iPad Airより軽量でwidevine L1な新型2万円台セルラータブレットレビュー!【N-One NPad Pro】

今回は、多数の廉価AndroidタブレットをリリースしているN-Oneの新機種「N-One NPad Pro」をレビューします。

N-Oneは、これまで↓の2機種をレビューしてきました。

今回は、新登場した1万円台Androidタブレット「N-one NPad Air」をレビューします。 1万円台ながら、FullHD+デ...
今回は、新型の廉価Androidタブレット「N-One NPad Plus」をレビューしていきます。 ↓でレビューした「N-One N...

今回の「N-One NPad Pro」は、iPad Airよりも軽量でコンパクトなボディながら、SIMに対応し、UNISOC T616搭載で廉価機の中ではパフォーマンスも高め。さらにwidevine L1にも対応していますので、有料動画サブスク視聴にも。

それでいて、アマゾンの↓のページで定価33,900円のところ、現在9,000円OFFクーポンが適用できて、差し引き24,900円で購入できます。

高コスパなタブレットになっていますので、さっそく見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は、↓のように本体、USB-Cチャージャー、USB-Cケーブル、SIM/microSDスロットピン、マニュアルです。

チャージャーは20wのコンパクトなサイズ。

USB-Cポートが1つだけついていて、付属のUSB-Cケーブルを挿して本体を充電します。もちろんこれを使わずとも、手持ちのUSB-Cチャージャーやモバイルバッテリーでも充電できます。

マニュアルは日本語にも対応しています。

10.4インチでベゼルも狭めなので、本体は片手で持てるコンパクトさ。

スペックを見ておきましょう。

SoCはCortex-A75 x2とA55 x6のオクタコアであるUNISOC T616、8GB LPDDR4 RAM、128GB UFSストレージ、10.36インチ(2000×1200)IPSディスプレイ、リア13MPフロント5MPカメラ、6,600mAhバッテリー、Android 12となっています。

最大1TBのmicroSDカードスロット、デュアルバンドWi-Fi、Bluetooth 5.0、GPS対応、デュアルnano SIMによるモバイルデータ通信対応となっています。

バッテリーは、18wのUSB PD急速充電に対応。センサ類は、加速度、光、近接を搭載。ジャイロは非搭載です。

背面はメタル外装で、シングルカメラのシンプルデザイン。シール部に技適マークと技適番号が貼られています。

上部には2スピーカー穴とmicroSD/SIMスロット。

付属のピンでスロットを開けると、↓のように出てきます。microSD+nano SIMもしくはnano SIM x2の排他方式。

逆側には2スピーカー穴です。長辺上下に計4スピーカー穴がついています。

短辺の片方にはポート類ありません。

逆側には、USB-Cポートとリセットボタン、電源、音量ボタンです。

重量は実測で435g。iPad Airは460gくらいありますので、それより軽くなっています。

実際の使い勝手

実際の使い勝手を見ていきましょう。

まずはおなじみデイリーガジェットを表示。スピードも視認性も悪くありません。有機ELのような鮮やかさはありません。

片手で握れるコンパクトボディは、コンテンツ視聴やウェブ閲覧に便利です。

実際、iPad Airと比べてみると、長辺はほぼ同じで、短辺は本機の方がかなり短くなっています。

YouTubeを見ると、16:9の動画は上下に黒帯が入ります。

スピーカー音質は、とても良いというほどではないものの、安っぽさはなく、普通に聴けます。音量を上げても音割れなどはありません。

UNISOC T616搭載ということで、Apexなどのゲームも(高画質は無理ですが)問題なくプレイ可能。

widevine L1を活かした動画視聴、ウェブ閲覧、ゲームなど、一通りのコンテンツ視聴に問題なく活用できる仕上がりです。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきましょう。

Geekbench 6は、シングルコアが437、マルチコアが1,565です。

ストレージはUFSということで、↓のように特に読み込みはeMMCよりもかなり速くなっています。体感速度が軽快なのは、UFSストレージだからという要因も大きいです。

高コスパタブレットの代表選手

以上、N-Oneの新型Androidタブレット「N-One NPad Pro」を見てきました。

ディスプレイの鮮やかさや音質、処理性能など、もちろん上を見るときりがありません。本機よりもそれらが優れたタブレットは、特にGalaxy Tab S8シリーズやXiaomi Padシリーズなどいくつかあります。

ただそれらは安くても4~5万円、Galaxyは10万円超えになります。本機は、現在のセール価格である2万円台半ばであれば、十分に元が取れるクオリティに仕上がっているでしょう。

重いゲームを高画質でバリバリプレイしたいといった用途には向きませんが、ウェブ閲覧や動画視聴などを寝転んで楽しみたいといった用途には、その軽さ・コンパクトさも相まってハマるでしょう。

というわけで、廉価Androidタブレットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

本機はアマゾンの↓のページで定価33,900円のところ、現在9,000円OFFクーポンが適用できて、差し引き24,900円で購入できます。

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