今回は、One-Netbook社の新型ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2」をお借りしたのでレビューしていきます。
左右コントローラーが着脱式になっており、ゲーム機・タブレット・ノートパソコンの3種類の使い方ができる3-in-1機で、Ryzen 7 6800U搭載でパフォーマンスも高くなっています。
現在、アマゾンでは↓のページで16GB/1TB版が166,000円、32GB/1TB版が182,000円、32GB/2TB版が198,000円で販売中。
なお、正規代理店のハイビーム公式ストアでも、ブラックがこちら・ホワイトがこちらで販売中。 157,700円~なので、公式ストアの方が安くなっています。
それでは見ていきましょう!
外観とスペック
本体は、前面にXbox式のゲームコントローラーがついています。
スペックは、Zen3+アーキテクチャで8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 6800U、RDNA2アーキテクチャのAMD Radeon 680M GPU、16GB/32GB LPDDR5 RAM、1TB/2TB PCIe3.0x4 NVMe M.2 2280 SSD、8.4インチ(2560×1600)IPSディスプレイ、17,100mAhバッテリー、Windows 11 Home、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.2となっています。
ディスプレイは10点マルチタッチで4,096段階筆圧検知ペン対応(別売)。マグネット着脱式のキーボードカバーもオプションで購入できます。
バッテリーは65.5Wh/3.85V。ジャイロは6軸(3軸ジャイロ+3軸加速度)、振動デュアルモーター、Harman認証デュアルステレオスピーカー内蔵です。
本体サイズは310x127x23-40mm。
ジョイスティック部と下部装飾部はLEDライティングします。
上部にはショルダーボタン4つに加えて、USB3.0 Type-A、USB4.0 Type-C、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット。
背面を見ると、収納式スタンドと空気穴、コントローラー着脱ボタンです。
底面にはUSB3.2 Type-Cポートとスピーカー穴です。
スタンドは最大で↓まで開きます。
重量は実測で864g。
タブレットモードがイイ
本機はコントローラー部を取り外して、WindowsタブレットPCとして使うことができます。
↓のような8.4インチのコンパクトでハイパフォーマンスなWindowsタブレット。
お弁当箱的厚みがあるものの、持ちやすく、これはこれでタブレットPCとして使いやすいと感じました。4,096段階筆圧検知ペン対応なのも○です。
もちろんスタンドさせて使うことも。
純正キーボードカバーを使っても良いですが、ThinkPadキーボードなどの優れた外付けキーボードを使っても捗ります。
タブレット部だけだと重量715gです。片手で使うには少し重めですが、とにかく処理性能が高いので使い出があります。
iPad mini、Steam Deck、Nintendo Switchとのサイズ比較
続いて他の有名なデバイスとサイズ比較をしておきます。
まずはiPad mini 6から。画面サイズは同じ8インチクラスですが、本機の方がワイドになっています。↓
厚みはだいぶ違います。
↓は左からSteam Deck、本機、有機EL版Nintendo Switchです。Steam Deckとだいたい同じくらいのサイズ感。
厚みもSteam Deckによく似ています。↓
実際の使い勝手
ディスプレイは2.5Kと高解像度で8.4インチとコンパクトなので、デフォルトでは拡大率250%に設定されています。
見やすいのですが、↓のように表示領域も狭くなります。
いくつか試してみて、175%が好みでした。十分に読めるレベルの大きさで、かつ画面を広く使えます。↓
↓は175%でデイリーがジェトを表示したところ。表示スピードは非常に速く、視認性もワンダフルで、ディスプレイのスワイプ・タップ操作も快適です。
スピーカー音質が良好なので、↓のように動画を見るのにも最適。スタンドがついていますので、動画視聴用タブレットPCとしても優れています。
Ryzen 7 6800U搭載ポータブルゲーミングPCのゲームプレイ動画は無限に出ていますので割愛しますが、画質調整すれば動かないPCゲームはほぼありません。画面サイズが8.4インチなので、細かい文字が大量に表示されるようなゲームには向きませんが、FPSやRPG、レーシング、アクションなど多くのジャンルのゲームを快適プレイできます。
上部の3つのボタンを押すと、それぞれWin+Dのデスクトップ表示、タッチキーボード表示、↓の「GAME CENTER」起動ができます。
「GAME CENTER」はOne-Netbookオリジナルソフトで、CPUの消費電力やGPUの周波数、ファン回転速度、解像度、輝度、振動レベルなどを調整できます。
ベンチマークスコア
続いてベンチマークスコアを見ておきます。
FF14ベンチは、「標準品質(ノートPC)」のFullHD設定で、「快適」の9,325でした。問題なくプレイ可能。
CINEBENCH R23は、シングルコアが1,505pts、マルチコアが8,575ptsです。
シングルコア、マルチコアそれぞれのランキングは↓の通りです。Ryzen 7 6800Uはパフォーマンスに優れています。
ストレージ読み書き速度のCrystalDiskMarkの計測値は↓の通りです。
3-in-1で使い勝手良好なポータブルゲーミングPC
以上、One-Netbook社の新型ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2」を見てきました。
ハイパフォーマンスなだけでなく、熱やファン音も初代より抑えられており、引き続き高精細なディスプレイやハイクオリティなサウンドも健在。
コントローラーの使い勝手もさることながら、Windowsの操作もより自然にできるように改善・進化しています。
ゲーム用はもちろんのこと、コントローラー着脱可能な点を活かして、Windowsタブレットとして、あるいはSurface風にノートパソコンとして使うことも可能な、魅力的な一台に仕上がっています。
ハイパフォーマンスな小型機をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
本機は現在、アマゾンでは↓のページで16GB/1TB版が166,000円、32GB/1TB版が182,000円、32GB/2TB版が198,000円で販売中。
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