先日まで、KickstarterとIndiegogoでクラウドファンディングが実施されていた↓の横長モニター「Lukos」。3840×1100と4K高解像度ながら32:9という驚きの横長ワイドなアスペクト比を持ったユニークなモニターです。
こちら、クラウドファンディグ終了後も購入できるIndiegogoのInDemandで、419ドル(約48,000円)でこちらで販売されています。
クラファン価格も、4万円台でした。
一方で、すでにAliExpressではこちらのように2万円台でほぼ同じモニターが大量に販売されています。
Lukosは↓のようにポート類が豊富で、AliExpressで販売されているものはここまで多くのポートは搭載されていません。
ただ、いずれも3840×1100の32:9で4Kというのは同じなので、同じパネルを使ってLukosを含めて、様々な会社が販売している模様。
ASUSなどがこのパネルを使ったゲーミングノートPCを製造していて、それを使い回した製品が出てきているようです。
対応していないゲームもありますが、対応していれば一般的なモニターよりも左右に表示情報が多くなります。特にFPSなどでは、有利になるでしょう。
このように、中国メーカーが余った部材や在庫を流用して、中国以外の市場で高く売るためにクラウドファンディングを使っているとみられる事例が増えています。
クラウドファンディグだけで判断するのではなく、AliExpressなど直接購入できるサイトでの流通状況と照らし合わせる必要がありそうです。