スマートフォンなどに使われるSnapdragon 850を搭載したWindowsタブレットPC「PIPO W12」が販売開始されました。
これまで、Snapdragon搭載Windows機はレノボなど一部の大手メーカーからしか出ていませんでしたが、ODMメーカーによる格安機が登場した形です。
価格は、送料込み最安値がAliExpressのこちらのページで46,959円+送料1,140円。次いでBanggoodのこちらのページで、51,612円(送料無料)です。
ペンとキーボードカバーは別売り。
だいぶ安いです。
スペックは下記の通り。
- CPU:Snapdragon 850
- GPU:Adreno 630
- ディスプレイ:12.3インチ(2880 x 1920)IPS
- OS:Windows10
- RAM:8GB DDR4
- ストレージ:256GB eMMC
- 拡張ストレージ:microSD(nano SIMの2枚目と排他)
- カメラ:リア13MP、フロント5MP
- バッテリー容量:5,000mAh
- サイズ:292 x 208 x 9.6mm
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:5.0
- 対応バンド:TD-LTE、LTE FDD、WCDMA、SCDMA
- SIM:デュアルSIMデュアルスタンバイ
- 重量:810g
まずディスプレイが2,880 x 1,920と高解像度で、メモリも、ストレージがeMMCですが、8GB/256GB積んでいます。
microSDやデュアルSIMにも対応しています。
重量は810gと軽量。バッテリー容量が5,000mAhと少なめですが、そこはスナドラ搭載機なのでIntel CPU機の同容量よりは駆動時間は長いでしょう。
筐体は↓のようにwebカメラとWindowsボタンがついた一般的なものです。
また、背面にはフレーム式のスタンド機構を備えています。
キーボードとペンは別売りで、↓のようにSurfaceによく似たデザイン。これはレンダリングでなく実機写真です。
ARM Windowsは、Armネイティブアプリは問題ないですが、Win32アプリの動作はエミュレーションを介すので重くなります。このスペックで多くのアプリが実用に耐えるスピードで動くとは考えない方が良いでしょう。
というわけで、普通のWindows PCを買うノリで手を出すのはやめておきましょう。
そこは今後、WindowsのArm環境が整っていくことを願うしかありません。
そんなのは百も承知の上で、Arm版Windows機を格安でゲットしたいのだ、という方ならもちろん問題ありません。
一方で常時接続やバッテリー駆動時間などの強みもあります。
何よりこの価格でスナドラ850搭載Windowsがゲットできるというのは驚きです。
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