが、接続する機器によってどれかを使えばいいので、ケーブルだらけになるという心配はありません。

トランスミッター自体の重さは↓のように約32gと、こちらも大変軽量です。

実際の使い勝手

接続の仕方ですが、まず↓のようにUSBに給電用のケーブルを、オーディオポートに付属のケーブルを接続します。

上記はさらにそこからアナログ入力用のケーブル(Aux 3.5mm – RCAオーディオケーブル)をつけています。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどであれば3.5mmのままで、テレビの背面↓のようにアナログ出力ポートに挿す場合はRCAケーブルをつなぎます。

もしくは、↓のように光デジタルでつなげることも可能です。

テレビやパソコンにつなると、↓のように接続方式(USB/アナログ/光)、コーデック(SBC/FS/Apt-X/LL)、そしてBluetooth接続されているイヤホン1,2がLEDで分かります。

↓はアナログ出力で、付属の骨伝導イヤホンとApt-Xで接続されています。

たとえば3.5mm端子をiPadに挿せば、特にペアリングなど必要なくそのまま骨伝導イヤホンから音を聴くことができます。

パソコンと接続するのも便利です。

↓のようにUSBでトランスミッターを接続すれば、そこから給電されるのでケーブルは一本になります。

こちらもペアリング不要で、しかもトランスミッターを通じた高音質を楽しむことができます。

複数のPC環境を使っている方などは、それぞれとペアリングする必要なく、どこでもこのトランスミッターをさせば、使い慣れたイヤホンで音楽を聴くことができます。

PCだけでなく、テレビ、プレイステーション4やNintendo Switchなど、とにかく複数環境で使い慣れたイヤホンを使いたいというニーズにマッチします。

有線イヤホンのようなケーブルの煩わしさがなく、またBluetoothイヤホンのように環境ごとのペアリングや切り替えの手間もありません。

両者の良いとこ取りのような商品で、さらに骨伝導イヤホンのメリットである「耳を塞がない」も享受できます。

耳を塞ぐと、音楽に没頭できる一方で、何か作業をしていたり、移動中、仕事中に話しかけられた時などは周りの音が聞こえないため、使いづらくなります。

骨伝導は耳を塞がず、こめかみそばに添えるようにして使えるので、そういった作業や移動をしながらの音楽鑑賞に最適です。

というわけで、有線イヤホンと無線イヤホン、そして骨伝導イヤホンすべてのいいとこ取りのようなAfterShokzの新商品「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用トランスミッター付き」をご紹介してきました。

「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用トランスミッター付き AS801-ABT01」は、こちらの公式サイトと↓のアマゾンで、2万7千円ほどで販売されています。

とても便利なアイテムですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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コメント

  1. subtle より:

    トランスミッターを経由してPCと接続をした場合、本機のマイク機能を使用することはできそうでしょうか?
    トランスミッターが送受信両対応なのかがわからなくて、教えて頂きたいです。