8,000円の7インチ手のひらタブレット「Vankyo MatrixPad S7」レビュー!【Fire 7競合のゴロ寝タブレット】

今回は、格安タブレットを多数リリースしているVankyoの小型タブレット「Vankyo MatrixPad S7」をレビューしていきます。

MatrixPadシリーズの中で最小サイズで、昨今めっきり減ってきた7インチです。

MatrixPad Sシリーズは、↓のように10インチのS10/20/30、8インチのS8と、今回レビューするS7があります。これでコンプリートです。

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アマゾンの↓のページで、通常税込8,999円で販売されています。

記事執筆時点では1,000円OFFクーポンが適用できますので、7,999円となります。

サイズも価格も一番低い(小さい)「愛情サイズ」のS7、さっそく見ていきましょう!

外観とスペック

箱も小さく、本体のほかに、充電用のUSB Type-A to micro USBケーブル、マニュアルが同梱されています。

マニュアルはVankyoなので日本語対応しています。

スペックは下記の通りです。

  • CPU:SC7731E Cortex A7 1.3GHz(クアッドコア)
  • GPU:Mali T820
  • RAM:2GB
  • ストレージ:32GB
  • ディスプレイ:7.0インチ(1024×600)
  • カメラ:リア5MP/フロント2MP
  • 通信:Wi-Fi 802.11 b/g.n 2.4GHz、Bluetooth 4.2
  • バッテリー容量:2,900mAh
  • OS:Android 9 Pie

完全なエントリースペックです。

チップセットはSC7731E、Cortex A7は、MatrixPad S10、S8と並んで最エントリー級です。

ディスプレイ解像度は1,024×600と近年あまり見なくなったWSVGA。

バッテリー容量は2,900mAhとこれもコンパクトスマホ級。

スペック表から明らかなように、↓のAmazon Fire 7タブレットの競合機となっています。

解像度をはじめとするスペックや価格帯はとても似ており、RAMが2GBである点が勝っています。

つまり、主用途は電子書籍を想定しています。

後ほど見ていきますが、使い方によっては結構便利です。

本体は↓のように片手でしっかりホールドできるコンパクトサイズ。

背面はプラスチック感が強く、典型的な廉価タブレットのデザインです。

タブレット上部には、イヤホンジャックと充電用のmicro USB、microSDカードスロットが搭載されています。↓

右側面に、電源ボタンと音量ボタンがついていますよ。↓

重量は実測で253gとなっています。重めのスマホと同じくらいですが、7インチサイズなので、持った印象は軽いです。

サイズ比較

いくつかの端末とサイズ比較をしてみましょう。

6.4インチのOPPO Reno Aと比較すると、↓のようになっています。

ベゼルが厚いので本体は二回りほど大きくなっています。

iPad mini 5と比較すると、↓のように幅・高さともだいぶ小さくなっています。

左右ベゼルはiPad miniの方が細いですが、上下は本機の方が細くなっています。

手に取った印象は、「大ぶりなスマホ」です。かつてファブレットという言葉がありましたが、ちょうどあんな大きさです。

実際の使い勝手:意外にけっこう便利ですよ

まずはベンチマークを見ておきます。

Geekbench 5では、シングルスコアが67、マルチスコアが252と、言わずもがなのロースコアです。

ゲームを快適に、といった使い方は難しいです。

操作は、ヌルサクではありません。タスクの切替や新しい画面を表示する時にはワンテンポ遅れます。ただ、使えないほど遅くもありません。意外に動くかも?という印象。

画素密度も低く、画面は鮮明とはいえません。

ただ、文字は細かすぎず、読みやすいです。

活字本もそうですが、↓のようにマンガも十分に鑑賞に堪えます。

高精細な映像を見るような用途には向きませんが、解像度を必要としない電子書籍の閲覧には、むしろ好都合な特徴をいくつか備えています。

まず解像度が低いため、バッテリーの持ちがいいです。

2,900mAhでも最大8時間駆動で、使っていてもバッテリーの減りが早いとは感じません。

スペックを抑えて本体が軽いため、ごろ寝用途でも疲れません。

ベゼルが厚いということもありますが、本体は持ちやすく、画面も一般的なスマホよりは大きいので、リラックスして本を読むのには最適です。

頑張ればポケットにも入りそうなコンパクト筐体、キズを気にしなくてもいいプラスチック外装で、値段の安さも相まって、多少手荒に扱ってもドキドキしません。

つまり、電子書籍を閲覧し、たまにネットで調べ物をするといった用途には、とても便利な特徴を備えています。

一言で言えば、Kindle Fire 7の2GB RAM/32GBストレージバージョンです。Fire 7と同じような用途のためのタブレットです。

そういった用途のための格安タブレットが欲しい方には、ピッタリだと思います。

MatrixPad S7は、アマゾンの↓のページで、通常税込8,999円で販売されています。

記事執筆時点では1,000円OFFクーポンが適用できますので、7,999円となります。

電子書籍のための格安小型タブレットが欲しい方は、チェックしてみてください。

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